比較レビュー~BOSS SD-1とIBANEZ TS9 おすすめはどっち?

比較レビュー~BOSS SD-1とIBANEZ TS9 おすすめはどっち?

2018年11月9日

BOSSの人気オーバードライブ SD-1と、TS系というジャンルを確立した人気のオーバードライブ IBANEZ TS9 チューブスクリーマーを比較/レビュー。

おすすめはどっち?よく歪むのはどっち?ブースターとしては?アンプとの相性は?

BOSS SD-1スーパーオーバードライブ


SD-1には日本製と台湾製がある

BOSS SD-1ですが日本製と台湾製があるようで、初期モデルである日本製のほうが人気があるようです。

 

楽器屋さんにも日本製のSD-1と台湾製のSD-1があり、値段も違っていたのですが、試奏してみたところ特に音の違いは分かりませんでしたので、安い台湾製(1999年製)をお持ち帰りしました。

BOSS SD-1のオペアンプ

台湾製のBOSS SD-1にはJRC4558D(艶なし)が付いていました。

このオペアンプが結構重要で、同じJRC4558Dでも表面に艶のあるタイプだと、艷やかな音になるんですよね😋

 

オペアンプは沢山持っているので、しばらく使ってみて暇だったらまた交換作業などもやってみようと思います。

 

 

BOSS SD-1とIBANEZ TS9を比較してみた

BOSS SD-1とIBANEZ TS9、おなじく中域にピークのあるオーバードライブで、実際に同じ環境で鳴らしてみると非常によく似ています。

比較レビュー~BOSS SD-1とIBANEZ TS9 おすすめはどっち?

 

よく歪むのはどっち

SD-1とTS9を比較するとよく歪むのはBOSSのSD-1で、明るく元気でロック向きな音がします

BOSS SD-1とIBANEZ TS9比較

対してTS9の歪みは甘くブルージーなサウンド

IBANEZ TS9とBOSS SD-1比較

どちらも多くのギタリストが愛用しているだけのことあって素晴らし音がします。

 

ただしこれは同じ設定で弾いた時の印象の違いで、SD-1でも甘くブルージーなサウンドを出すことが出来ます。

 

例えばIbanez TS-9で全て12時の設定と同じような音を出すには、Level13時、Drive8時、Tone10時とやや抑え目の設定で再現可能です。

 

 

ブースターとしての比較

ドライブを0にしてレベルを最大にしてアンプのサウンドを一押するブースター的用途では、SD-1はTS-9ほど大きな音になりません。

 

しかしSD-1の場合、ゲインを少し上げるだけでボリュームもぐっと上がりますが、TS9はゲインを上げても歪み量はさほど増しません。

 

アンプとの相性

それでは個々のアンプではどうでしょう?ギターアンプは大きく分けると、6L6、6V6をパワー管に使用したフェンダー系のアンプと、EL34、EL84をパワー管に使用したVOXやマーシャル系アンプに分けられると思います。

 

一般的に中低域が豊かなフェンダー系アンプ、中低域がタイトなマーシャル系アンプというイメージですが、フェンダー系アンプに合うのはTS9マーシャル系アンプに合うのはSD-1という印象でした。

 

もちろん設定次第ですが、私の印象はそんな感じでしたね🧐

 

参考になれば嬉しいのですが。

 

SD-1 ( Super Over Drive )はこちらで購入できます

BOSS SD-1 ( Super Over Drive )

SD-1を特別にカスタマイズした技WAZA CRAFT SD-1Wも発売。

 

ショップで検索

サウンドハウスで見る サウンドハウスで見る
イシバシ楽器ロゴ イシバシ楽器で見る

posted with カエレバ
 YouTube – BOSS SD-1 (動画)


TS9  ( Tube Screamer )はこちらで購入できます

Ibanez TS9
オリジナルチューブスクリーマーTS808の後継機種TS9。

 

ショップで検索

サウンドハウスで見る サウンドハウスで見る
イシバシ楽器ロゴ イシバシ楽器で見る

posted with カエレバ
 YouTube – TS9 (動画)

おすすめ記事