MXR Timmy Overdrive~トランスペアレント系オーバードライブの代表機種がMXRから
アンプライクなサウンドが人気のトランスペアレント系オーバードライブの代表機種 Paul Cochrane / Timmy OverdriveがMXRから発売です。
MXR Timmy Overdrive
トランスペアレントとは"透明"なという意味で、ギター業界では余計な色をつけないアンプライクなサウンドの歪みエフェクターを指す用語です。
例えばオーバードライブで有名なのはアイバニーズのチューブスクリーマーですが、チューブスクリーマーはアンプの歪みというよりは中域が持ち上がるやや独特な歪み方をするペダルで、好きな人にはたまりませんが、ちょっと音が変わりすぎてしまいます。
対して、Paul CochraneのTimmyをはじめとするトランスペアレント系と呼ばれるオーバードライブは、ヴィンテージのチューブアンプをそのまま使用したかのようなサウンドを再現したペダルです。
まずは動画を見てみましょう。
Timmy Overdriveの動画
▶MXR Timmy Overdrive | Reverb Tone Report
Paul CochraneのオリジナルTimmyと、MXRのTimmy Overdriveの比較動画ですが、サウンドはどちらもほぼ同じなので、Paul Cochraneより安いMXRで十分な気がしますがいかがでしょう。
こちらはPaul Cochrane Timmyのデモ動画。
▶Paul Cochrane / Timmy Overdrive【デジマート・マガジン製品レビュー】
ゲインを上げずに使えば、使用しているアンプの個性を変えないまさに”トランスペアレント”なサウンドで、ゲインを上げると真空管アンプのパワー管がドライブしたようなややファズにもにたサウンドになるところも素晴らしいと思います。
個人的にはパワー管にEL84やEL34を使用したマーシャルやVOXなど欧州系のアンプのアンプの歪みに似ている気がしますので、60~70年代のブリティッシュ・ロックが好きな方にはたまらない音です。
まとめ
ローゲインでは透明感があり、ゲインを上げるとやや音が暴れファズにも似たアンプライクなサウンドも得られるトランスペアレント系のオーバードライブを知ってしまうと、チューブスクリーマーではやや物足りなく感じてしまうかもしれませんね>逆にチューブスクリーマーをTimmyのブースターとして使ってみたい。
私はTimmyは持っていませんが、同じくトランスペアレントなオーバードライブであるELECTRO-HARMONIXのCrayonを所有していて、高域の綺麗さとゲインを上げたときの音の暴れは、Timmyほどではありませんがとても好きなペダルですが、本家Timmyも試してみたいです😍
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