JIM DUNLOP / EP103 Echoplex Delay

テープエコーを再現したディレイとブースターを組み合わせればよりリアルなテープエコーサウンドが手に入る

2022年3月25日空間系,ディレイ

テープならではの音の柔らかさや音の太さで人気のテープエコー。

本物のテープエコーを使用してる人は現代ではほとんどいませんが、Jim Dunlopなどの各社から発売されているテープエコー系ディレイペダルと、テープエコー系ブースターを組み合わせれば今でもあのサウンドを再現できます。おすすめはやはりこれでしょ!

JIM DUNLOP / EP103 Echoplex Delay


テープエコーとは

ブライアン・メイエドワード・ヴァン・ヘイレントミー・ボーリンジミー・ペイジエリック・ジョンソンマイケル・シェンカーチャーらも愛用していたテープエコー。

テープエコーのサウンドを再現したディレイとブースター

テープエコーとは文字通り、ギターの音をテープに録音し瞬時に再生することでやまびこ(エコー)効果を発生させるエフェクター。

 

そのサウンドはテープゆえに回転ムラによる音の揺れ(モジュレーション効果など)や音の濁りが発生しますが、逆にそれが音の暖かみであったり、柔らかさであったりといった効果で人気のあったエフェクターでした。

 

ただし、カセットテープを使っていた世代の方は分かると思いますが、ヘッドの清掃などメンテナンスが大変、、、ということで現代ではそのテープエコーの音を再現したディレイがたくさん発売されています。

さらにテープエコーにはもう一つの良さがあって、ブースター/プリアンプとして非常に優秀な点。

エコーの使用に関係なく、テープエコーを繋いでおくだけでギターの音がナチュラルにブーストされ音が太くなると別の意味でも人気があったんですね。

 

そんなテープエコーのプリアンプ部を再現したブースターも発売されています。

昔のテープエコーは手に入れたとしてもメンテなどが大変ですが、このテープエコー系ディレイとテープエコー系ブースターを組み合わせれば昔のテープエコーを手に入れたのと同じになります>ホントか??

 

 

代表的なのはこの組み合わせ

テープエコー系サウンドのディレイおすすめ

JIM DUNLOP / EP103 Echoplex Delay
JIM DUNLOP / EP103 Echoplex Delay

テープエコー系サウンドのブースターおすすめ

JIM DUNLOP / Echoplex Preamp
JIM DUNLOP / Echoplex Preamp

上のEP103 Echoplex Delayのディレイタイムは通常使用だと65~750msとちょっと短いですが、外部タップテンポ・スイッチを接続することで最大4000msのディレイタイムが得られるということなので問題なし。

 

下のEchoplex Preampはオリジナルエコープレックス同様ゲインは+11dBまでなので少々物足りないという方におすすめはこれ。

MXR / M293 Booster Mini
MXR / M293 Booster Mini

同じくエコープレックス系のブースターですが、ブースト量は+25dBまでアップしています。トーンが付いているのも良いですね。

もちろんそれ以外でも

XOTIC / EP BOOSTER
XOTIC / EP BOOSTER

こちらもブーストレベルは最大20dBと、MXRに引けを取りませんね。

内部のディップスイッチでミニマムゲインの調整が出来るのも👍

 

2つのペダルのつなぎ方

ディレイとブースター2つのペダルでEchoplexを再現するなら前にブースターを繋いで後ろにディレイが良いのかな??逆につなげるのも2台だからこその利点ですね。

 

ということで▼特集ページです。

※この中ではBOSSのディレイ RE-202やRE-2が気になってます。この2つのペダルはペダルを踏み続けることで発振状態を作り出せるツイストモードや、エフェクターアウトにアナログ・ドライ・スルーとRE-201の持つユニークなプリアンプのシミュレート・サウンドを選択出来る点も魅力的。

 

特にディレイ音をシュワシュワと発振される機能はトミー・ボーリン・ファンの私としてはいつかは手に入れてみたい一品なのです😘

BOSS RE-202 Space EchoBOSS RE-2 Space Echo