アメリカのブティック・ギター・アンプブランド Morgan Amplification(モーガン・アンプリフィケーション)のチューブアンプ一覧。

Morgan Amplificationとは
Morgan Amplificationは、ジョー・モーガンにより設立されたブティックアンプブランドです。
特徴
ヴィンテージサウンド:
Morganアンプは、1950年代~1960年代のヴィンテージアンプにインスパイアされたサウンドが特徴です。温かみがあり、柔らかいクリーンから、オーバードライブサウンドまで幅広く対応します。
高品質なコンポーネント:
真空管アンプの良し悪しは、そのコンポーネントの良し悪しによって決まることから、Morgan Amplificationでは、最高のものの中から最高のものを選び、最高の音響特性を実現するために、カスタム設計されたマーキュリー マグネティクス トランスフォーマーを使用して設計されています。


Morgan Amplificationは、ブティックアンプなので安くはないですが、ヴィンテージのフェンダーやVOX、マーシャルアンプに興味のある方にはおすすめのモデルが多数ラインナップされています。まずはサウンドを聴いてみましょう。
Boutique Amps Distribution:
Morgan Amplificationは現在、カリフォルニア州にある Boutique Amps Distribution 傘下に入り、製造・流通・マーケティングのインフラを共有することで、ブティッククオリティを維持しながらも安定した供給体制とサポートを実現しています。
これにより、各ブランドの個性豊かな製品が世界中のプレイヤーに手に入りやすくなり、修理やアフターサービスも含めた長期的な安心感が得られるようになりました。
Boutique Amps Distributionでは、Morgan Amplificationをはじめ、Friedman Amplification、Bogner Amplification、Tone King、Soldano、Diezel Amplificationなどの主要ブランドが同じ施設で生産されています。
小型チューブアンプ(~15W)
15W未満の小型アンプは、低音量でも真空管らしいナチュラルな歪みが得やすく、自宅練習や小規模セッション、レコーディングに最適です。
Tweed 20 ( 12W )


Tweed20は、1950年代初期の5E3スタイルのトーン(Fender Tweed Deluxe)を基本とし、現代にマッチした理想の音質、音量、音圧を持たせるカスタマイズを加えたハンドワイアード、オールチューブコンボです。
カソード バイアス(自己バイアス)の6V6 は、ギターのボリュームコントロールを回すだけでクリーンから歪みまで切り替えられる、心地よいコンプレッションとタッチセンシビリティーに優れたサウンドが得られます。
オリジナルTweed Deluxeと異なるのは、ほとんどの 5E3 スタイルのアンプで発生する低音域の音漏れがなく、ボリュームとヘッドルームが十分である点です。
コントロールはVol、Tone、さらに太陽と月のスイッチはブライトスイッチで、太陽側に入れることで高周波帯域を増加させる事ができます。

▼アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
2×12AX7、2×6V6、1×5AR4(GZ34)
※米国のオフィシャルサイトではプリチューブがより低ゲインの12AT7 × 1、12AY7 × 1となっています。 - スピーカー:
1×12″ Celestion G12M-25 Greenback (16Ω) - インピーダンス:
1×16Ω,2×8Ω - サイズ・重量:
460×545×255mm、16.7kg(コンボ)
NAMM ’18 – Morgan Amplification Tweed 20 and JS12 Demos:
ツイードらしい個性がしっかり出ていますね。JS12は、ジョシュ・スミス シグネチャーヘッドです。
JS12 ( 12W )


JS12は、ジョシュ・スミス(Josh Smith)のシグネチャーアンプです。JS12はTweed 20をカスタマイズしたモデルで、Josh の厳しい基準に合わせて特別に設計されたカスタム Eminence JS1250スピーカーと同様に、手作業で施されたエイジドラッカー仕上げがこのモデルの標準仕様です。

ブーストスイッチ(3db)が組み込まれ、さらにアンプの電源をパワーアップすることでローエンドが強化されています。
リバーブも新たに搭載され、ReverbとDwellコントロールノブが追加されています。Dwell コントロールは、リバーブの減衰量をコントロールできます。
▼アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
3×12AX7、2×6V6 - スピーカー:
1×12″ カスタム Eminence JS1250 ジョシュ・スミス シグネチャー スピーカー - インピーダンス:
1×16Ω,1×8Ω - サイズ・重量:
457×527×254mm、16.7kg(コンボ)
Let’s Test The Morgan JS-12! | Four AWESOME Tones You NEED To Try!:
ツイードらしい個性がしっかり出ていますね。JS12は、ジョシュ・スミス シグネチャーヘッドです。
PR12 ( 12W )


PR12は、1960年代に登場したスプリングリバーブ・ユニットを搭載したクラシック・アメリカン・アンプ(Fender Princeton Reverb)をベースに、現代のギタリストの要求に合わせてカスタマイズを加えたハンドワイアード、オールチューブコンボです。
コントロールはVolにTreble、BassにReverb、Dwellを搭載。

※リバーブのオン/オフは付属のフット・スイッチでも切り替え可能です。
▼カラーはTwilightカラーの他、Driftwoodカラー、アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
3×12AX7、2×6V6、5AR4(GZ34) - スピーカー:
1×12″ Celestion G12M-25 Greenback (16Ω) - インピーダンス:
1×16Ω, 1×8Ω - サイズ・重量:
460×545×255mm、17.2kg(コンボ)
Morgan pr12 combo:
コメント:
1960年代に登場したクラシック・アメリカンアンプというと、フェンダーのデラックスリバーブ or プリンストンリバーブになると思いますが、出力が12W、さらに12インチスピーカー搭載ということで、プリンストンリバーブとデラックスリバーブの両方の個性を味わえるアンプだと思います。
やはりリバーブがあると表現力が高まりますね。
中型チューブアンプ(~30W)
20W~30W程度の中型アンプは、ヘッドルーム(クリーン)と歪みのバランスが良く、スタジオやライブハウス、レコーディングなど幅広いシーンで活躍します。
AC20 ( 0.25~20W )

AC20は、1960年代初期のブリティッシュ・ギターコンボアンプ(VOX AC30)のトーンを生み出すことができるハンドワイアード、オールチューブコンボです。
コントロールはVol、Cut(高音域をカット)、さらにPowerノブにより出力を0.25~20Wに可変することが可能です。

Volの横にある2つのスイッチによりトーンを補正する事が可能で、上の太陽と月はブライトスイッチ、下のト音記号/ヘ音記号はトレブル/ベース・スイッチで、ト音記号側にすることで低音域をカットします。
▼カラーはTwilightカラーの他、Driftwoodカラー、アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
2×12AX7、2×EL84 - スピーカー:
1×12″ Celestion G12H-75 Creamback (16Ω) - インピーダンス:
1×16Ω, 2×8Ω - サイズ・重量:
510×545×255mm、21.3kg(コンボ)
432×248×191mm、11.3kg(ヘッド)
Morgan Amps AC 20 Demo Video by Shawn Tubbs:
コメント:
ブリティッシュ系アンプは歪みが良いですね!CutのノブからVOX AC30系アンプだということがわかりますが、チャイミーでキラキラしたサウンドが心地よいアンプです。
またボリュームを上げたときのサチュレーションが素晴らしいので大音量で楽しみたいアンプではありますが、Powerノブにより出力を1/4(0.25W)まで下げられるので大きな音を出せない自宅などでも楽しむことができます👍
DUAL 20 ( 0.25~20W )


DUAL 20は、AC20同様のVOX AC30系アンプです。AC20はシングルチャンネル仕様ですが、このDUAL 20はトップブーストとノーマルの2つのチャンネルがあります。

マスターボリュームはありませんが、Powerノブにより出力を0.25~20Wに可変することが出来ますのでライブはもちろん自宅での使用にも便利です。
ノーマルchのVolの横にある2つのスイッチは、上側(太陽と月)はブライトスイッチ、下側(ト音記号/ヘ音記号)はトレブル/ベーススイッチになります。
背面にはプリアンプ用真空管を12AX7とEF86のどちらかを選択することが出来、甘く上質なクリーンからハイゲインサウンドまでスイッチひとつで変化させることが出来ます。

カラーはTwilightカラーの他、Driftwoodカラー、アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
1×EF86, 3×12AX7、2×EL84、5AR4 (GZ34) - スピーカー:
1×12″ Celestion G12H-75 Creamback (16Ω) - インピーダンス:
1×16Ω, 2×8Ω - サイズ・重量:
610×545×255mm、23.5kg(コンボ)
Morgan Amps Dual 20 / Classic British Tones / Two amps in one!! :
コメント:
チャンネルは2つありますが、このアンプはヴィンテージアンプのようにTOP/NORMの差し込みで切り替えるタイプですが、別途A/Bスイッチを使うことで足元で切り替えも可能です。
12AX7とEF86の切り替えはノーマルchのみで有効なようで、EF86のほうがゲインが高くボリュームを上げると音の潰れたファズのようなニュアンスもあるのかなと言う感じです。
DUAL20は、AC20よりも多機能でより使い勝手が良いアンプですね。
MVP23 ( 0.25~23W )


MVP23は、1960年代のフェンダー・ブラックフェイス系のトーンと1960年代後半のマーシャル・プレキシ系オーバードライブ・サウンドを融合したハンドワイアード、オールチューブコンボです。
コントロールはGain、VolにTreble、Mid、Bassの3バンドEQ、さらにPowerノブにより出力を0.25~23Wに可変することが可能です。

▼カラーはTwilightカラーの他、Driftwoodカラー、アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
2×12AX7、2×EL84 - スピーカー:
1×12″ Celestion G12H-75 Creamback (16Ω) - インピーダンス:
1×16Ω , 2×8Ω - サイズ・重量:
510×545×255mm、19.6kg(コンボ)
432×248×191mm、11.3kg(ヘッド)
Morgan Amps MVP23 Combo Amplifier Reviewed:
コメント:
パワー管がEL84ということもあって、歪みサウンドが素晴らしいですね。Gainコントロールに加え、出力を落とすアッテネーターが搭載されていることもあり自宅からライブまでマルチに使えるアンプです。
動画では(エリック・クラプトンも使用した)18Wのマーシャルのブルースブレイカーと言っていますが、まさにそんな感じのヴィンテージライクなオーバードライブサウンドです。
クラスA、カソードバイアス(Cathode Bias)とも言っていますので、バイアス調整は不要みたいです👍
大型チューブアンプ(40W~100W以上)
40W~100Wクラスの大型アンプは、高い音圧と豊かなヘッドルーム(クリーン)が特徴で、クリーンを重視するプレイヤーや大音量のバンドにおすすめです。
MVP66 ( 1~50W )


MVP66は、出力50Wのハンドワイアード・オール・チューブアンプです。パワー管にKT66の互換となる5881を2本搭載し、英国製クラシックアンプ(マーシャルプレキシ?)サウンドを再現しています。
Powerノブを搭載し出力は1~50Wに可変可能。

GAINにはPull Bright、バックパネルにはフットスイッチに対応したブーストスイッチ(ブーストレベルつまみ)を搭載。

▼カラーはTwilightカラーの他、Driftwoodカラー、アンプヘッドもラインナップされています。


Spec:
- 真空管:
2×12AX7、2×5881 (KT66互換) - スピーカー:
1×12″ Celestion G12H-75 Creamback (16Ω) - インピーダンス:
1×16Ω, 2×8Ω - サイズ・重量:
610×545×255mm、23.5kg(コンボ)
Morgan MVP66 1×12 Amplifier | Loud and Proud:
コメント:
MVP66は、出力23WのMVP23の姉妹機種です。出力が50Wと大きいので、ライブやスタジオでの使用はもちろん、Powerノブを操作し1vで使えるところも素晴らしいですね。
もちろんGAINノブも搭載されているので場所を問わずミッドの効いた古き良きプレキシサウンドがを堪能できます。
ブランドサイトより:
KT66 は、ロックの歴史上最も尊敬され、かつ最も過小評価されている真空管の 1 つかもしれません。エリック・クラプトンからアンガス・ヤングまで、ギター界の伝説的人物たちは、自分たちのサウンドを定義するためにこの真空管を使用してきましたが、1つ明らかなことは、KT66 のサウンドはとてつもなく(音量が)大きいということです。


