ストラトを弾きやすく、さらに音を良くするパワーアップ・パーツまとめ

2019年9月3日ギターパーツギター改造ネット, ストラトキャスター

シンプルで素晴らしいストラトキャスターの調整方法と音を良くするためのパワーアップ方法を紹介

ストラトの音を良くし、もっと使いやすくするパワーアップ・パーツの紹介


✅調整すればするほど弾きやすくなるのがストラトキャスター

ストラトキャスターはギブソン系のギターと比べると作りが簡単にできています。簡単だから音が悪いというわけではなくて、調整次第で音が良くも悪くもなるギターとでも言いましょうか?

例えばストラトキャスターの弦高は6つのサドルで行いますが、ギブソン系のレスポールやSGなどは2つのスクリューのみ。

ストラトキャスターのブリッジレスポールのブリッジ

ストラトキャスターは指板のアールに合わせて緻密に調整できますが、レスポールはそこまで出来ません。しかし調整出来るがゆえに下手をするととても弾きにくいギターになったりもします。


✅ストラトキャスターは改造にはもってこいのギター

弾きやすさ/プレイアビリティだでけでなく、調整/改造次第では音も劇的に変えることが出来るのがストラトキャスターです。

例えばシンクロナイズドトレモロをボディーにベタ付けにするか、フローティングさせるかでも音は全く違いますし、裏のバネの本数、掛け方でも音が変わります。

シンクロナイズドトレモロのフローティング設定ストラトキャスターのトレモロスプリング

また、ネックとボディーをジョイントしている4本のネジの締め付け方次第で低音が出るようになったり、スカスカな音になったりしますし、シンクロナイズドトレモロのトレモロ・ブロックをダイキャストからスチールに交換というチューンもストラトキャスターの改造の定番です。

レスポールは、値段=音の良さ みたいなところがありますが、ストラトキャスターというギターは調整次第で大化けするのでとてもおもしろいギターなんですね。

このページでは誰でも比較的簡単に出来るストラトキャスターの調整方法とパワーアップの方法を紹介したいと思います

*以下で紹介するパーツ類に関するコメントは個人的主観に基づくものです。また以下の製品を取り付ける事により大切なギターに重大なダメージを与えてしまう場合がありますので必ず自己責任で行って下さい。


✅簡単に出来るストラトの調整 チューニング編

まずはストラトキャスターの調整から。

チューニングに問題がある場合

ストラトキャスターのチューニングでもっとも問題なのがナットです。ナットの切込みが甘かったり、滑りが悪いとチューニングはすぐに狂ってしまいます。

チューニングの狂いはナットが原因かも

まずはナットにナット潤滑剤(グリス)を塗ってみましょう。

チューニングが狂うならグリースを塗ってみましょう
クリックで詳細

それでも直らない場合はトレモロユニットの調整になるかもしれません。

ブリッジを止めている6本のビスをチェックしてみましょう。ここの締め方が適当だとユニットがスムーズに動作しないのでチューニングは安定しません。

ストラトキャスターのブリッジ

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弦の張り方

次にチェックしたいのがペグ/マシーンヘッド周りです。

チューニングの狂いは弦の巻き方が原因の場合も

弦の張り方に問題ありませんか?ポストに弦を巻きすぎてしまうとアームダウンしたときなどに弦がたわみ、チューニングが狂ってしまいます。

弦の張り方をチェックしましょう。

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それでも狂う場合、ロック式ペグを使うのがオススメです。特にGotoh(ゴトー)から発売のマグナムロックは良いと思います。

なかでもペグマスト/ポストの高さを調整できる、H.A.P.M(ハイトアジャスタブルポスト)仕様のマグナムロックはチューニングの狂いの原因にもなるストリングガイドを外すことも可能になるのでオススメ。

H.A.P.M(ハイトアジャスタブルポスト)仕様のマグナムロック

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オススメのロック式ペグ

その他の調整はこちらから:
簡単なエレキギターの調整


✅ストラトキャスターの音を良くするための調整/改造

チューニングの問題が解消されたら次はストラトキャスターの改造です。

トレモロブロックの交換

シンクロナイズドトレモロのチューンになりますが、トレモロ・ブロック/イナーシャブロックを50~60sのヴィンテージのストラト同様の鉄製のものに換えることでハリのある音に変化させることが出来ます。

お手持ちのストラトキャスターのブロックに磁石が付けばそれば鉄製で交換の必要はありません。

鉄製のシンクロナイズドトレモロ用のブロックは音質改善に効果的

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ブリッジ交換

昔はAll Partsなどからお手頃価格のトレモロブロックが発売されていましたが、近年はカラハムなど高価なブロックのみになってしまいましたので簡単には交換できなくなってしまいました。

それでも交換してみたいという方は、鉄ブロック仕様のトレモロ一式を交換という方法もあります。

鉄ブロック仕様のシンクロナイズドトレモロ

弦と弦の間のピッチも、USAサイズの11.2mmや10.8mm、10.5mmなど色々あり、音だけでなく弾き心地も様々なので、試してみると面白いです。

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トレモロスプリング交換

トレモロスプリングがストラトキャスターのトーンに影響を及ぼすことはあまり語られていないように思います。

通常のスプリングと交換、または混ぜて使うことで好みのサウンドに調整出来ます。交換用パーツとしてはESPのTREMOLO TONE SPRINGSや、Raw VintageのRVTS-1が有名で、交換することで音が艷やかになったり、ハリが出たりします。

ストラトキャスターの音質改善にトレモロスプリング

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コンデンサー/キャパシター交換

コンデンサー/キャパシターは、ギターのトーンに関わる重要なパーツです。

コンデンサー(キャパシター)は、ギターのトーンに関わる重要なパーツです

ギターのトーン・コントロールは全開の10にしても、コンデンサー/キャパシターを完全にバイパスできないため、ここをヴィンテージでも使われていたようなオイルやセラミックなどのコンデンサーに換えてあげるとトーンを特に絞らなくても音に艶が出たり、音が太くなったりします。歪ませてしまうと気づきにくいのでローゲインなギタリストにおすすめのチューンです。

安いコンデンサーの載ったギターだとトーンを絞っても単に音がモコモコになるだけですが、例えばストラトキャスターに良質なコンデンサーを搭載しトーンを絞ると、まるでハムバッキングピックアップのギターを弾いているかのような使えるトーンに変化します。こちらは普段歪んだ音で弾いているギタリストでもはっきりと分かると思います。

ストラトキャスターのトーン

*良質なコンデンサーに交換し、ストラトキャスターのリアにもトーンが効くようにマスタートーン仕様にする改造もおすすめです。

コンデンサーの選び方

一般的に0.047uFはストラトキャスターなどのシングル用、0.022uFはハムバッキングピックアップ用で、基本同じものに交換しますが、ヴィンテージのストラトなど0.1uFが使われていたので交換してみても面白いでしょう。

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ボリュームポット/トーンポット交換

良いポットの条件は、ギターのボリュームを絞ったときも使える音色をキープ出来ること。 CTS製のポットは国産のポットに比べ音痩せせずに、音楽的?な効果を発揮してくれます。

良いポットは音が太いので、昔のギタリストのように、ボリューム10で歪んだサウンド、ボリューム7~9で歪みのやや減ったクランチサウンド、5~6でクリーンなサウンドと、手元で歪みと音量をコントロールが出来るようになります。

良いポットの条件は、ギターのボリュームを絞ったときも使える音色をキープ出来ること。

こちらでも紹介しています
リンク先のジョー・ボナマッサのトーンとボリュームの使い方は非常に参考になります
オススメのCTS製コントロール・ポット、セレクター

私は、ストラトキャスターの見た目はそのままに、フロントPUの音をリアまたはセンターPUにブレンド出来る魔法のサーキット、ターボ・ブレンダーが好きです。

ターボブレンダーとは

サドル交換

弦が乗るサドルはとても重要です。人気なのは、Raw Vintage Pure Steel Saddles。他にもチタン製のサドル等が人気です。

人気のRaw Vintage Pure Steel Saddles

こちらでも紹介しています

色々なパーツが手軽にはいるのもストラトの魅力です。お気に入りのストラトキャスターをパワーアップさせてみましょう。

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