定番から最新モデルまで!音を元気にする高品質バッファー完全ガイド

おすすめのバッファーペダルまとめ。バッファーとは、ノイズの影響を受けやすいハイインピーダンス信号をノイズに強いローインピーダンス信号に変換し音を強く元気にするエフェクターです。
とても地味なエフェクターですが、ライブなどで長いケーブルを使う方、エフェクターをたくさんつなぐ方には重要なアイテムです。
- 1. バッファーとは
- 2. おすすめバッファー
- 2.1. Beyond Tube Buffer
- 2.2. CREWS BUFFOUT
- 2.3. EMPRESS EFFECTS buffer / buffer+
- 2.4. PROVIDENCE VITALIZER
- 2.5. MXR MC-406 CAE Buffer
- 2.6. One Control Minimal BJF Buffer
- 2.7. SHINS MUSIC MIGHTY BOOST
- 2.8. SUHR BUFFER
- 2.9. TC ELECTRONIC BonaFide Buffer
- 2.10. TRUETONE PURE TONE
- 2.11. XOTIC Super Clean Buffer
- 2.12. XOTIC Super Sweet Booster
バッファーとは
バッファー(Buffer)とは、ギターなどの楽器信号を安定させるために使用される機器です。特にギターの信号はハイインピーダンスであるため、外部ノイズの影響を受けやすく、長いケーブルを使用したり、多くのエフェクターを接続したりすると、音質が劣化し、音がこもったり鈍くなることがあります。このような状況を改善するために、バッファーを使用することで、信号の劣化を防ぎ、音質をクリアで安定した状態に保つことができます。
バッファーの効果がよくわかる動画
「バッファーって何?」という方は、以下の動画を見てみましょう(日本語字幕をONにすると、より分かりやすいですよ)。
実際にはありえませんが、100mのケーブルを繋いだ場合に音が劣化し、モコモコしたギターの音がバッファーを通すことでどのように改善されるのかを紹介した動画です。
Bonafide Buffer – official product video:
これがバッファーの実力です!
バッファーは専用機でなくてもOK!
このページは「おすすめのバッファー」を紹介しているページではありますが、実はバッファーは必ずしも専用機である必要はありません。
例えば、BOSSやIBANEZの電子スイッチ式のエフェクターは「バッファードバイパス」機能で、エフェクターをオフにしている状態でもバッファーが効いています。これにより、ライブなどで長いケーブルを使用したり、エフェクターを多く繋いだりする場合でも、信号の劣化を防ぐことができます。
さらに、トゥルーバイパス式のエフェクターでも、エフェクターON時にはバッファー回路が通るため、音質変化が少ないブースターなどを常時ONにしておくことで、バッファーと同じ効果も得られます(オフにするとハイインピーダンスに戻ります)。
ただし、電子スイッチ式のエフェクターは「質の低い」場合が多く、そのエフェクターを通しただけで「バッファー臭い音」になったり、音が変わりすぎてしまうこともあります。
そこで、登場するのがバッファー専用機です。
PROVIDENCE VITALIZER WV
こちらで紹介するバッファーは、音質変化を最小限に抑える高品質タイプなので、ギター直下(エフェクターの前)に繋ぐことで、音質の劣化を防ぐことができ、また、ブースト機能やトーン補正機能を備えたバッファーでは、音を大きくしたり艶やかにする効果も得られます。
動画を参考にしながら、いろいろなバッファーペダルを調べてみてください。きっと、自分にぴったりのバッファーが見つかるはずです。
おすすめのバッファーはこちらから。
おすすめバッファー
Beyond Tube Buffer
Tube Bufferは、Erectro-Harmonix社の真空管(12AU7 EH)を搭載のバッファーです。
ボディーサイドには真空管サウンドをプラスするTube Boost ボリュームを搭載し、ミニマムの状態では、「入力1:出力1」に設定されており、クリーンサウンドのまま「真空管らしいサウンド」を付加します。
ボリュームマックスでは、そのサウンドに「真空管による増幅」が加わり、きらびやかで立体的なサウンドへと変身させます。
トゥルーバイパス。
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YouTube – Beyond Tube Buffer+ (動画)
Beyond Tube Buffer+【真空管搭載バッファー】:
CREWS BUFFOUT
Crews buffoutは、9vまたは18vで動作可能なバッファーです。
入力された電源はbuffoutの内部で±12V動作に昇降圧(24V動作)する事で、入力段ヘッドアンプでの歪みを抑え余裕あるヘッドルームを実現します。
Crews buffoutは、インピーダンスを調整出来るつまみを搭載していることがポイントで、ヴィンテージファズなどシビアなファズサウンドの音質を微調整することも可能です。
また、ゲインブースト機能を搭載することで、最大+6dbのブーストも可能となっています。
DCスルーアウト端子は、入力されたDC電源をそのまま次のペダルへ送ることが出来る便利な機能です。
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YouTube – Crews buffout (動画)
EMPRESS EFFECTS buffer / buffer+
buffer:
bufferは、バッファー機能にチューナーアウト、エフェクトループが搭載されたバッファー/ブースターです。入力信号を複数の出力に分けるスプリッターとしても利用可能です。
buffer+:
buffer+は、+30dBのクリーンブースターと2種類のノイズフィルター機能を追加搭載したモデルです。
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YouTube – EMPRESS EFFECTS buffer (動画)
Empress Effects Buffer & Buffer+:
PROVIDENCE VITALIZER
Vitalizer VFB-1は、バッファー機能搭載のブースターです。
バッファー回路:
VFB-1は、エフェクトをオフにしている場合でもバッファー回路が通っており、信号の品質を維持し、ロングケーブルや他のエフェクトによる信号劣化を防ぎます。
音質重視のブースター:
前段のVITALIZER回路でローインピーダンス化したサウンドを、最大20dB(聴感上10倍程度)までレベルコントロールすることができます。
BOOSTボリュームの機能のみをON/OFFし常にブースト回路を通過する独自の切り替え方法により、大きくブーストさせてもほとんど音色が変わらない設計になっています。
VITALIZERのラインナップ:
VITALIZERはVFB-1のほか、バッファー機能のみのモデルもラインナップされています。
VITALIZER WV(VZW-1)はギター用、VITALIZER BF (VZF-1)はベースギターまたは多弦ギター用に最適化されたモデルです。
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YouTube – Providence VFB-1 (動画)
MXR MC-406 CAE Buffer
MC-406 CAE Bufferは、最大+6dBのブーストとHiカット/Lowカットのコントロールが可能なバッファーです。
通常のバッファード出力に加え、バッファード/アンバッファードが選択可能な出力も装備しているので、チューナー用などへのパラレル出力としても便利です。
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YouTube – MXR MC-406 CAE Buffer (動画)
One Control Minimal BJF Buffer
Minimal BJF Bufferは、BFJ製のプログマラブルスイッチャーにも搭載されている高品位なバッファーです。
バッファー機能のみのシンプルなBJF Buffer(左)の他、信号を分けるスプリッター回路搭載のMinimal Series BJF Buffer Split(右)がラインナップされています。
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YouTube – One Control Minimal BJF Buffer (動画)
SHINS MUSIC MIGHTY BOOST
MIGHTY BOOSTは、プレゼンス、ブーストというシンプルなコントロールのブースターです。ブースターとしての使用はもちろん、エフェクターの前段に置いてバッファーとしても使用できるようにローインピーダンスで設計されています。
Boostノブを0にすることでバッファーアンプとして機能します。
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YouTube – SHIN’S MUSIC MIGHTY BOOST (動画)

ゲルマニウムトランジスタ等を使用したFuzzやVintageタイプのWahの前段に接続してもペダルサウンドのキャラクターを維持できますとのことなので、クラシックロック好きは要チェックのブースター/バッファーですね。
製造は米国Dunlop社が行うとのことなので生産台数は多くなるのでしょうか?嬉しいですね!
SUHR BUFFER
Suhrの“Buffer”は、長年のノウハウから原音の音質劣化やノイズ干渉を防ぐだけでなく、グラウンドループを解消するためのアイソレーションアウトや、2台のアンプが逆相の際に発生する低中音域の減衰を解消するフェイズスイッチが搭載されています。
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YouTube – SUHR BUFFER (動画)
TC ELECTRONIC BonaFide Buffer
BonaFide Bufferは、音質劣化の心配なく長いケーブリングが可能の完全アナログバッファーペダルです。
Power failure mode(パワー・フェイリャー・モード)により、不意な9Vのパワー落ちの際に自動的にトゥルーバイパスに切り替えてくれる機能を搭載しています。
- 過酷なユースに耐える頑強な設計
- 超コンパクト・フットプリント
- 9 V/40 mA
- 高品位コンポーネントを使用
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YouTube – TC ELECTRONIC BonaFide Buffer (動画)
TRUETONE PURE TONE
TRUETONE PURE TONEは、極限までシンプルにした回路設計とハンドメイドによる極めて聴感上の変化の少ないバッファーです。単純に接続しただけでは変化が判りにくいですが、確実にノイズに強い信号に変換します。
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YouTube – TRUETONE PURE TONE (動画)

XOTIC Super Clean Buffer
Super Clean Bufferは、コンパクトな筐体にハイエンドバッファー機能と最大+12dBのブースト機能が組み込まれたペダルです。絶妙なトーンクオリティーを持つJRC4558チップを採用し、瞬時に変更が可能な側面にある4つのDIPスイッチでブーストのEQ設定が出来ます。(High/High Mid/Low Mid/ Low)。
※ブースト量の調整はON/OFFのLED部分のノブで行います。
※内部DIPスイッチによりBuffered(バッファード)とTrue Bypass(トゥルーバイパス)の切り替えもできます。
※Buffered(デフォルト)選択時は、ペダルOFFでもBuffer機能が働きます。
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YouTube – XOTIC Super Clean Buffer (動画)
XOTIC Super Sweet Booster
Super Sweet Boosterは、JRC4558を心臓部に採用したハイパフォーマンスクラスA プリアンプ/ブースター/バッファーです。ブースト量はダイナミックかつトランスペアレントなサウンドの最大+20dB(レベルはON/OFFのLED部分で調整)。
ボディー側面には4つのDIPスイッチがあり、EQ設定を変更可能です。
※内部DIPスイッチによりBuffered(バッファード)とTrue Bypass(トゥルーバイパス)の切り替えもできます。
※Buffered(デフォルト)選択時は、ペダルOFFでもBuffer機能が働きます。
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YouTube – XOTIC Super Sweet Booster (動画)
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