[SUHR PT15 I.R.] 1台でライブ、レコーディング、自宅練習がこなせる便利なチューブアンプ
15w出力のオール真空管アンプに、アッテネーター(リアクティブロード)とIR(インパルスレスポンス)キャビネットシミュレーター機能を搭載したギターアンプSUHRから登場。
SUHR PT15 I.R.
SUHR PT15 I.R.とは名前を見ても分かる通り、カナダ生まれのプロギタリストでユーチューバーでもあるPT=Pete thorn(ピートソーン)氏とSuhrがタッグを組んで生まれたアンプです。
まずアンプの基本的なスペックを見てみると、出力は15w、プリ管には12AX7が5つ、パワー管には 6V6GTが2つ搭載されています(エフェクトループももちろん搭載)
出力15wの小型アンプにしてはプリ管が多い気がしますが、このアンプはなんと3チャンネル仕様。
ここまでならちょっとモダンなチューブアンプという感じですが、このアンプがすごいのはここから。
アッテネーター搭載
アッテネーター(リアクティブロード)とは、チューブアンプのボリュームを上げてパワー管をドライブさせたサウンドはそのままに音量のみを下げることが出来る機器のこと。SuhrではREACTIVE LOADというアッテネーターが発売されていますが、これが内蔵されたアンプということですね。
SUHR PT15 I.R.のリアパネルには通常の出力と、繋いだだけでハーフパワーになるREACTIVE LOAD経由の2つのスピーカーアウトを選択出来るようになっています。
キャビネットシミュレーター搭載
キャビネットシミュレーターとは、アンプを直接ラインでミキシングコンソールやPCへLineで送る際にもスピーカーで鳴らしたようなサウンドを付加する機能のことで、このSUHR PT15 I.R.には、IR(インパルスレスポンス)というよりリアルなキャビネットシミュレーターを採用。
SuhrからはREACTIVE LOAD I.R.というアッテネーターにIRキャビネットシミュレーターが付いたものが発売されています。
自宅でマイクを立てての録音は十分な音量が出せないのでどうしてもショボくなってしまいますし、中途半端なアンプシミュレーターだと不自然な音圧に違和感があるしと言った不満もこれで解消できそうな予感((o(´∀`)o))ワクワク
ヘッドホン端子で自宅練習にも便利
SUHR PT15 I.R.のさらに良いのがフロントパネルにIRを通ったヘッドホン端子と、Auxインプットがある点。これがあれば好きな曲を流しながらの深夜の練習もOK!
チューブアンプでこの機能、凄いですね😍
SUHR PT15 I.R.の動画
まずはSuhrの公式動画から。
次にIR(インパルスレスポンス)キャビネットシミュレーターに特化した動画を。
IR(インパルスレスポンス)の実力はどんな感じ??
私はチューブアンプの音が好きで、かつシミュレーターの音が嫌いなので、例えば自宅レコーディングであっても必ずマイクを立てて行いますが、これはライン臭さも、安物のアンプシミュレーターにありがちな不自然な音圧もなく良いですね👍
また通常のアンプではありえない、チャンネル(3ch)毎に別のIRデータ(キャビネット)を変更/設定することも出来るそうです。
IRはON/OFF出来るので、OFFにしてお気に入りのキャビネットシミュレーターを使うことも可能。
*内蔵のIRは16種ですがUSBを通じてサードパーティ製のIRも使用可能。
REACTIVE LOAD I.R.搭載のアンプは最強
唯一出力が15wと低いことが欠点にも思えますが、SUHR PT15 I.R.は直接ミキシングコンソールへ送ることが出来るので、例えば大音量でクリーンな音を出したい時でもIR経由のモニターからデカイ音も出せますから十分ですよね👍
アンプとしてはかなり高めの価格設定ですが、REACTIVE LOAD I.R.の機能が搭載されているアンプということを考えたら納得!という感じです。
すでにお気に入りのチューブアンプを持っているという方はREACTIVE LOAD I.R.、ライブからレコーディング、自宅練習までマルチに使えるチューブアンプをお探しの方にはこのSUHR PT15 I.R.ですね!!
*REACTIVE LOAD I.R.などのアッテネーターを使用するにはアンプ~スピーカー間がジャック式になっている必要があります。
SUHR PT15 I.R.
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REACTIVE LOAD I.R.
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