フェンダーアンプのラインナップにシルバーフェイスが加わりました。
シルバーフェイスとはコントロールパネルがシルバーになったアンプの通称で、1968年に発売され、ビートルズが使ったアンプとしても有名です。
FENDER ’68 Customシリーズ:

FENDER ( フェンダー ) ’68 Customシリーズ
通称ブラックフェイスと呼ばれるフェンダーアンプがシルバーフェイスにモデルチェンジしたのが1968年。

コントロールパネルが黒い通称”ブラックフェイス”
シルバーフェイスは、それ以前のブラックフェイスに比べ音が硬いとか、歪まないとかあまりよい評判を聞きませんが個人的には非常に好きなアンプ。
昔よく利用していたスタジオに置いてあったので、何度も弾いたことありますがキラキラした高域とぶっとい中低域が印象的なアンプでした。
ブラックフェイスとシルバーフェイスの違いは、同時に弾き比べたことはないのでよく分かりませんが、近年はYouTubeなどで色々な動画が見られる/聴けるので本当にありがたい。
言葉にするならブラックフェイスはツヤツヤ、シルバーフェイスはキラキラという感じですかね??
リバーブのかかりはシルバーフェイスの方がなんとなく好きです。
何よりもビートルズが最後の2枚で使ったアンプがシルバーフェイスですから、聴いてもらえばどんなアンプか分かると思います。
この曲なんかはまさにフェンダー・サウンドですね、良い音してます。
シルバーフェイスの68 Customシリーズは4機種です。
FENDER ’68 Custom Princeton Reverb
10インチスピーカー、12Wの、’68 Custom Princeton Reverb

Spec;
- スピーカー:1×10″ Celestion TEN 30
- 真空管:3×12AX7, 1×12AT7、2×6V6
- サイズ・重量:406×505×241mm、15.7kg
FENDER ’68 Custom Deluxe Reverb
12インチスピーカー、22Wの、68 Custom Deluxe Reverb。
自宅の練習からライブハウスまで使えるお手頃サイズ。

Spec;
- スピーカー:1×12インチ Celestion G12V-70
- 真空管:4×12AX7, 2×12AT7、2×6V6
- サイズ・重量:445×622×241mm、19.05 kg
FENDER ’68 Custom Vibrolux Reverb

Twin Reverb(85W)とDeluxe Reverb(22W)の中間的な立ち位置の35wのアンプ。
スピーカーは12インチではく10インチを2発搭載なので、パワフルでありながらも軽いアンプです。
Spec;
- スピーカー:2×10” Celestion TEN 30
- 真空管:4×12AX7, 2×12AT7, 2×6L6
- サイズ・重量:460×619×244mm 18.96 kg
FENDER ’68 Custom Twin Reverb
12インチスピーカーを2基搭載した出力85Wの、’68 Custom Twin Reverb。
クリーンといえばこのアンプです。

Spec;
- スピーカー:2×12″ Celestion G12V-70)
- 真空管:4×12AX7, 2×12AT7、4×6L6
- サイズ・重量:504×664×219mm、29 kg
FENDER ’68 Customシリーズの特徴
この68カスタムシリーズは見た目こそ当時のシルバーフェイスを踏襲していますが、オリジナルとはかなり仕様が異っています。
Vintage/Customの2チャンネル
まず目を引くのがVintage、Customという2チャンネル(2つのインプット)を持っているということ(Princeton Reverbを除く)。
68 Customシリーズのコントロールパネル:

Princeton Reverbはシングルチャンネル仕様:

“Custom”チャンネル
’68 Custom Deluxe Reverbと’68 Custom Twin Reverbには、伝統的なシルバーフェイスのトーンを再現した”Vintage”チャンネルと、59Bassmanのトーンスタックを有した”Custom”チャンネルを搭載。
クラシカルなルックスの一方で、使い勝手の良いスペックとなっています。
~Silver-Face” ’68 Customシリーズ登場:Fender Official Site Japanより~
59Bassmanというと、ツイード期のベースマンですが、ツヤツヤ、キラキラなブラック/シルバー期に比べると、ジャリっとした太くて荒々しいサウンドが特徴のアンプです。
動画を見た感じでは、59Bassmanの音という感じはしませんが、とてもパワフルで魅力的な音ですね。
Vintage/Customの切り替えは、スイッチではなく、通常のアンプで言う左側のノーマルチャンネル側が”Custom”チャンネルになるので、ケーブルを差し替えるか、足元で操作するにはA/Bセレクターを別途用意する必要があります。
オリジナルにはないVintage/Custom両チャンネルでトレモロとリバーブが使えるというのも素晴らしい点ですね👍
セレッションスピーカー搭載
フェンダーアンプというとJensenやEminenceが有名ですが、この68 CustomシリーズにはCelestionスピーカーが搭載されています。
CelestionスピーカーはVOXやMarshallなど英国系のアンプでおなじみのスピーカーですが、このCelestionを搭載することにより、より中域の持ち上がったロックテイストなアンプに仕上がっているとのこと。
整流管はダイオード
ブラックフェイスのリイシューはPrinceton Reverb、Deluxe Reverbなど整流管も真空管(5AR4)が使われていますが、この68シリーズはダイオード整流のようです。
チューブアンプとはいえ整流管まで真空管を使用しているアンプは最近は珍しいので特に問題はないと思いますが念の為。
ロックな音も出せるフェンダーアンプ
単なる銀パネなら、さほど高価でないオリジナルの銀パネを購入すれば良いと思いますが、フェンダーのサウンドが欲しくて、さらにロックな音も欲しいという贅沢な方にはこのアンプはおすすめですね。
チャンネル・リンクも可能なようです(チャンネルが1つのCustom Princeton Reverbを除く)。
リンクの説明は以下の動画の8:00~。
FENDER ’68 Customシリーズはこちらから

FENDERの68 CUSTOMシリーズにVIBRO CHAMPとPRO REVERBが登場
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