CARL MARTIN Ampsterはアナログ派にもおすすめの真空管搭載アンプシミュレーター
CARL MARTINから真空管(12AX7)搭載と直感的操作でアナログなギタリストにも扱いやすいアンプシミュレーター”Ampster”が発売されました。
CARL MARTIN Ampster
アンプシミュレーターとは、ギターアンプのサウンドや、スピーカー(キャビネット)から出力する空気感や箱鳴り、またそれを拾うマイクの特性などを再現した機器のことで、このCARL MARTIN Ampsterはコントロールなどの見た目からも分かるようにギターアンプがそのまま小さくなったようなアンプシミュレーターです。
今すぐ購入しかも音の増幅にはギタリストにはおなじみの真空管(12AX7)が使用されており、何となく良い音しそう。。。。って思いますよね。
※画像は下記動画からのキャプチャー
CARL MARTIN Ampsterの入出力を見てみるとエフェクトループ(センド/リターン)も搭載されており、ちょっとモダンなギターアンプそのものですよね。
CARL MARTIN Ampster接続例
CARL MARTIN Ampsterはギターアンプそのものなので、歪ませたければ前段に歪みエフェクターを接続し、ディレイやコーラス、リバーブなどの空間系はエフェクトループに接続することも可能です。
Linkというギターアンプが接続できる端子も用意されていて、こちらはアンプシミュレーターを介さないダイレクトアウトです。
近年流行りのIR(インパルス・レスポンス)には対応していないようですが、左側のフットスイッチにより、スピーカーのタイプをフェンダー系の2×12オープンバック(赤ランプが点灯)とマーシャル系の4×12クローズドバック(緑ランプが点灯)を切り替えることも出来、また12AX7真空管によるリアルなアンプサウンドが期待できそう((o(´∀`)o))ワクワク。
CARL MARTIN Ampsterの動画
Carl Martin Ampster – Sound Demo (no talking):
こちらの動画では、既存のアンプを通した時の音2パターンと、DIアウトからラインでオーディオインターフェースに直接繋いだ音を比較して聴くことが出来ますが、DIアウト経由でもライン臭がなくほぼ似たような音で録れています。
これはすごいと思います。
※ AmpsterのDIアウトからオーディオインターフェース繋いだ音は1:05~。Ampsterのセンドからギターアンプへ接続した時の音は4:50~。アンプのプリ部をバイパスしたアンプのリターン端子へ繋いだ時の音は5:25~。
動画を見た限りでは、Ampsterはアンプシミュレーターとしてはかなり優秀、、、、というかギターアンプそのものの音と言っても良いかもしれません😍
AmpsterのGainは上げてもクランチ程度までであまり歪む感じではありませんが、前段に適当なオーバードライブやディストーションなども繋げるので特に問題なはさそうです。
ライバルはSTRYMON IRIDIUM、Universal Audio
CARL MARTIN Ampsterのライバルは、以前こちらでも紹介したSTRYMON IRIDIUM、 Universal Audio UAFX Amplifierあたりでしょうかね。
価格で言えばCARL MARTIN Ampsterが一番安くて、次にSTRYMON IRIDIUM、Universal Audio UAFX Amplifierの順で約5千円ずつ高くなりますが、どれも甲乙つけがたい出来の素晴らしいアンプシミュレーターだと思います。
※サウンドハウスの価格を参考にしています。
まとめ
エレキギターはギターアンプで鳴らしてなんぼだと思いますが、最近のアンプシミュレーターの進化はすごいですね。ギターアンプが要らなくなる日も近いのかな??
まだまだ価格的には高価なので簡単には買えませんが(といってもギターアンプを買うことを考えたら安い)、アンプシミュレーター関連機器は今後も注目です。
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