Eric Johnson Thinline Stratocaster~柔らかなトーンが心地よいエリック・ジョンソンの新しいストラトキャスター
セミホロウボディーのエリック・ジョンソン・シンライン・ストラトキャスターが発売です。
ゴリゴリに歪ませる人には不要だと思いますが、セミホロウボディーから生み出される柔らかなトーンは必聴。
FENDER Eric Johnson Thinline Stratocaster
エリック・ジョンソンの新しいストラトキャスターはボディー内部に空洞を持つシンライン/Thinlineタイプ。
ボディー内部に空洞を持つギターと言えばセミアコやフルアコと呼ばれるギターの仲間で、フェンダーからはシンライン/Thinlineというセミホロウ構造のテレキャスターが有名ですが、フェンダーのラインナップでストラトキャスターではおそらく初だと思います。
セミアコと言えばソリッドなギターでは得られない空気感のある柔らかなサウンドが特徴で、ゴリゴリに歪ませる人には不向きだと思いますが、クリーンな人にはおすすめのギターです。
FENDER Eric Johnson Thinline Stratocasterのサウンド
Eric Johnson Signature Stratocaster Thinline | Artist Signature Series:
エリック・ジョンソンの丸っこいファズサウンドにセミホロウボディーが必要かはともかく、動画中盤で爪弾く生音やアンプを通したクリーンな音は、通常のストラトキャスターとは明らかに違いますね。
NAMM2018 Fender エリック・ジョンソン特別インタビュー:
トモ藤田氏がエリック・ジョンソンにインタビューしています。
NAMM2018 Fender Eric Johnson Signature スペシャル・デモンストレーション:
トモ藤田氏がEric Johnson Signature Stratocaster Thinlineを試奏。
空気感のあるサウンドが素敵ですね。
NAMM FENDER ERIC JOHNSON VIP EVENT “Cliffs of Dover":
Eric Johnson Signature Stratocaster ThinlineでCliffs of Doverを弾く動画です。
通常のストラトキャスターよりもクリーンが軽やかです。
エリック・ジョンソンのストラトキャスターの特徴
リアPUにトーンが付いている
エリック・ジョンソンのストラトキャスターはちょっと特殊な回路構成になっていて、リアPU(最近はブリッジピックアップって言うのかな?)にトーンが効くようになっています(代わりにセンターのトーンはバイパスされている)。
ストラトキャスターのピックアップはシングルコイルで、かつ123弦側がスラントしてブリッジ寄りにマウントされているために、ともすれば固くて使いにくい音だったりするので、リアPUにトーンとはナイスアイデア!!と、私も真似してやったことがあるのですが、意外とバランスが悪くてすぐに戻しました(^_^;)。
というのも、リアPUのトーンを絞ると、柔らかなトーンになるのですが、トーンを絞ってないフロントPUとの音量差が出てしまい、うまくバランスが取れないんですよね。
エリック・ジョンソンの場合はトーンを絞ったリアPUのサウンドにファズをかけてブーストするので、本人的には良い回路なのかもしれませんが、私にはちょっと使いにくかったですね。
このギターも戻そうと思えばハンダさえあれば特に難しいことはないと思います。
塗料にニトロセルロースラッカーを、ネック材は柾目のみを使用
回路以外では、塗料にニトロセルロースラッカーを採用し、ネック材は柾目のみを使用するというこだわりのギターです。
柾目とは、ネックと平行に木目が走ったネックで、ネックが動きにくい(反りに強い)と言われているので、湿気の多い日本の気候にも合うと思います。
私のCrewsのストラトキャスターも無塗装の柾目のネックですが、トラスロッドはほとんどいじりませんからね👍
通常のエリック・ジョンソン・シグネチャーとこのシンラインを2つ並べて弾いてみたいですね。
FENDER Eric Johnson Thinline Stratocasterはこちらで購入できます
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