Soldano/ソルダーノのチューブアンプ一覧。

Soldanoとは
Soldanoは、1986年にマイケル・ソルダーノによってカリフォルニア州ロサンゼルスで設立され、後にワシントン州シアトルに移転したギターアンプブランドです。
Soldanoは、マイケル・ソルダーノが自作したフェンダー・ベースマンのクローンや、メサ・ブギー・マークIIを回路を基に「よりタイトでクリーンなハイゲイン」を追求し完成させたのがソルダーノのフラッグシップモデルとなる「スーパー・リード・オーバードライブ(SLO-100)」です。

SLO-100
1987年発売されたSLO-100は、エリック・クラプトンやマーク・ノップラー、ジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイ、ジョージ・リンチ、ゲイリー・ムーアなどに愛用されます。

1991年には、エドワード・ヴァン・ヘイレンが、アルバム『 For Unlawful Carnal Knowledge 』でSLO 100を使用し、それが後のシグネチャーアンプ Peavey 5150(現EVH 5150III)に繋がります。

特徴
Soldanoは、ハイゲインなアンプであるために、ハードロックやメタル系ギタリストに愛用される傾向にありますが、エリック・クラプトンやマーク・ノップラーなどあまり歪ませないプレイスタイルのギタリストにも愛用されました。
その理由は、クリーン~クランチサウンドのクオリティの高さです。SLO-100は、ギタリストのピッキングニュアンスを非常に忠実に再現し、ボリュームコントロールやタッチセンシビティにより音色を自在に変えることができるのも特徴です。
また、Soldanoの高い品質も理由の一つであり、ライブやスタジオで一貫したトーンを提供する信頼性です(ヴァン・ヘイレンがマーシャルからソルダーノに変えたのも、マーシャルアンプのトラブルが原因とされています)。
現行モデル
現行モデルは、SoldanoのフラッグシップモデルであるSLO-100をはじめ、SLO-100をコンパクトにした30WモデルSLO-30、最新のDSP・IR(インパルスレスポンス)キャビネットシミュレーション機能を搭載したASTRO-20などがラインナップされています。
また、SLO-100のサウンドをエフェクターに落とし込んだ SLO Pedal~Super Lead Overdriveも非常に人気があります。
Boutique Amps Distribution:
Soldanoは現在、カリフォルニア州にある Boutique Amps Distribution 傘下に入り、製造・流通・マーケティングのインフラを共有することで、ブティッククオリティを維持しながらも安定した供給体制とサポートを実現しています。
これにより、各ブランドの個性豊かな製品が世界中のプレイヤーに手に入りやすくなり、修理やアフターサービスも含めた長期的な安心感が得られるようになりました。
Boutique Amps Distributionでは、Soldanoをはじめ、Tone King、Morgan Amplification、Friedman Amplification、Bogner Amplification、Diezel Amplificationなどの主要ブランドが同じ施設で生産されています。
小型チューブアンプ(~15W)
15W未満の小型アンプは、低音量でも真空管らしいナチュラルな歪みが得やすく、自宅練習や小規模セッション、レコーディングに最適です。
中型チューブアンプ(~30W)
20W~30W程度の中型アンプは、ヘッドルーム(クリーン)と歪みのバランスが良く、スタジオやライブハウス、レコーディングなど幅広いシーンで活躍します。
ASTRO-20 ( 20W )

Soldano ASTRO-20は、出力20Wの3チャネルチューブアンプに、最新のDSP・IR(インパルスレスポンス)キャビネットシミュレーション機能を搭載したモデルです。
Soldanoの極上のチューブサウンドに加え、IR対応のキャビネットシミュレーションにより、ライブからスタジオレコーディング、ヘッドホンアウトを使用した自宅での練習まで、あらゆる状況に対応できるギターアンプとなっていますです。
主な特徴
プリアンプセクション:
ASTRO-20のプリアンプセクションは、クリーンチャンネルと2つのドライブチャンネルによって構成されています。

クリーンチャンネル(GREEN Galaxy)では、VOLUME、TONE、BRIGHTスイッチによりクリスタルなクリーンから、ブルージーなサウンドまでをカバー。
2つのドライブチャンネルでは、独立した2つのGAIN、2つのVOLUMEコントロールを備え、各チャンネルのキャラクターを3種類(BLUE / PURPLE / RED Galaxy)から選択可能となっています。サウンドはブルージーなクランチから伝統のSOLDANOサウンドを継承したハイゲインサウンドまで完全に網羅します。
- BLUE Galaxy:
ブルージーなクリーンからファットできらびやかなハードロック・トーンまで幅広く対応 - PURPLE Galaxy:
ハードロックからパンチの効いたハイゲインドライブまで、タイトなレスポンスが特徴 - RED Galaxy:
SOLDANO 伝統のSLOオーバードライブ・サウンド
IR – Impulse Response セクション:
IR – Impulse Response セクションは、低レイテンシーでバイパス可能な、6プリセットを読み込み可能で、フロントパネルのGalaxiesの周囲の6つの惑星がプリセットに連動し、リアルなスピーカーサウンドを得ることができます。
また、専用のソフトウェア・エディターによりPC上でIRの設定や保存、読み込みが可能です。


レコーディング時には、スピーカーキャビネットを介さずに、スタンドアローン(ダミーロード不要)で直接コンソールに接続可能。グラウンド・リフト付きXLRバランス出力を備え、プロフェッショナルなレコーディングスタジオの現場にも対応します。
IR スピーカー・キャビネット タイプ一覧:
- 412 V30:
Vintage 30スピーカーを搭載したSoldano 412キャビネットです。Soldanoのトーンに最適です。マイクはSM57と1973を使用。 - UK412 V30:
バルチックバーチ材を使用したクラシックな英国製のクローズドバックキャビネットです。あらゆるスタイルの音楽に最適なバランスのとれたVintage 30スピーカーを搭載。マイクはSM57とR-121を使用。 - 412 LEGEND DEEP:
Legendスピーカーを搭載した伝説的なSoldano SLO 412 “TWEED”キャビネットです。マイクはSM57とR-121を使用。 - 412 X12000:
X12000スピーカーを搭載したクラシックなヴィンテージSoldano 412キャビネットです。ウォームかつ、ダークでパンチの効いたサウンドが得られます。マイクはSM57とR-121を使用。 - 212 V30:
Vintage 30を2台搭載した横型キャビネットです。412よりもタイトなボトムエンドが特長です。マイクはSM57とR-121を使用。 - 212 EVM12L:
ヴィンテージのEVM12Lは、現代のスピーカーとは逆の音質を持っています。しかし、212クローズドバックキャビネットにセットされたスピーカーは、バランスの取れたクリーントーンはもちろん、砕けるようなロックやメタルトーンにも対応します。マイクはSM57とR-121を使用。 - 112 RED:
Soldano 112 Snakeskinオープンバックコンボからキャプチャしました。高ワット数のRedbackスピーカーはバランスが取れた広がりのあるサウンドです。マイクはSM57を使用。 - 412 GB:
Greenbackを搭載したSoldano 412キャビネットです。クラシック感たっぷりのオープンなサウンドが特長です。マイクはSM57とR-121を使用。 - 412 LEGEND TIGHT:
Legendスピーカーを搭載した伝説的なSoldano SLO 412 “TWEED”キャビネットです。マイクはSM57を使用。 - 412 RECT:
ヘヴィミュージックの主流となった特大キャビネットにVintage 30スピーカーを組み合わせた象徴的なキャビネットです。クリーントーンにもダーティートーンにもフィットし、タイトで抜けの良いサウンドが特長です。 - UK 412 V30 GB:
Greenback 2台とVintage 30 2台が組み合わさった英国製の1960キャビネットです。マイクはSM57を2本とR-121を使用。 - UK 412 JBL120 GB:
Greenback 2台とJBL120 2台のスピーカーを搭載したヴィンテージの英国製412キャビネットです。クラシックでレトロな組み合わせです。マイクはSM57を2本使用。
エフェクトループ/MIDIに対応:
ASTRO-20は、シリーズ接続によるウルトラ・トランスペアレントFXループを備え、エフェクトの接続が可能です。
また、プログラム可能な4ボタンMIDIフットスイッチペダルが付属し、ステージ上での瞬時のサウンド切り替えに対応します。
Spec;
- 真空管 :
2×6V6、4×ECC83 (12AX7) - インピーダンス:
1×16Ω / 2×8Ω (パラレル)/ 2×4Ω(パラレル) - サイズ・重量:
483×229×248mm、11.8kg
Soldano ASTRO 20:
ASTRO-20の出力は20W、重さも11.8kgと、使いやすく持ち運びに便利な大きさです。IR対応のキャビネットシミュレーターも搭載しているので、PAからの出力も可能なので便利です。
SLO-30 ( 30W )

Soldano SLO-30(Super Lead Overdrive 30)は、Soldanoを象徴するSLO-100のリッチでハーモニックなサウンドはそのままに、今日のスタジオやステージでの使用に合わせサイズダウンしたモデルです。
2チャンネル仕様、エフェクトループ搭載。
Soldano SLO-30のコントロールパネル:

Soldano SLO-30のバックパネル:

Soldano SLO-30 112 Comboも発売!:


Spec;
- 真空管:
2×5881(6L6)、5×12AX7 - スピーカー:
1×12″ Celestion G12H-150 Redback(コンボのみ) - サイズ・重量:
483mm×222×248mm、14kg(ヘッド)
527×521×299mm、25kg(コンボ)
Soldano SLO-30 – Sound Demo (no talking):
Soldano SLO-30はSLO-100をそのまま小さくしたモデルですので自分で機材を持ち運ぶことの多いアマチュアギタリストには最適なモデルです。
大型チューブアンプ(40W~100W以上)
40W~100Wクラスの大型アンプは、高い音圧と豊かなヘッドルーム(クリーン)が特徴で、クリーンを重視するプレイヤーや大音量のバンドにおすすめです。
SLO-100 ( 100W )

Soldano SLO-100(Super Lead Overdrive 100)はモダンハイゲインのスタンダードアンプです。
SLO-100は最高品質のミリタリーグレードのパーツを使用して米国でハンドメイドされたオールチューブの2チャンネル仕様。
ドライブチャンネルはミック・マーズ(モトリークルー)やウォーレン・デ・マルティーニ(ラット)、ハワード・リース(ハート)などの多くのHR/HMギタリストに愛用され、さらにクリアで立体的なクリーンとブルージーなクランチサウンドはエリック・クラプトンをはじめ、マーク・ノップラー、ウォーレン・ヘインズなどのギタリストにも愛されています。
SLO-100のコントロールパネル:

SLO-100のバックパネル:

主な特徴
DEPTHコントロール:
SLOシリーズにおける最も特徴的な機能はパワーアンプ部のDEPTHコントロールです。
SLO-100ではこのDEPTHとPRESENCEコントロールの組み合わせにより一般的なトーンスタックを凌駕するパワフルなEQセクションとなり、アンプのサウンドキャラクターの可能性を広げます。
エフェクトループ:
新たに設計されたウルトラクリア・チューブバッファード・エフェクトループはヴィンテージペダルからハイパワーなラックユニットまで接続可能。
あらゆる機器に対応します。
またエフェクトループは回路から完全に切り離すことのできるハードワイヤー・バイパスを採用しています。
フロントパネルチャンネル切り替え:
フロントパネルには、オリジナルのSLOを知るプレイヤーには嬉しいチャンネル切り替えスイッチを搭載しています。
スタジオなどフットスイッチを必要としない場面にも最適です。
SLO-100 RACK:
SLO-100 RACK(SLO-100R)は、1987年、ヴィヴィアン・キャンベル(ex ディオ、ホワイトスネイク、デフ・レパード)のために制作されたラックタイプのSLO-100をベースに開発されたモデルです。

Spec;
- 真空管 :
4×5881(6L6)、5×ECC83 (12AX7) - サイズ・重量:
642×229×254mm、22kg(ヘッド)
482×254×177mm、19.05 kg(ラック)
Soldano SLO-100 | One HELL Of An Amplifier:
ヘヴィーサウンドはもちろんクランチサウンドの美しさもSLOシリーズの特徴ですね。
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