ディストーション選びに迷っている方へ。本記事では、数多くのディストーションエフェクターの中から“本当におすすめできるモデルだけ”を厳選しています。
定番はもちろん、マーシャル系やメタル系など種類別にわかりやすく整理し、初心者はもちろん、マニアの方にも納得していただけるモデルを動画付きで幅広く掲載しています。
どれを選べばいいかわからない方でも、この中から自分に合う1台が見つかります。
さらに各セクションには、より詳しく解説した専門ページも用意しています。全体を比較しながら、気になるジャンルはぜひ深掘りしてみてください。

Wampler Pedals Golden Jubilee
更新履歴
- 2026年3月:Wampler Pedals Golden Jubileeを追加しました。
ディストーションとはこんなエフェクター
ディストーションは、オーバードライブよりも強い歪みが得られるエフェクターです。アンプがクリーンな状態でもしっかりと歪ませることができるため、ロックやメタルなどのジャンルで定番のエフェクターです。
おすすめジャンル:
ロック、ポップスはもちろん、アンプがクリーンでもよく歪むのでメタルには定番のエフェクターです。
ディストーションの種類
ディストーションと言っても多種多様ですが、当ページでは主に大きく3つのタイプに分けて紹介しています。
定番ディストーション:
当サイトおすすめのディストーション。これを買えば間違いなし!!
マーシャル系ディストーション:
ロックの歴史を作った英国のアンプ「Marshall」サウンドを再現したディストーションです。
メタル系ディストーション:
主にヘヴィメタルやハードロックで使用される、歪みを最大限に強調したディストーションです。クリーンな音からでもメタル特有の重厚感や攻撃的な音色を作るために設計されていますので、幅広い音作りが可能です。
ディストーションの使い方
まずは、ディストーションの代表的なモデルMXR DISTORTION+のサウンドを聴いてみましょう。
MXR / CSP104 ’73 Vintage Distortion+【デジマート製品レビュー〜THE定番】:
MXR DISTORTION+は1974年に発売されたエフェクターで当時はまだファズしかなかった時代。
当時のギタリストが音を歪ませるにはアンプのボリュームを上げるか、過激な歪みのファズを使うしかなかったときにこのサウンドは衝撃的だったようです。
小さな音でも、アンプのボリュームを上げたときのようなドライブサウンドが手軽に出せるということでプロギタリストはもちろん多くのギタリストを虜にしました。
ディストーションは、クリーンなアンプに繋いでもよく歪むのでロックなギタリストに愛用者が多いですが、歪みすぎてしまう故に、ノイズの問題に悩まされる方も多いようです。その場合はアンプの歪みとのバランスが大切で、ディストーションで歪ませる場合はアンプの歪みは控えめにしましょう。
また、ディストーションの音が硬く感じる場合は、アンプを少し歪せまると柔らかくなります。
おすすめのディストーションはこちらから。
定番ディストーション~迷ったらこれ!!
初心者から上級者までに愛用される定番ディストーションの紹介。迷ったらこれ!
MXR DISTORTION+

DISTORTION+は、ゲルマニウムダイオードを使用した明るくナチュラルな歪みが特徴のディストーションです。
DISTORTION+は、ランディー・ローズが愛用していたことで知られるディストーションなので、メタルギタリスト御用達のディストーションと思われがちですが、意外とフェンダーのツイードアンプライクなサウンドも持ちわせています。
MXR Distortion +:
今どきのよく歪むモダンなディストーションサウンドではありませんが、アンプのボリュームを上げたときのような歪みは癖になります。

BOSS DS-1


DS-1:
DS-1は、1978年にBOSS初のディストーションとして登場しました。ゲイリー・ムーアやスティーブ・ヴァイ、ジョン・ノーラム、カート・コバーンなど名だたるギタリストが愛用していることからも、その音色がいかに多くのプレイヤーに支持されてきたかがわかります。
DS-1は、荒くエッジの効いたディストーションサウンドを持ちながらも、歪ませても音が潰れすぎないので、キレのあるバッキングやソロに最適です。また、DISTつまみを絞りレベルを上げるブースターとしての使用も可能です。
- 特⻑的なトーン・コントロール:
DS-1は、単純にハイをカットする通常のトーン・コントロールとは異なり、TONEつまみひとつで非常に幅広いコントロールが可能です。時計回りに回すとハイが上がると同時にローが削られ、反時計回りに回すとローが上がると同時にハイが削られます。このユニークな設計により、エッジの鋭いリズム・サウンドからファットなリード・サウンドまで、ひとつのつまみで作り出すことができます。
DS-1X:
High、Low2バンドEQ搭載で、タイトな低域とパンチのある中高域を両立したDS-1Xも人気です。
DS-1W 技 WAZA CRAFT:
DS-1W 技 WAZA CRAFTは、スタンダード(S)/カスタム(C)の2つのモードを持つ新しいディストーションです。

- スタンダード:
オリジナルのDS-1サウンドのサウンドを再現したモード。 - カスタム:
DS-1のディストーションサウンドにミッドレンジをプラスしたモードでブースターにも最適。
BOSS DS-1 Distortion Pedal Demo by Pete Thorn – Sweetwater Sound:
クラシカルな歪みからモダンな歪みまで、古さを感じさせないまさに定番のディストーションです。スタックアンプを歪ませたようなレンジの広い歪みが特徴です。

PROCO RAT2

RATはディストーションですが、サウンドはファズに近く、長年トーンベンダー(ファズ)を愛用していたジェフ・ベックも乗り換えたほどの完成度です!
ラインナップ
- RAT2:
RATの後継モデル。軽いクランチから荒く激しいファズライクな歪みまで出力。 - LIL’ RAT:
サウンドと操作つまみはRAT2と同じながら、幅わずか2インチ(5cm)でRAT2の約半分のサイズになったLIL’ RAT。 - TURBO RAT:
RATと同じ回路でありながらクリッピングダイオードにLEDが使用され、よりアグレッシブな音を出力。 - You Dirty RAT:
クリッピングダイオードがゲルマニウムに変更されたヴィンテージRATに似たサウンド。 - FAT RAT:
低域のブーストと高域のカットを行うFATスイッチと、アンプライクな特性のMOSFETと従来のRATサウンドのゲルマニウムを切替可能にした2つのスイッチを搭載。


Boosting A Proco RAT Pedal With An Ibanez Tube Screamer – How To Tighten Up A RAT’s Low End:
ディストーションというよりはファズに近い音色を持つRAT。ファズ好きの方にもおすすめです。
Ibanez Tube Screamer TS808 Reissue vs Vintage 1986 ProCo Rat:
RATはその過激な歪みからロック系やオルタナ系専用のディストーションと思っている方も多いと思いますが、DistortionとFilterコントロールを使うことで柔らかなチューブスクリーマーのようなサウンドを出すことも可能です。

WAMPLER PEDALS Golden Jubilee

Golden Jubileeは、ブリティッシュとアメリカンの名機アンプトーンを融合した、デュアルチャンネル・オーバードライブ/ディストーションペダルです。
80年代を象徴するハイゲインアンプの厚みと倍音豊かなサウンドをコンパクトな筐体に凝縮し、リズムからリード、ソロブーストまで1台で幅広く対応します。
ディストーション(DS)とオーバードライブ(OD)の2系統を独立してコントロールでき、それぞれにゲイン・トーン・レベルを搭載。さらにキャラクター(クリッピング)の切り替えや、両チャンネルのスタック(直列)により、多彩なサウンドメイクが可能です。
Plexi and Mesa Tones From One Pedal: The Golden Jubilee:
DSはメサ・ブギーマークII、ODはマーシャル・プレキシ(JTM45)サウンドを再現と言っています。
電源:
9V-18Vの範囲で使用可能です。
OD・DS共にカリッとしたエッジの効いたアンプライクなサウンドです。
ODは60後半から70年代、DSは70年代後半から80年代の風の歪みと言っても良いでしょう。
歪ませても音が潰れないので、これにミッドにピークのあるBOSS SD-1やIbanezのチューブスクリーマー系オーバードライブでブーストしてあげても良いと思います。

FENDER Full Moon Distortion

Full Moon Distortionは、魅力的なクランチサウンドから強烈なハイゲイン・サウンドまで、ジャンルを選ばず使えるディストーションです。
Textureスイッチ:
Textureスイッチにより、Symmetrical(対称)とAsymmetrical(非対称)のクリッピングモードを切り替えることができます。Symmetricalはよりクリーンで整った歪みを、Asymmetricalはより荒々しいディストーションサウンドになります。
Biteスイッチ:
Biteスイッチを使用すると、アッパーミドルレンジとハーモニクスを調整でき、ピッチアタックの度合いを変更できます。
EQコントロール:
Full Moon Distortionには、Hi TREBLE、TREBLE、Middle、Bassの4バンドEQコントロールが搭載されており、アンプライクな緻密なトーン設定が可能です。
ゲインブースター:
ペダルには最大12dBのゲインブースターが組み込まれており、さらなる歪みやソロ演奏時のブーストを実現できます。
Fender – Full Moon Distortion – Sound Demo (no talking):
フェンダーらしからぬ素晴らしいハイゲイン・サウンドを出力。これはおすすめ。
マーシャル系~ロック向けの力強い歪み
マーシャル系ディストーションとは、ロックの歴史を作った英国のアンプ「Marshall」サウンドを再現したオーバードライブです。
マーシャルと言っても時期によりそのサウンドは様々で、JTM45/1962をはじめとする初期の名機から、ジミー・ペイジやヴァン・ヘイレンでおなじみの1959/1987、さらにハイゲイン・サウンドを生んだJCMやDSLシリーズなど多岐にわたります。
このページでは主に、歴内マーシャルの中でも特に激しい歪みをもつ、JCM800シリーズやDSLシリーズのサウンドを再現したモデルや、エドワード・ヴァン・ヘイレンが作り上げた「ブラウンサウンド系」ペダルを中心に紹介しています。
※柔らかな歪みのマーシャル系オーバードライブについては → オーバードライブ選びの決定版!タイプ別おすすめモデルまとめ で紹介しています。
MARSHALL Overdrive Pedalシリーズ

Overdrive Pedalシリーズは、マーシャルの歴代の名機のアンプサウンドを再現したアンプインアボックス(AIAB)です。
ラインナップ
- 1959(Super Lead):
ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、エディ・ヴァン・ヘイレンなど、ロック界のレジェンドたちが愛用した100Wのフルチューブアンプを再現したペダルです。迫力あるクリーン〜クランチトーンは、まさに“クラシック・マーシャル”の代表格。HI Treble、Normalという2つのコントロールがあり、オリジナルの1959同様、2つのチャンネルをミックスしたサウンドも再現できます。 - JCM800:
80年代以降のHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)の定番アンプ「JCM800」を再現したペダルです。1959よりもゲインが高く、ミッドレンジが強化されており、よりアグレッシブな歪みを持ったサウンドが特徴です。Senstivityコントロールにより、JCM800のHiインプットとLoインプットのサウンドがシームレスにコントロール出来るようになっています。 - JCM900:
JCM800の後継モデルとして登場したJCM900を再現したペダルです。サウンドはJCM800系のサウンドですが、CONTOUR(音の輪郭を調整する)ノブがポイントで、ミッドの効いたサウンドから、ドンシャリサウンドまで調整可能です。 - DSL:
JCM2000シリーズの中でも特に人気を集めた、クラシックゲインとウルトラゲインという2チャンネルを持つ「DSL(デュアル・スーパー・リード)」を再現したペダルです。アンプと違い、シングルチャンネルですが、サウンドは見事に再現されています。Deepノブにより低域(ローエンド)を調整し、気持ちの良いブリッジミュートが得られると思います。 - JVM:
マーシャルの新たなフラッグシップモデルとして誕生した多機能アンプJVMシリーズのサウンドをシングルチャンネルで再現したペダルです。ノイズゲートが搭載されていますので、メタルプレーヤーにおすすめです。
マーシャルOverdrive:名機をペダルで再現! feat.大渡 亮:
世代によって思い入れのあるアンプは違うと思いますが、この5つから選べるのは非常にありがたい。私は1959、JCM800が好み。

MARSHALL THE GUV‘NOR

THE GUV‘NORは、マーシャル伝統の1959(100w)、1987(50w)のスタックアンプのサウンドを忠実に再現するペダルで、クラシックロックからハードロックまでの音楽ジャンルに最適です。
※THE GUV’NORにはY字ケーブルを使用することでEQ後段にエフェクターを接続できるLOOP端子(エフェクトループ)が搭載されています。

Marshall The Guv’nor Pedal Demo:
▼その他ラインナップはこちらから。

MXR EVH5150 OVERDRIVE

EVH5150 OVERDRIVEは、EVH 5150 IIIアンプのブルーチャンネルを忠実に再現したオーバードライブペダルです。
初期のブラウンサウンドから中期以降のモダンなEVHサウンドまでこれ一台で対応可能です。
3バンドEQに、ブーストSW、ノイズゲートが搭載されています。
トゥルーバイパス。
Review Demo – MXR EVH 5150 Overdrive:
伝説のEVHブラウンサウンドがこれ一台で!!


メタル系~重厚感のある攻撃的な歪み
メタル系ディストーションは、主にヘヴィメタルやハードロックで使用される、歪みを強調したディストーションのことです。クリーンな音からでもメタル特有の重厚感や攻撃的な音色を作るために設計されていますので、幅広い音作りが可能です。
メタル系ディストーションは、特にミッドレンジの調整が肝で、この帯域をブースト/カットすることで、様々なメタルサウンドを再現可能になります。
BOSS MT-2 Metal Zone

BOSS MT-2 (Metal Zone)は、デュアルゲイン回路の搭載ディストーションで、クリーンなアンプからでも激しく歪ませることが可能なペダルです。
3バンドEQにMidの周波数を調整出来るポットの搭載で、どんなメタルサウンドも自由自在です。

技 Waza Craft MT-2:
スタンダードとカスタム、2つのモードを持った技 Waza Craft MT-2も発売されました。

- スタンダード:
MT-2のサウンドに磨きをかけ、よりクリアでノイズの少ないトーンを実現 - カスタム:
広い音域とダイナミクス、タイトな低域を兼ね合わせた極上のハイゲインサウンド

NEW BOSS MT2W WAZA METAL ZONE DEMO BY PETE THORN:
High/Lowのトーンに加え、周波数のピークを調整可能なパラメトリックEQの搭載で、どんなヘヴィーサウンドも思いのまま!!
ELECTRO-HARMONIX METAL MUFF

ELECTRO-HARMONIX METAL MUFFは、強力なメタルディストーションサウンドを生み出すディストーションです。
3バンドEQ:
METAL MUFFは、3バンドイコライザーを搭載しており、幅広いサウンドメイクが可能です。
トップブースト:
トップブーストスイッチは、エッジの効いたリードサウンドを追求するために使用します。
小さな Nano Metal Muff は新たにノイズゲート(GATE)を搭載したモデルです(ゲートが作動したことを示す LED 搭載)。

Electro-Harmonix Metal Muff:
Muffと言えばファズが有名ですが、こちらはハイゲインディストーションです。ミッドコントロールが肝!
MXR Fullbore Metal

MXR Fullbore Metalは、メタルギタリスト向けにデザインされたウルトラハイゲイン・ディストーションペダルです。

3バンドEQに加え、周波数を調整するFREQ、さらにSCPPPスイッチの搭載でメタルサウンドを思いのままにコントロール可能です。
ノイズゲート搭載。
MXR M116 Fullbore Metal Distortion Pedal Video Demo:

まとめ
いかがでしたでしょうか。ディストーションは、オーバードライブとファズの中間に位置し、軽い歪みから激しい歪みまで幅広く表現できるギタリスト必携のペダルです。
本ページでは、数あるディストーションの中から代表的なモデルを厳選して紹介しました。
もし、お気に入りが見つかったなら、ぜひそれぞれの専門ページものぞいてみてください。こちらでは紹介しきれなかった隠れた名機や、よりマニアックな機種も詳しく掲載しています。
あなたにとって「一生モノ」となる至高の歪みが見つかるはずです!
関連記事





