Magnatone STARLITEはトーン1つでブラックフェイス~ツイードアンプのサウンドが出るようにデザインされたアンプです
ジェフ・ベック、ニール・ヤング、ビリー・ギボンズ、ジョー・ウォルシュらギターレジェンドも愛用するMagnatoneアンプから5Wシングルエンド、クラスAアンプ”STARLITE”が登場。
Magnatoneとは
Magnatoneは日本ではあまり知られていませんが、1930年代後半よりギターとアンプを製造しているアメリカのメーカーで、1950年代~1960年代はかなり有名であったようです。
その後市場から一旦姿を消しますが、2013年初頭にオリジナルデザインを踏襲したMagnatoneが復活。
今すぐ購入厳選されたパーツを使い全て手作業で製造され、徹底した品質管理の元にMade in USAとして製造されていますとのこと。
で、今回Magnatoneのラインナップとして加わったのがSTARLITEです。
Magnatone STARLITE
STARLITEの出力は5Wと非常に小さく、スピーカーも8インチなので、いわゆるプラクティスアンプという位置づけのアンプですが、そのサウンド聴いてみるとなかなかの本格派!
Magnatone STARLITEの動画
サウンドに関しては▼こちらの動画が参考になります。
Magnatone Starlite Demo:
なかなかブルージーなトーンを奏でてくれるアンプですね👍
STARLITEの機能については▼以下の動画が参考になります。
STARLITEはフェンダーの50年代のツイードアンプと60年代のブラックフェイス両方のトーンが得られるように設計されているようで、トーンをセンターから絞ることで中音域の少ないブラックフェイスのようなサウンドが、トーンを上げることで中域がブーストされたツイードアンプのようなサウンドが得られるとのこと。
Magnatone Starlite Demo | First Look:
サウンドを聴いてみると、確かにトーンを絞った状態では、中音域の少ないキラキラしたブラックフェイス風のサウンドが(リバーブがあれば完璧!!)。
トーンを上げると中域がブーストされツイードアンプ風のブーミーなサウンドがしますね。
STARLITEはマスターボリュームのないアンプですので、ツイードアンプのサウンドと言ってもボリュームを下げた状態ではややゲインが足りませんが、トーンの横にあるFEEDBACKスイッチをONにすることで音がブーストされ、よりツイードアンプをフルアップにしたようなブーミーでファズライクなサウンドが得られます(動画は7分過ぎから)。
✅参考:
Fenderの小型アンプChamp(通称ツイードチャンプ)を使用してレコーディングしたといわれるエリック・クラプトンのプレーをどうぞ!
Derek and the Dominos – Keep on Growing:
結構似てますよね。
ただしこのデモ動画ではどのくらいの音量が出ているのかは確認できないので、実際に購入した場合、自宅レベルの音量では全然歪まないじゃないか!!ということにもなりかねません。
しかしチューブアンプは歪みエフェクターとの相性が良いので、自宅で歪みが足りない場合は適当なオーバードライブやブースターを使うことで極上のドライブサウンドが得られますので全く問題ないと思います(私も自宅ではそうしています)。
逆に、出力が5Wということで、スタジオ練習やライブハウス等では音量が足りないという事もあると思いますが、そんな時はアンプの前にマイクを立てれば良いし、STARLITEには8Ωの外部スピーカー用接続端子もあるので、内蔵の8インチスピーカーを鳴らすのではなく、口径の大きなスピーカーを鳴らすことで音量アップさせることも可能です(推奨は8Ωですが16Ωのスピーカーにも音量は下がりますが接続可能です。4ΩはNG)。
※ 外部スピーカー接続時には本体スピーカーがオフになります。
まとめ
小さなアンプが好きな私は、Magnatone STARLITEの動画を見て欲しくなり販売サイトを除いてみたのですが、めっちゃ高い、、、、、(°д°;;)。
すぐに買える値段ではないですが、チューブアンプは生涯に渡って(メンテナンスしながら)使って行くものなので自宅練習からレコーディング、小規模ライブなどで良いアンプをお探しの方にはおすすめだと思います。
私にはGrecoのGVA Customがあるので今すぐにでも手に入れたい!というアンプではないですが、個人的にはボリュームのみでトーンコントロールがないフェンダーチャンプよりは使い勝手がよく買う価値ありだと思いますけどね。
Magnatone STARLITEはこちらで購入できます
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その他Magnatoneアンプは以下のリンクから。
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