レビュー~トランスペアレント系オーバードライブ ELECTRO-HARMONIX Crayon

【レビュー】ELECTRO-HARMONIX Crayon|魅力はクラスAアンプをドライブさせたようなトランスペアレントなサウンドです!

2018年10月26日ELECTRO-HARMONIX,レビュー

高級ブティックアンプやクラスAアンプをドライブさせた時のような艷やかで上品な歪みから、激しいオーバードライブ・サウンドまで得られるトランスペアレント系オーバードライブ ELECTRO-HARMONIX Crayonレビュー。

チューブスクリーマーはもういらない?

ELECTRO-HARMONIX Crayon


この記事はギター改造歴25年の Tsune@TGプランニング が執筆・監修しています。

トランスペアレントとは

ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニクス ) のCRAYON/クレヨンはトランスペアレント系オーバードライブです。

トランスペアレント系オーバードライブ ELECTRO-HARMONIX Crayon

 

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久しぶりにエフェクターをポチってしまいました。なぜかというと、この動画を見てしまったから。

【日本語字幕版】Electro-Harmonix Crayon:

【日本語字幕版】Electro-Harmonix Crayon

特に動画前半の艶やかな音に惚れてしまいました。

実際使ってみると、歪みの質はサラっとしていて、私はVOXとかマッチレスのDC-30のようなクラスAと呼ばれるアンプやブティックアンプの音が真っ先に思い浮かびました。

チューブでいうと、EL84管をドライブさせたときのような感じですかね。

 

最近流行りのトランスペアレントな音ってやつです。

※トランスペアレントとは透明なという意味の余計な色を付けないアンプライクなペダルのこと。

手持ちのチューブスクリーマーでも似たような音は出せるのですが、TS系オーバードライブはややローファイな音で比較するとやや下品でトランスペアレントとは決して呼べません>悪い音ではありませんが。

チューブスクリーマー系ペダル
左からIbanez TS808HWTS9、CRAYON、TS10Xotic BB PreAmp

CRAYONでチューブスクリーマー風の音も

そんなトランスペアレントなオーバードライブのCRAYONですが、チューブスクリーマー風の音を作ることが可能で、CRAYONはチューブスクリーマーに比べゲインもブーストレベルも高いので、Gain、Volは控えめ、Trebleツマミを下げてあげると、ちょっと鼻にかかったようなTS系サウンドも再現できます👍

 

CRAYONは歪みの幅が広い

EH Crayon

クリーンなアンプや軽く歪んだアンプにプラスして、音を艶やかする使い方も気に入りましたが、Crayonクレヨンは単体でもよく歪むので、クリーンなアンプしかない練習スタジオなどでもこれ1つ持っていけば歪みサウンドはなんとかなりますね👍

Trebleを上げると同じトランスペアレント系オーバードライブの Timmyや、BOSS BD-2MXR Distortion+のようなチューブアンプのボリュームを上げたときのような、やや暴れたファズのようなニュアンスも得られます。

それだけ幅広いサウンドを持ったペダルだということですね。

CRAYON まとめ

EH Crayon

ブティックアンプやクラスAアンプを軽くドライブさせた時のような艷やかで上品な歪みから、チューブスクリーマーのような"いなたい"サウンドから、激しいファズにも似たサウンドまで出せるCRAYONは本当に素晴らしいオーバードライブです。お値段も安いです。

もちろん他のエフェクターやアンプサウンドを持ち上げるクリーンブースターとしての使用にもおすすめです。

 

ELECTRO-HARMONIX Crayonはどこで買える?販売サイトまとめ

トランスペアレント系オーバードライブ ELECTRO-HARMONIX Crayon

 

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 YouTube – ELECTRO HARMONIX Crayon (動画)

※デザインは2つありますが、中身は同じもののようです。

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