ELECTRO-HARMONIX SPRUCE GOOSEはマーシャル Bluesbreakerスタイルのオーバードライブ
ELECTRO-HARMONIX SPRUCE GOOSEが発売されました。
SPRUCE GOOSEは、マーシャル Bluesbreakerスタイルのオーバードライブですが、チューブアンプらしいサチュレーションが得られるLIFTスイッチはなかなか面白いぞ!
SPRUCE GOOSEはマーシャル Bluesbreaker系オーバードライブ
ELECTRO-HARMONIXからSPRUCE GOOSEという、マーシャル Bluesbreakerスタイルのオーバードライブが発売されました。
Bluesbreakerとは、マーシャルの中でも最初期のJTM45の流れをくむ1962というアンプのことで、エリック・クラプトンがブルースブレイカーズ時代に愛用したことからで”ブルースブレイカーコンボ”とも呼ばれるアンプです。
Marshall Handwired | 1962HW | Product Demo | Marshall:
Marshall 1962の特徴は、後の1959や1987などと比べると、柔らかでナチュラルなサウンドのアンプで、同じマーシャルからもBLUESBREAKERというペダルが発売されています。
そんなBluesbreaker系のサウンドのペダルが、ELECTRO-HARMONIX SPRUCE GOOSEです。
ELECTRO-HARMONIX SPRUCE GOOSE
Electro-Harmonix SPRUCE GOOSE Overdrive:
動画を見ていただければ分かると思いますが、同じマーシャル系でもディストーションというよりは、柔らかでアンプライクなオーバードライブ的なサウンドを持ったペダルだということがわかります。
特に 3分34秒からのクリーンにややダーティーな歪みを加えたサウンドは極上です、ジャズギタリストにもおすすめです💕
LIFTスイッチ
SPRUCE GOOSEは、オーソドックスなVolume、Gain、Bass、Trebleの4つのコントロールを持ったペダルですが、中央にLIFTスイッチが搭載されています。
LIFTスイッチとは、簡単に言うとオーバードライブ回路前段のブースターのようなものですが、下側はゲイン0、中央は9dBのゲインアップ、上側は21dBのゲインアップとなっています。
上記動画でも確認できますが、LIFTスイッチONにすることで、チューブアンプのボリュームを上げたときのようなナチュラルなコンプレッションが付加され、これがなかなか良い感じですよね。
例えば、シングルコイルのテレキャスターやストラトキャスターなど出力の弱いギターであっても、LIFTスイッチONにすることで、コンプレッション感のあるナチュラルなサウンドが得られるのは非常に良い機能だと思います。
モーメンタリー対応のフットスイッチ
SPRUCE GOOSEは、エフェクトOFF時に音にペダルの影響を与えないトゥルーバイパスが採用されていますが、フットスイッチを0.5秒間以上長押しすることで、モーメンタリースイッチとして使用することも出来ます。
モーメンタリーとは、踏んでいいる間だけエフェクトをONにする機能で、上記動画の 4分すぎから確認できますが、なるほど面白い機能です👍
※モーメンタリーアクションは無効にすることもできます。
まとめ
SPRUCE GOOSEは、ナチュラルな歪みのBluesbreakerスタイルのオーバードライブペダルです。
Volume、Gain、Bass、Trebleのシンプルな4つのコントロールにより様々な歪みを作ることが可能ですが、さらにチューブアンプらしい質感を与えるLIFTスイッチがなかなか良い仕事しています。
このSPRUCE GOOSEがあれば、トランジスタアンプの定番『ジャズコーラス』なんかと組み合わせてもそこそこ良い音で鳴らせるのではないかな?と、想像しています。
アンプライクで、歪みすぎないオーバードライブをお探しの方はこのSPRUCE GOOSEは良いと思いますね。クラシックロックが好きなギタリストだけでなく、ジャズギタリストにも良いと思います。
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