ポリスサウンドには欠かせないフランジャー～ANDY SUMMERS WALKING ON THE MOONがElectro-Harmonixから

2023年8月6日ELECTRO-HARMONIX

ポリスのギタリストアンディー・サマーズのシグネチャー・フランジャー”ANDY SUMMERS WALKING ON THE MOON”が発売されました。

1. ANDY SUMMERS WALKING ON THE MOONとは
2. 手持ちのフランジャーでもこのトーンが出せるのか
3. Andy Summers Walking on the Moon Analog Flangerはこちらで購入できます
4. 関連リンク

ANDY SUMMERS WALKING ON THE MOONとは

ANDY SUMMERS WALKING ON THE MOONとは、ポリスのギタリストアンディー・サマーズのシグネチャー・フランジャーです。

ポリスの、特に初期のサウンドは好きで私も良く聴くのですが、アンディーのあのサウンドはコーラスだとばかり思っていましたが、あれってフランジャーだったのですね。。。

私も最近知ったのですが、それを知るきっかけとなった動画がこちら。

Deluxe Electric Mistress – Police sounds：

Deluxe Electric Mistressとは同じElectro-Harmonixから発売されていたフランジャーですが（廃盤）、音を聴くと確かにアンディーの音ですよねφ(..)メモメモ。

で、このANDY SUMMERS WALKING ON THE MOONはそんなアンディー・サマーズのフランジャートーンを出すためのフランジャーで、こちらがデモ動画です。

【日本語字幕】Andy Summers Walking on the Moon Analog Flanger：

こちらの動画では製品名となっている Walking On The Moonや Message in a Bottleなどポリス初期の名曲を弾いていますが、まさに「あ～この音だよ！！」というフランジャー特有の金属的でありながらも、チープで揺れは少ないんだけど広がる？みたいな独特なトーンですよね😍

手持ちのフランジャーでもこのトーンが出せるのか

フランジャーというと、私はTC ELECTRONICの Thunderstorm Flangerという安いフランジャーを持っているのですが、このフランジャーでアンディー・サマーズのトーンは出せるのかと試してみたところ、ノブを絞って揺れを少なくすることでWalking on the Moonや、Message in a Bottleのようなサウンドも出せましたので、必ずしもこのAndy Summers Walking on the Moon Analog Flangerを買う必要はないと思いますが、ファンなら持っておきたい一品です。

✅Andy Summers Walking on the Moonの主な特徴（コントロール）：

RATE：モジュレーションのスピードを設定し、ゆっくりとしたスムーズなフィルター・スウィープから、ジッターのようなビブラートまで幅広く対応します。
RANGE：エフェクトが低域の周波数帯域をどれだけ狭く、または広くスイープするかをコントロールします。
COLOR：繊細なコーラス・エフェクトからクラシックなジェットウーシュ・サウンドまで、フランジャー効果の強さをエフェクトします。これら3つのコントロールが相互に作用して、幅広いモジュレーション効果を生み出します。
FILTER MATRIX：FILTER MATRIXスイッチは、LFOをフランジャー回路から切り離すことで、フランジャーが固定されたフィルター効果を与え、従来のモジュレーション・ペダルを動かすことなく、サウンドにチャイムやメタリックな倍音を加えることができます。DRY出力により、エフェクト信号からドライ信号をスプリットできます。
トゥルーバイパス

Andy Summers Walking on the Moon Analog Flangerは、FILTER MATRIXスイッチがポイントのようで、このFILTER MATRIXスイッチをONにすることで、揺れのないフランジャー効果が得られるようです。これは、廃盤のDeluxe Electric Mistressや、後継機種であるDeluxe Electric Mistress XOにも搭載されている機能です。