FENDER 64 CUSTOM DELUXE REVERBはハンドワイヤードを採用

ファン待望のハンドワイヤードのデラックスリバーブ FENDER 64 CUSTOM DELUXE REVERBはありかなしか??

2017年10月5日アンプ,FENDER

ハンドワイヤードのデラックスリバーブ FENDER 64 Custom Deluxe Reverb が登場しました。

65 Deluxe Reverb Reissueとの違いはあるのでしょうか?気になる所です。

ファン待望のハンドワイヤードのデラックスリバーブ FENDER 64 CUSTOM DELUXE REVERB


FENDER 64 Custom Deluxe reverb

デラックスリバーブというと、現行モデルですと1965年仕様の 65 Deluxe Reverb Reissueと1968年仕様(といっても中身はカスタマイズされていますが)の68 Custom Deluxe Reverbがありますが、こちらは64年製のリイシュー。

64年製と65年製のどこが違うのかは分かりませんが、従来のデラックスリバーブ・リイシューとの最も大きな違いはハンドワイヤードだということ。

 

ハンドワイヤード仕様の64カスタム・デラックスリバーブ

FENDER 64 CUSTOM DELUXE REVERBはハンドワイヤードを採用

ハンドワイヤードとはプリント基板を用いない手作業による結線で組み上げたアンプのことで、私などはこの基盤を見るだけで幸せになれちゃいますが、やはり手間暇かかる分、価格は高いです😮

ハンドワイヤードはプリント基板のものと比較すると、信号のロスが少なく音が太い等の利点があるといわれていますがどうなのでしょうね?

ハンドワイヤードのアンプは私も所有していますが、同じアンプでプリント基板のもとの比較したことがないので違いは良くわからないというのが正直なところですが、ハンドワイヤードと聞くとちょっと欲しくなってしまう🤤

フェンダーアンプも80年代初頭くらいまでは普通にハンドワイヤードであったのですが、、、。

 

64 Custom Deluxe reverbと65 Deluxe Reverb Reissueの違い

この64 Custom Deluxe reverbは、ヴィンテージおよび65 Deluxe Reverb Reissueと違い、NORMAL/BRIGHT(Vibrato)チャンネルの両方でリバーブ/トレモロが使用できるようですが、肝心な音はどうなのでしょう。

64 Custom Deluxe reverbと65 Deluxe reverb Reissueの比較動画は見つけられなかったのですが、動画をいくつか。

まずは64 Custom Deluxe reverbと、1966年製のヴィンテージのDeluxe Reverbとの比較動画です。

64 HW Custom Deluxe Reverb vs 1966 Blackface Deluxe Reverb:

違いが聴き分けられないほど64 Custom Deluxe reverbの音も素敵です。

私がフェンダーアンプを好きなのはこの艷やかなクリーンです。

Vintage Fender Deluxe vs Reissue:

こちらの動画は1967年のデラックスリバーブと2017年製のデラックスリバーブ・リイシューの比較動画です。

動画を見てみると、基本的なサウンドは同じながらも65リイシューの方が音がややラウドな印象。

これはハンドワイヤードというよりもスピーカーによる違いなのかな?とも思います。

65に標準搭載されているスピーカーはJensen C12Kという何故か許容入力100wのスピーカー

許容入力の大きなスピーカーというのはパワフルな音がするのですが高域特性が悪くなるので、その影響もあるのかと思いました。

デラックスリバーブは20wそこそこの出力のアンプなので、64 CUSTOM DELUXE REVERBと同じJensen C12Q(許容入力35w)あたりに替えればもっと艷やかな音になる気がしますけど。

参考

アルニコマグネットとセラミックマグネットの音の違い

こちらは1つ下のグレードのPrinceton Reverb(ハンドワイヤードの64 CUSTOM PRINCETON REVERBとプリント基板の65 PRINCETON REVERB)の比較動画ですが、この2つのモデルはスピーカーがアルニコとセラミックと異なるのですが、動画を見てみると(ハンドワイヤードとプリント基板の違いはありますが)ハンドワイヤード(アルニコ)のほうが音に深みがあり、プリント基板(セラミック)のほうは音がやや平坦で硬い印象があります。。。。。

続いて11分50秒からは、スピーカーを同じにした状態での比較ですが、前半の動画と比べると、その差はぐっと縮まって聞こえます。

スピーカーでここまで音が違うんですね。

 

FENDER 64 CUSTOM DELUXE REVERBはありかなしか

ありかなしかで言えば当然ありでしょう。

ただし65 DELUXE REVERB Reissueが10万円台で買えるのに対し、64 Custom Deluxe Reverb は40万円台。

どちらも同じデラックスリバーブの音がしますからね、悩ましい所です。

それとヴィンテージのデラックスリバーブを買ったほうが良いのか、はたまたハンドワイヤードのこの64 Custom Deluxe Reverbを買うのかも非常に悩ましいですね。

ヴィンテージはあらゆるパーツがヘタっている可能性があるし、リペアしていたとしてもそれはもはやオリジナルではなかったりしますし、あとは汚なかったりもするので、ハンドワイヤードの64 CUSTOM DELUXE REVERBを選ぶという選択もありですよね。

上の動画を見た限りでは音も極上ですので。

あ、当然私は買えないですけど😢

一番現実的なのは現行の65 DELUXE REVERB Reissueを購入して、前述したスピーカー交換や、真空管交換して楽しむことかな。プリント基板だから悪いということは全く無いですし、上記動画を見て分かるようにスピーカー交換でかなり音が良くなります👌

 

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FENDER DELUXE REVERB – YouTube (動画)

 

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