Fulltone OCDはEL34、EL84系のアンプと相性が抜群??

レビュー~Fulltone OCDはEL34、EL84系のアンプと相性が抜群!

2018年10月23日

FULLTONE ( フルトーン ) のアンプライクなオーバードライブとして人気の OCDを独断と偏見で語ります。

Fulltone OCDはEL34、EL84系のアンプと相性が抜群??


FULLTONE OCD レビュー

OCDって人気ありますよね、私もその人気にあやかり購入したのですが、全くの期待はずれ😨

 

異様なまでの音圧と、固いトランジスタアンプっぽい歪みで、なんじゃこりゃー>巷での評価が全く信じられませんでした。

youtubeにある動画を見ても、(テストの為に)大抵12時の設定から弾いているものが多いのですが、私のOCDは12時の設定でさえ音圧がありすぎで、まったく使えない音だったのです。

 

その後OCDの存在はしばらく忘れていたのですが、ベッドの下から出てきました。

で、久しぶりに弾いてみると・・・

何コレ、凄くイイ!!

このOCD、色々試していて分かったことがありましたので、今日はそれを少しお話します。

 

 

OCDはEL84、EL34系のアンプとの相性が抜群

それは、OCDはEL84EL34系のアンプとの相性が抜群であるということ。

OCDを購入して試したのは、フェンダーでおなじみのパワー管に6L6を使用しているアンプ Fender Hot Rod Deluxe

6L6や6V6というパワー管は、中低域が豊かなパワー管なのですが、このアンプにおなじく中低域が豊かなOCDを繋ぐと、音圧がぶつかってしまう感じで相性はあまり良くありませんでした。

対して、マーシャルやVOXアンプでおなじみのEL34、EL84管の中低域は意外とあっさりしています(それを補うために12×4のスピーカを接続したりします)が、このアンプにOCDを繋ぐと非常に良い音がすることが分かりました。手持ちのアンプでいうとZinky Blue Velvet 25(EL84)など。

 

 

これはチューブスクリーマーにも言えて、中低域が豊かなフェンダー系アンプにチューブスクリーマーを繋ぐといい感じに低域を削ってくれて素晴らしい音になりますが、

TS808
Ibanez TS808
TS9
Ibanez TS9

マーシャルにチューブスクリーマーを繋いでも、フェンダーアンプで得られるようなマジックは生まれません。

似たような波形のペダルですが、マーシャルにはチューブスクリーマーより、BOSS SD-1(スーバーオーバードライブ)の方が合う気がします。

SD-1
BOSS SD-1

逆にフェンダー系アンプにSD-1を繋いでも、悪くはないですが、チューブスクリーマーほどの感動はありません。

もちろん、OCDにもアンプにもトーンやゲイン、ボリュームが付いているので、設定次第でどうにでもなると思うのですが、なんか違うんですよね??

 

 

で、私が出した結論は、OCDはEL系のアンプのとの相性は良いが、フェンダー系との相性はあまり良くない!ということ。

暴言をお許し下さいm(_ _)m。

 

それが分かった上で使うと、OCDはものすごい良いオーバードライブペダルだと思いますよ。

 

Fulltone OCDはこちらで購入できます

FULLTONE OCD ( OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE )

 

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 YouTube – FULLTONE OCD (動画)

 

 

OCDのバージョン

ちなみにOCDのバージョンはPedalarea.com(リンク切れ)というサイトによると、σ(^_^)のはシリアルで言うとバージョンは4、基盤でいうとバージョンは3という感じですかね???音の傾向はバージョンによっても違うのだろうか??

*ややこしいですが、ここで言うバージョンとはOCD初期モデルのバージョンです。

現行のOCD V2は、内部にバッファード/トゥルーバイパスの切り替えスイッチが増設されました。

OCDのバージョン

Fulltone OCD version V1 V2 V3 V4 比較動画:

 

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