ドイツのエフェクターブランド「Behringer」からケンタウルス、トーンベンダー、ユニバイブ系エフェクターが登場!

2024年12月24日歪み系,モジュレーション系オーバードライブ,ファズ,トレモロ / ビブラート,Behringer

ドイツのエフェクターブランド「Behringer(ベリンガー)」が、久々に新作エフェクターを3機種発表しました!

CENTAUR(ケンタウルス)、TONE BENDER(トーンベンダー)、Uni-Vibe(ユニバイブ)は、名だたる伝説的なエフェクターとして知られていますが、その価格や希少性からなかなか手が出せない存在でした。しかし、今回Behringerからこれらのペダルが登場したことで、手頃な価格でその魅力を楽しむチャンスがやってきました!


CENTAUR OVERDRIVE

CENTAUR OVERDRIVEは、オーバードライブの最高峰!「CENTAUR(ケンタウルス)」を再現したオーバードライブです。

Behringer CENTAUR OVERDRIVE

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CENTAUR(ケンタウルス)は、アメリカのエフェクターデザイナーであるビル・フィネガン(Bill Finnegan)氏が1990年代に手作業で製作していたオーバードライブです。その最大の特徴は、「ペダルを使用しているとは思えない」ほどの透明感のあるオーバードライブサウンドで、オリジナルモデルは希少性が高く、現在では数十万円のプレミア価格で取引されることもあります。

KLON CENTAUR(ケンタウルス)〜”オーバードライブの王様”を知る【デジマート DEEPER’S VIEW】:

【English Sub】KLON CENTAUR(ケンタウルス) 〜“オーバードライブの王様”を知る【デジマート DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜 Vol 16】

Behringer「CENTAUR OVERDRIVE」は、CENTAUR(ケンタウルス)の伝説的なオーバードライブサウンドを、Behringerの技術と優れたコストパフォーマンスで再現したモデルです。

The stomp, the myth, the legend – Behringer CENTAUR OVERDRIVE:

The stomp, the myth, the legend - Behringer CENTAUR OVERDRIVE

メーカーサイトによると「ゲルマニウムの特性にインスパイアされたソフトクリッピングダイオードを備えた伝説的なトランスペアレントブーストオーバードライブ」とのことですが、CENTAUR特有の粉っぽいきめ細かな歪みがそのまま再現されています。

その他動画はこちらから。
 Behringer CENTAUR OVERDRIVE – YouTube

FUZZ BENDER

FUZZ BENDERは、1965年に英国で誕生したファズペダル「TONE BENDER(トーンベンダー)」を再現したファズです。

Behringer FUZZ BENDER

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TONE BENDERは、ジミー・ペイジジェフ・ベックビートルズも愛用したファズペダルとしても有名で、突き刺すようなファズトーンからギターのボリュームのコントロールにより、オーバードライブ的歪みからキレイな鈴鳴りクリーンが出せるペダルとしても有名です。

※鈴鳴りクリーンとは「鈴の音のように高音域がきらびやかで輝くクリーントーン」を指します。鈴鳴りクリーンはトランジスタを使用したペダル(特にファズ)で、ギターのボリュームを絞ることで得られる高域成分の残った独特のクリーントーンのことです。

【English Sub】TONE BENDER MKIII~OEMモデルも数多いビンテージ・ファズの名作 Part.1【デジマート DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜 Vol.08】:

【English Sub】TONE BENDER MKIII~OEMモデルも数多いビンテージ・ファズの名作 Part.1【デジマート DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜 Vol.08】

Behringer「FUZZ BENDER」はそんなTONE BENDERをBehringerの技術と優れたコストパフォーマンスで再現したモデルです。

The secret sauce to melting faces – Behringer FUZZ BENDER:

The secret sauce to melting faces - Behringer FUZZ BENDER

シンプルな2ノブに、「ORIG」と「MOD」スイッチを搭載し、2つのファズトーンを得ることができます。チリチリしたファズトーンはTONE BENDERの個性的な音をそのまま再現しているように感じます。低域がファズフェイスのようにブーミーではないのでファズ初心者の方にもおすすめできますね。

ブランドサイトによると「ペアのビンテージトランジスタを使用」とのことなのでこれは正真正銘の本物のファズであり、ギターのボリュームを絞ったときの鈴鳴りクリーンも得られると思います。

ブランドサイトによるBehringer FUZZ BENDERの説明

その他動画はこちらから。
 Behringer FUZZ BENDER – YouTube

69 VIBE

69 VIBEは、ジミ・ヘンドリックスが愛用したことで有名な「Uni-Vibe(ユニバイブ)」を再現したペダルです。

Behringer 69 VIBE

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Uni-Vibeとは、ビブラートやフェイザー(ロータリースピーカー)ペダルのような音の揺れから、コーラスペダルのような音の厚み、マシンガンのようなダッダッダッダッという強烈で断続的なトレモロ効果を生み出すペダルで、ジミ・ヘンドリックス以外にも、デイブ・ギルモアやロビン・トロワー、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなど多くのギタストを虜にしているペダルです。

1969 Shin-ei Uni-Vibe Demo:

1969 Shin-ei Uni-Vibe Demo #2

69 VIBEは、そんなUni-VibeをBehringerの技術と優れたコストパフォーマンスで再現したモデルです。

Behringer 69 Vibe – An effect that changed music forever!:

Behringer 69 Vibe - An effect that changed music forever!

オリジナルのUni-Vibeは知りませんが、多くのコピーやクローンと遜色ないように思いますね。

フットスイッチで「CHORUS」と「VIBRATO」の切り替えができ、サイドパネルにはフットコントローラーを繋ぐための入力がありますので、スピードを足でコントロールできます。

Behringer 69 VIBEはエクスプレッションペダルにも対応しています

その他動画はこちらから。
 Behringer 69 VIBE – YouTube

まとめ

Behringerは、かつてBOSSやElectro-Harmonixといった有名ブランドの製品を模倣したモデルを低価格で販売していたことで知られるブランドです。一時はハードオフなどでパック入りで吊るし販売されていたこともあったと思いますが、近年はあまり見かけなくなっていました。しかし、今回やってくれましたね!

CENTAUR(ケンタウルス)、TONE BENDER(トーンベンダー)、Uni-Vibe(ユニバイブ)といった伝説的なペダルは、名前は知っていても高価で手を出しづらいものでした。しかし、Behringerがこれらのペダルを手頃な価格で発売したことで、多くの人が手に取りやすくなりました。特に60年代~70年代の音楽を愛する方にとっては、とても魅力的な選択肢ではないでしょうか。

さらに、オリジナルを踏襲したデザインも素晴らしい仕上がりです。興味のある方はぜひチェックしてみてください!

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