テープエコー系ブースターまとめ
Maestro Echoplex/エコープレックスのプリアンプ部のサウンドを再現したテープエコー系ブースターまとめ。おすすめはこちらから。
おすすめのエコープレックス系ブースターはこちらから。
エコープレックスとは
エコープレックス / Echoplex とはテープエコーの代表機種で、テープエコー=文字通り入力された音をテープに録音し瞬時に再生することでエコー(やまびこ)効果を発生させるエフェクター。
今どきのディレイペダルと違い、モーターでテープを回転させるために、回転ムラによる音の揺れ(モジュレーション効果など)や音の濁りや劣化が発生してしまいますが、逆にそれが音の暖かみであったり、柔らかさであったりといった効果が得られるためにテープエコーのサウンドはいまだ人気があります。
Maestro Echoplex EP-3 Solid State Tape Delay:
暖かなとても良い音です👍
Maestro Echoplex その他の動画はこちら (動画)
テープエコーのもう一つの魅力
アナログならではのナチュラルなディレイサウンドがテープエコーの素晴らしいところですが、テープエコーにはもう一つの魅力があります。
それはブースター/プリアンプとして非常に優秀であるということ。
エコーの使用に関係なく、これらのテープエコーは繋ぐだけでギターの音がナチュラルにブーストされ、音が良くなると70年代~80年代のギタリストの一部で人気がありました。
テープエコーの愛用者には、ブライアン・メイやエドワード・ヴァン・ヘイレン、トミー・ボーリン、ジミー・ペイジ、エリック・ジョンソン、マイケル・シェンカー、チャーなどがいましたが彼らはテープエコーとしての機能もさることながら、ブースター/プリアンプとしての音の良さにも注目して使用していたのかもしれません。
テープエコー系ディレイの特集はこちらから:
JIM DUNLOP
Echoplex Preamp
Echoplex Preampはそのままズバリ!Maestro(マエストロ)のエコープレックスEP-3のプリアンプ(バッファ)部分を独立させたエフェクター。
FETを使用したそのオリジナル回路レイアウトをそのまま再現し、ゲインを+11dBまでアップ。
エコー機能はありません。
同じJIM DUNLOP ( ジム・ダンロップ )から発売のテープエコー部を再現した EP103 Echoplex Delay とペアで使用すればMaestro Echoplex の完成です。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – JIM DUNLOP Echoplex Preamp (動画)
JIM DUNLOP / EP101 Echoplex Preamp【デジマートNew Gear Showcase】:
XOTIC
EP BOOSTER
こちらも同じくMaestro Echoplexのプリアンプ部を再現したブースター。
シンプルな1ノブ仕様ながらブーストレベルは最大20dB。内部のディップスイッチでミニマムゲインの調整、ブライトスイッチのON/OFFの調整が可能です。
※出荷時は+3dBのゲインON(ツマミ0でも3dbのゲインアップ)と、ブライトスイッチON。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – XOTIC EP BOOSTER (動画)
Xotic EP Booster:
MXR
M293 Booster Mini
人気の JIM Dunlop Echoplex Preamp の唯一の欠点であったBoost幅+11dBを、MXRのテクノロジーにより+25dBまでアップ。
さらにトーンコントロールを追加することで幅広いジャンルに対応。
また、内部のトリムポットでEchoplex Preampサーキットのアウトプットをコントロールすることが出来ます。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – MXR M293 Booster Mini (動画)
MXR Booster:
CATALINBREAD
Epoch Boost
Epoch Boostはテープエコーの名機、MaestroのEchoPlex EP-3のプリアンプ部を再現したブースター。
EchoPlex/エコープレックスはテープエコーの機能だけでなく、繋ぐだけで音が太くなると70年代のギタリストに人気のあったペダルです。
ONにすると最大20dBのブーストが可能になります。
トゥルーバイパス/バッファ切り替え可能。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – Catalinbread Epoch Boost (動画)
It Simply Makes Your Rig Sound Better:
音が太く艷やかになりますね。
これは常時ONで使いたいブースター/プリアンプです。同社のテープエコー系ディレイ Belle Epochと組み合わせれば現代版EchoPlex EP-3の完成です!
BOSS
BP-1W ( Booster / Preamp )
BOSS BP-1W Booster / Preampは、エコープレックスではないですが、同じテープエコーのRoland RE-201 Space Echoと、BOSS CE-1 Chorus Ensembleのプリアンプ部を再現したブースターペダルになります。
技 WAZA CRAFTから発売:
歴史的な名機、BOSS CE-1 Chorus Ensembleと、Roland RE-201 Space Echoのプリアンプ部を現代の匠の力で再現しています。
プリアンプサウンドをフルアナログ回路で実現:
BOSS CE-1 Chorus Ensembleと、Roland RE-201 Space Echoのプリアンプ回路をフルアナログ回路で再現しています。
3種類のモードを搭載:
- CE:
BOSS CE-1 Chorus Ensembleのプリアンプサウンドが得られるモードです。鈴鳴り感のあるブライトなサウンド・キャラクターを付与します。 - RE:
Roland RE-201 Space Echoのプリアンプ・サウンドが得られるモードです。温みのあるファットなサウンド・キャラクターで、GAINを上げると心地の良いサチュレーションが加わります。 - NATURAL:
フラットにブーストを行う、レンジの広いモードです。
STANDARD / VINTAGE 異なる2種類のバッファ:
BP-1Wは、背面に搭載されたBUFFERスイッチで、適用されるインプット・バッファのタイプを切り替え可能です。
- STANDARD:
プレミアムなバッファによるピュアなギタートーン。 - VINTAGE:
入力インピーダンスがより低くなるため、滑らかなボリューム・カーブと温かみのあるトーンを得ることができます。
※VINTAGEバッファを使用する場合、パッシブ・ピックアップを搭載したギターから直接INPUTへ接続すると、その効果を最大限活かすことが可能。エフェクト・オフ時は常にSTANDARDバッファが適用されます。
コントロール:
- LEVEL:ブースト量/音量をコントロールします。
- GAIN:サチュレーションをコントロールします。
こだわりのメイド・イン・ジャパン:
安心の長期5年保証:
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube – BOSS BP-1W (動画)
CE-1 & Space Echo Preamps in a Pedal | BOSS Waza Craft BP-1w:
BOSSから久しぶりのブースターが発売です。
RE、CE、NATURALどれも素晴らしいですが、私は太くてミッドにややピークのある?REモードが気に入りました。
ブースト量は不明ですが、動画を見る限りかなりあると思います。
STRYMON
DECO
STRYMON DECOは、エコープレックスではありませんが、テープデッキの入力レベルを上げることで生まれるテープサチュレーションによるコンプレッションの効いた柔らかなサウンドを再現したブースター&ディレイペダルです。
※写真は旧モデル
向かって左側のつまみがテープサチュレーションのシミュレートのコントロールとなっており、SATURATIONツマミを回すことで、クリーンなブースト効果からコンプレッションの効いたオーバードライブ・サウンドまでを出力。
向かって右側のつまみがダブルトラッカー(ディレイ)のコントロールで、テープフランジング、ダブルトラックコーラス、スラップバック、テープエコー(ショートディレイから500msのロングディレイまで)のエフェクトを調整します。
ステレオで出力すればその効果は倍増します。
STRYMON DECOはV2になりコントロールが一新され(新たにToneノブを搭載)。
さらにUSBポートやMIDIジャック、エクスプレッションペダル接続端子を搭載しています。
詳細を見る
posted with カエレバ
YouTube | STRYMON DECO (動画)
Deco Tape Saturation & Doubletracker pedal:
ここまで柔らかく、かつ音の太いブースターというかオーバードライブはちょっと見たことないです😍
右側のSaturationツマミを回すことで、コンプレッションの効いたブーストからオーバードライブサウンドまでが得られるようになっています。
ギターのボリュームの追従性も良いですね 💯
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません