TC Electronic Spark Boosterレビュー~使えるブースターをお探しならこれ!

レビュー~使えるブースターをお探しなら3モードスイッチ搭載のTC Electronic Spark Booster

2018年10月28日

TC ElectronicのSpark Boosterはブースター、オーバードライブ、プリアンプと幅広い用途で使える3モードブースターです。管理人イチオシのおすすめセッティングも紹介!

TC ELECTRONIC Spark Booster


TC Electronic Spark Boosterレビュー

TC Electronic Spark Boosterを簡単に説明すると、ブースター兼、超軽いオーバードライブ兼、プリアンプ兼、音痩せ防止のバッファー的用途でも使えるペダルと言った感じです。

TC ELECTRONIC Spark Booster

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ブースター兼、オーバードライブ兼、プリアンプ兼・・・的なペダルというと、XoticのBB Preamp / AC Boosterを持っているのですが、オーバードライブとしてのサウンドは申し分ないものの、これらはゲインが高すぎて、原音にパンチが欲しいなという用途ではやや使い辛い。

このTC Electronic Spark Boosterは上記2機種に比べ、歪まない範囲がとても広いので、ブースター/プリアンプとして非常にコントロールしやすく使いやすいです。

 

私のメインアンプであるZinkyは、潔く?トーンが1つしかないので使いやすい反面、もっとローが欲しいとか、ハイが欲しいと言った細かな設定をしたい場合、音量を含めた調整が必要なためやや使いづらかったりするのですが、このTC Electronic Spark Boosterを入れてやれば、アンプのトーン補正はかなり楽になります。

しかも魔法の小箱のように音が元気になるとくれば使わないわけには行きません👍(^^)。

 

Clean、Fat、Midの3つのモード

Clean、Fat、Midの3つのモードがまた秀逸で

Fat
ローエンドがナチュラルにブーストされるモード
Mid
ミッドエンドが強調されるモード
Clean
EQ無しの完全なトランスペアレントなモード(原音をナチュラルに持ち上げるモード)

どのモードも非常に使いやすくチューニングされています。

※使用してみた感じではCleanはフラットな特性ですが、Fatはやや音の太いミッドレンジブースターと言う感じで、Midを使用してみて物足りない場合にチョイスすると良いと思います。

例えば、アンプのサウンドはそのままに、音に艶を出したい時はCleanモード。トーンは12時、ゲイン0、レベル2時あたりがフラット(原音のまま)かなと言う感じです。

Midモードはゲインブースターとしての使用が最適で、クランチ・サウンドのアンプにプラスすれば気持ちのよいチューブスクリーマー風のオーバードライブ・サウンドが得られます。

FATモードは、CleanモードMidモードの音量が足りないとき使うのが最適です。

※ちなみにMidモードはBB PreAmpのゲインを絞った時の音とほぼ同じ音です。

 

TC Electronic Spark Boosterのサウンド

私の下手くそなサウンドよりも参考になりそうな動画です(設定をいじるのは3分20秒過ぎから)。

TC Electronic Spark Booster:

こちらの動画も良いですね。

プレキシマーシャルの音のなんと素晴らしいこと😍さらに原音を変えずにクリーンにブーストしてくれるSpark Boosterも素晴らしすぎます(Midブーストも秀逸)。

Spark Booster pedal from TC Electronic:

TC Electronic Spark Boosterのおすすめセッティング

ストラトキャスターとSpark Boosterで遊んでいて面白い音を発見しました。

それはエリック・クラプトン・ストラトキャスターのミッドレンジブースター風のサウンドが出せるということです。

FENDER / Eric Clapton Stratocaster

エリック・クラプトンのストラトキャスターにはミッドブースターとTBXコントロールが組み込んであるのですが、このSpark Boosterを使えば非常に似た音を出せることが分かりました。

 

モードはMidモードFatモードで使いGAINを上げます。

Spark BoosterのGAINは一般的なオーバードライブのように歪ませるというよりは元音を変えずに柔らかく飽和させたような効果なのでクラプトンのミッドブースターと同じようなサウンドになります。

 

ミッドレンジが足りない場合はBassとTrebleをカットするとミッドレンジが強調されるのでカットして音量が足りなければレベルを上げます。

※レベル、ゲインはアンプや歪みエフェクターの設定によって変わりますが、アンプや他の歪みエフェクターのゲインは抑えめでSpark Boosterのゲインを上げる方向で調整したほうが良いかもしれません(クラプトンのミッドブーストサーキットもそうですが、少しでも歪んだ音に対して使いましょう。

クリーンに使っても悪くはないですが音がデカくなるだけなので)。

※あくまでもミッドブースターの音であって、TBXコントロールでハイを上げた艶々なサウンドではありません。

 

ストラトキャスターのセレクターはもちろんハーフトーン、、、ではなくセンターを選んでくださいね

※2000年代以降のクラプトンはハーフトーンの使用を止め(セレクターも5wayから3wayに変更し)、ほぼセンターピックアップでプレーしています。

詳しくは:

ブースターといえば、XOTICのRC BOOSTER や、MXRのMICROAMPなども有名ですがすが、このSpark Boosterを楽器屋さんで見かけたら是非試奏してみて下さい。

思った以上に良いですよ。

 

TC Electronic Spark Booster はこちらで購入できます

TC ELECTRONIC Spark Booster

小型でトーンを廃したシンプルなSpark Mini Boosterは、最大20dBのブースト量、フットスイッチを押している間だけエフェクトがオンになるモメンタリーモード(PrimeTime機能)を搭載しています。

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 YouTube – Spark Booster (動画)

 

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