FULLTONE 歪みエフェクターカタログ

FULLTONEの歪みエフェクター一覧。
FULLTONE(フルトーン)は、アメリカのエフェクターブランドで、1991年にギタリストでありエンジニアでもあるマイク・フラー(Mike Fuller)によって設立されました。ハイエンドなブティック系エフェクターの先駆けとして知られ、チューブスクリーマー系オーバードライブであるFull-Driveをはじめ、OCD(Obsessive Compulsive Drive)などの人気モデルが揃っています。
オーバードライブ
Full-Drive3
Full-Drive2
Full-Drive1

Full-Drive3:
Full-Drive3は、JFETインプットとオペアンプによるチューブライクなサウンドのトーンをもった オーバードライブ/ブースターで1993年の発売以来ヒットを記録しているFull-Drive2の進化版です。
3モードスイッチ:
3ウェイCLIPPINGトグルスイッチにより、Full-Drive2の対称的なクリッピングとアグレッシブなオペアンプオーバードライブを切り替えができます。
独立したOVERDRIVE & BOOSTチャンネル:
ORDERトグルスイッチにより、ブーストを前後に自由に配置可能です。
トランスペアレントなBOOSTチャンネル:
ハイヘッドルームな100% JFET回路で、アンプの音質をキープします。
DYNAMICSノブ:
Fulltone独自のゲルマニウムダイオードリミッターで、ハードなアンプでも滑らかでレスポンスの良いサウンドを実現します。
電源:
18V駆動にも対応し、広いヘッドルームでビッグなサウンドが楽しめます。

Full-Drive2:
Full-Drive2 V2は、「チューブスクリーマー・キラー」としての人気のFull-Drive2の改良版です。
独立した2つのボリュームコントロール:
2つのDriveチャンネルのボリュームを個別に設定可能です。モード切り替えの際の音量バランス調整が容易になりました。
3つのクリッピングモード:
- コンプカット (CC): 90年代のウォームなサウンドでクリーンブースト効果。
- フラット・ミッド (FM): ファットでウォームなトーンを生む2000年代前半のモード。
- ハーフクリップ (HC): オープンでナチュラルなサウンド。
音質重視の部品構成:
JRC4558オペアンプ、オーディオファイル・グレードのコンデンサーを使用し、9-18VDC動作と9Vバッテリー駆動が可能です。
トゥルーバイパス:
Fulltone独自の3PDTフットスイッチによるトゥルーバイパスで、ペダルボードに組み込んでも純粋な音質を保持します。

Full-Drive1:
Full-Drive1は、90年代後半から2000年代前半に人気を博したFull-Driveのサウンドを、シンプルな1チャンネル構成で再現したオーバードライブです。
JRC4558オペアンプ、オーディオファイル・グレードのフルサイズ・コンデンサーを搭載し、9Vバッテリー対応で9-18VのDC電源で動作します。
3つのサウンドモード:
- Comp-Cutモード: 90年代初期のウォームなサウンドが特徴。
- Flat-Midsモード: ナチュラルでバランスの取れたサウンドを実現。
- Vintage (V)モード: 豊富な倍音とサスティーンを備えたゴージャスなミッドレンジ・トーンです。
トゥルーバイパス:
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YouTube – FULLTONE FULLDRIVE(動画)
Fulltone Fulldrive2 FD2 vs Fulldrive3 FD3:
Fulltone FULL-DRIVE 1:
OCD ( OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE )
OCD V2:
OCD V2は、クラスAアンプが本来持ち合わせているきらびやかな歪みを引き出すオーバードライブです。
OCDは、JFETオペアンプをオーバードライブさせ、回路の後半で1組のMOSFETをハードクリップさせるという珍しい組み合わせによって、チューブライクな歪みを実現しています。
ギターのボリュームの追従性もあるので、ボリュームを下げればギター本来のキャラクターを失わないクリーンなサウンドを得ることも可能です。
HP/LPスイッチ搭載:
- HP:ブリティッシュサウンドを彷彿とさせる歪み。ミッドレンジ(3.5kHz付近)が軽く増幅されます。
- LP:ギターアンプのオリジナルのサウンドを得る事が出来、クリーンブーストや音量を上げたときのオールドブラックフェイスやツイードアンプの様なトーンを求めている場合に最適。
OCD V2(Ver2.0)になり、Enhanced Bypass(バッファード)とTrue Bypass(トゥルーバイパス)の切り替えスイッチが裏パネルに増設されました。
電源:
DC18Vでも動作し、ダイナミックレンジと明瞭度が格段に向上します。
Custom Shop OCD v1.4:
Custom Shop OCD v1.4は、OCDオリジナルのトーンを忠実に再現したモデルです。この新しいマスターピースは、ブティックペダルビルダーとしての技術と情熱を反映した特別な一台であり、その正確なサウンドとフィーリングはプロミュージシャンやトーン愛好家に愛される逸品です。
電源:
OCD v1.4は、9VセンターマイナスDCアダプターをご使用ください。誤った電源を使用すると故障の原因になるため、必ず推奨される電源をご利用ください。
Fulltone OCD v1.4とv2 比較動画 feat. AssH:
OCD Germanium:
OCD Germaniumは、2つのMosfetに加えて2つのゲルマニウムダイオードを使用たモデルです。マッチングされたゲルマニウムダイオードとMosfetの組み合わせが、真空管のような滑らかなフィールを実現します。
Audioテーパーボリュームポット:
初期OCDのようなAudio(Log)テーパーポットを採用し、微細な音量調整が可能になっています。特にボリュームを小さくした際のサウンドコントロールが向上しています。
高域の強調とオープンなサウンド:
ゲルマニウムダイオードの特性により高域の通過が改善され、さらにオープンで広がりのあるサウンドが得られます。
電源:
OCD Germaniumは、9VセンターマイナスDCアダプターをご使用ください。誤った電源を使用すると故障の原因になるため、必ず推奨される電源をご利用ください。
Fulltone OCD-Ge Germanium Obsessive Compulsive Drive Pedal Demo:
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YouTube – FULLTONE OCD (動画)
Fulltone OCDはEL34、EL84系のアンプと相性が抜群
Plim Soul
Plim Soul/プリムソウルは、ソフトクリップタイプのTS系オーバードライブ(Tube ScreemerやFull Driveなど)と、ハードクリップタイプのオーバードライブ(OCD、Distortion+、Boss DS-1など)両方のサウンドを併せつペダルです。
ソフトクリップとハードクリップは、専用ノブで調整できますので、オーバードライブだけでは物足りなさを感じた場合はそれぞれのツマミでハードクリッピングのディストーション感を加えたり、反対にディストーションに暖かくファットなオーバードライブ感を付与することもできます。
さらに中央に3ポジションのBASSコントロールを搭載し、ギターやアンプに合わせた低音域の調整をすることもできます。
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YouTube – FULLTONE Plim Soul (動画)
Fulltone PlimSoul mkII Overdrive Pedal Demo:
ディストーション
Mas Malo
Mas Maloは、3つのNOS(New Old Stock)のBC184Cトランジスタを搭載したオーバードライブ/ファズペダルです。ジミー・ペイジのようなクランチトーンから、デイヴィッド・ギルモア風のリードサウンドまで幅広くカバーします。
コントロール:
- V (Volume): 出力音量を調整します。
- D (Distortion): オーバードライブからファズまで幅広いゲイン調整が可能なノブです。
- C (Color): ウォームでリッチなトーンからトレブリーなファズトーンまで調整可能なユニークなトーンコントロールです。
- H (Heat): 最初のトランジスタのバイアスを調整し、音にドミノ効果的な影響を与え、ダイナミックなレスポンスを生みます。
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YouTube – FULLTONE Mas Malo(動画)
Fulltone Mas Malo Overdrive Fuzz Distortion Guitar Pedal:
ファズ
Hi Mu
Fulltone Custom Shop Hi-Mu は、歌うようなリードヴォイスを得意とするように設計されたアンプライクなペダルです。
オペアンプ、ダイオード、デジタル回路を使用せず、4つの New Old Stock Full-size JFETを使用し手作業によるハンダ付けの職人技で作られています。
ギターのボリュームノブで素晴らしいクリーンを得ることも出来、十分なミッドレンジ、明瞭さ、サスティーン、ハーモニクスを備えています。
Bassスイッチ:
3モードのBassスイッチは、EQノブと組み合わせて使用し、低域を強調または除去します。EQノブを時計回りの12時方向に回すと、このスイッチは目立たなくなります。EQノブは従来のハイカットではなく、リッチで滑らかなサウンド(9時付近)からシャープでカッティングの効いたサウンド(3時付近)まで、ドラスティックに音色を変化させることができます。
Sustainノブ:
時計回りに回すと音が歪みます。
トゥルーバイパス:
フットスイッチ LEDステータス付きフルバイパスで、ペダルオフ時のトーンロスを防ぎます。
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YouTube – FULLTONE Hi Mu(動画)
Fulltone Hi Mu #41 Strat:

Queen Bee
FULLTONEカスタムショップから発売 Oueen Beeは、N.O.S (New Old Stock)のビンテージ円盤型ゲルマニウムトランジスターを3つ搭載したFUZZです。
コントロールはLevel、Buzz(Fuzz)、Trebleに加え、3モード(Min,Harf,Max)のベーススイッチを搭載。
また内部にはトリムポットがあり、さらに細かく歪みを調整可能です。
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YouTube – FULLTONE Queen Bee (動画)
Fulltone Custom Shop Queen Bee:
RANGER
RANGERは、エリック・クラプトン、ブライアン・メイ、トニー・アイオミらが愛用したトレブルブースター”レンジマスター”を再現/進化させたモデルです。
6種類のブーストモード:
初期と後期のRangemasterのモードを含めた6種類のブーストモードを中央のノブで選択可能です。
- FULL:
フルレンジブーストサウンド - LOW-MIDS:
低音域を強調したサウンド - MIDS:
中音域を強調したサウンド - RM-1:
初期バージョンのRangemasterのような中低音域を強調したサウンド - RM-2:
後期バージョンのRangemasterのような高音域を強調したサウンド - HIGHEST:
より高音域を強調したサウンド。
通常モデルのスタンダードと、貴重なNOS(New Old Stock)ゲルマニウムトランジスターを使用したN.O.S OC-75も数量限定で発売。
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YouTube – FULLTONE RANGER(動画)
official Fulltone Custom Shop RANGER demo with Michael Fuller:

SOULBENDER SB-2
Soul-Bender は、伝説の1960年代後半にSola-Soundが製造した Colorsoundや Vox Series III ToneBendersを基に設計されたファズペダルです。
ジェフ・ベックやジミーペイジが1968年から1970年頃のレコーディングで使用したトーンを再現しつつ、現代のプレイヤー向けに改良を加えています。
特徴的な3つのゲイン・マッチド・ゲルマニウム・トランジスターを搭載し、FATで力強いリードトーンから滑らかなサウンドまで幅広く対応。また、ギターのボリュームを絞ることで、ファズ特有のトーンからクリーンなサウンドへと変化させることが可能です。
※本機は9V電池、または9VDCセンタープラスの電源で動作します(一般的なBOSSタイプの9VセンターマイナスのACアダプターは使用できません)。
トゥルーバイパス
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YouTube – FULLTONE SB-2 (動画)
Fulltone SoulBender v2:

69 MKII
Fuzz Faceに望むサウンドといえば、ファットで音楽的であること。そして、ギターのボリュームを絞った際にヴィンテージのFenderアンプのようなクリーンサウンドを作り出せることでしょう。
69 MKIIは、ジミ・ヘンドリックスも愛用したゲルマニウムトランジスタ仕様のファズフェイスを現代に蘇らせるべく製作されました。
Volume、FUZZに加え、新たにINPUTコントロールとCONTOURコントロールを搭載することで、柔らかくチューブライクな歪みから、ファズディストーションと言えるローミッドにパンチの効いた荒々しいドライブサウンドまで多彩なサウンドメイクが可能になっています。
内部トリムによりクリップの対称性や倍音の調整を行うことも可能です。
電源:
9Vセンタープラス電源に対応していますので、誤ってセンターマイナスのアダプターを使用しないようご注意ください。
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YouTube – FULLTONE 69 MKII (動画)
Fulltone Fuzz 69 MkII , Mini’deja vibe and Clyde deluxe wah demo:
70 BC-108C
70 BC-108Cは、シリコントランジスタ搭載のファズフェイス系ファズです。
ミスマッチな2つのシリコントランジスタを意図的に使用することで、Fuzzノブを目一杯に回した際の強力なオシレーションを引き出し、不気味な唸りを上げるロックなFuzzサウンドを生み出します。
特にヴィンテージの4インプットMarshallアンプとの相性が抜群で、エリック・ジョンソンが「 Ah Via Musicom」時代に使用したBlue Fuzzfaceの特徴的なサウンドを基に、現代のプレイヤー向けに改良を加えました。
Fulltone 69 Fuzzよりもゲインが高く、ミッドレンジのブースト/カットコントロールを備えているのが特徴です。
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YouTube – FULLTONE 70 BC-108C (動画)
Fulltone 69 vs Fulltone 70 Fuzz:

シリコントランジスタのファズといえば、ジミ・ヘンドリックスがバンド・オブ・ジプシーズ時代に愛用したファズとして有名です。
ブーミーなサウンドになりがちなファズフェイスですが、共にトーンコントロールが付いていることで幅広いサウンドに対応しそうです。69と70の比較ですが、ゲルマニウムとシリコンでは、シリコンのほうがやや音は太くパワフルに感じます。これは私の手持ちのファズフェイスでも同様です。
OCTAFUZZ
OCTAFUZZ 2は、伝説的なTycobrahe Octavia(オクターブ・ファズ)を徹底コピーした唯一のモデルです。
ジミ・ヘンドリックスの”Band of Gypsies”やSRVのライヴで響いたクールなオクターブ・アップ・サウンドを完全に再現しています。
オクターブの有無は中央のピンスイッチでON/OFF可能です。
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YouTube – FULLTONE OCTAFUZZ (動画)
Fulltone Octafuzz-Playthrough:

ブースター
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