レビュー~Jersey Girl Middrangerは常時ONで使うミッドレンジブースター
Jersey Girl Middrangerとはミッドの帯域をYellow、Pink、Red、Green、Blueの5つの中から選択してブースト出来るエフェクターです。バッファー的に常時ONで使えます!
Jersey Girl Middranger
ミッドの帯域は高い方から、Yellow、Pink、Red、Green、Blueとなっていて、またTrebleやBassなど余計なコントロールは付いていないので、分かりやすく直感的に操作できるのでどなたでも簡単に使いこなせるミッドレンジブースターだとおもいます。
Middrangerの内部
丁寧な配線ですね。
オペアンプはJRC4580DDを使用し、増幅しているようです。
Middrangerの動画
サウンドはこちらから。
癖のないシンプルなサウンドが良いですよね。
Jersey Girl Middrangerの面白い使い方
実践で使えるのはYellow、Pink、Redの3つの帯域あたりかなと思いますが、Jersey Girl Middrangerには面白い使い方があります。それはLEVELを0にすること
Jersey Girl Middrangerは、LEVELを0にすると当然ですが一番レベルの小さな音になるのですが、エフェクトOFFの時よりも若干音が持ち上がります。
しかもYellow、Pink、Red、Green、BlueのCOLORつまみはどの位置にあってもLEVELが0ですので各COLORの色は付きませんので、エフェクターの一番前(ギター直下)に置けば、バッファー的に音痩せ防止に利用することが出来ます。
アンプ直とMiddrangerを通した音をセレクターで切り替えて聴き比べると、ほんの少し大きくなる位ですが、この音が結構素敵な音なんですよね。
OFFにするとちょっと物足りない的な?
これにトーンとかつまみがたくさん付いているペダルだと設定がややこしくなる😅
もちろんCOLORノブで選択したミッドレンジを持ち上げる使い方もおすすめですが、私はMiddrangerをエフェクタの前に置いて常時ONの状態でバッファー的に使うことをおすすめしたいです(上げたとしても各COLORの色がつかない程度)。
ミニマムゲインはいくつ(dB)くらいなのでしょうね?
同じような使い方ができるブースターとしては、テープエコーの名機Maestro Echoplexのプリアンプ部を再現したXOTICのEP BOOSTERがあります。
このペダルはシンプルな1ノブのブースターですが、内部のディップスイッチでミニマムゲインを調整できます(出荷時の設定はエフェクターのノブがOでも+3dB持ち上がるようになっています)。
以下の動画でEP BOOSTERのミニマムゲインを(3分2秒あたり)から聴くことが出来ますが、Middrangerはここまで上がりませんから+1dBくらいですかね?
Middrangerまとめ
Middrangerはバッファーとは違いますが、エフェクターをたくさん繋いだことによる音の劣化をほんの少しブーストすることで補う感じで使うのが好きです。
もちろん変な癖はないですから、歪んだアンプサウンドに対してCOLORを選んでレベルをぐっと上る(グラフィックイコライザーような)ミッドブースター的用途にも使えます👍80sのメタルぽい音が欲しいときにおすすめです。
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YouTube – Jersey Girl Middranger (動画)
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