1台でどんなファズサウンドも出せるWALRUS AUDIO Eons Five-State Fuzz

WALRUS AUDIO Eons Five-State Fuzzは5つのファズモードと電圧を3V~18Vの間でコントロールすることでどんなファズサウンドも思いのまま!
WALRUS AUDIO Eons Five-State Fuzzとは
面白いファズペダルが登場です。
Walrus Audioは2011年米国オクラホマ州で設立されたエフェクターブランドで、今までも様々なペダルが発売されていますが、このEons Five-State Fuzzも非常に面白い。
特徴として、5つのファズのモードを持っていることと、電圧を3V~18Vの間でシームレスにコントロール出来る点。
ファズは古くからあるペダルですが、電池の種類やバッテリーの残量(電圧の変化)などによって音が変わるというのは有名な話。
それをペダルでコントロールしてしまおうというのですから面白いですね。
Eons Five-State Fuzzの5つのモード(動画)
Eons Five-State Fuzzは中央のモードスイッチにより5種類のファズサウンドが選択できます。
- シリコンソフトクリッピング:丸みを帯びコンプレスされた伝統的なビッグファズトーン。
- シリコンクリッピング+ベースブースト:ローエンドを増強し、コンプレスされたクランチーサウンド。
- ゲルマニウムソフトクリッピング:「もしディストーションとファズに子供がいたら?」を再現したダイナミックでクランチーなトーン
- LEDクリッピングダイオード:僅かにハイエンドをカットし、ダークでダイナミクスのあるトーン。
- LED+シリコンソフトクリッピングダイオード+ハードクリッピングシリコントランジスタ:最も暴れ感のあるモードで強烈なゲインを持ち、コンプレスされたラウドで凶暴なトーン。
と書いても良くわからないでしょうから動画を貼ります(モードの切替は1分45秒過ぎから)。
Walrus Audio Eons Five-State Fuzz Demo:
どれも魅力的なファズサウンドですが動画の印象は、Mode1=往年のファズフェイス風サウンド、2=トニー・アイオミ風トレブルブースター系サウンド、3=ミッドにピークのあるディストーションライクなファズ、4=低域がすごい、5=ビッグマフのようなチリチリとブリブリが混在したファズ。
という感じで、私は1、2,5あたりが好みかな?もちろんモードの選択だけではなく、電圧やトーン、ゲインのコントロールによりさらに幅広いサウンドを作ることも可能です。
電圧が低いとチリチリした音、高いとハリのある音という感じで私は高めのほうが好きですが、これもモードやトーン、ゲインの組み合わせにより変わってくるでしょうね。
ちなみにこのファズは18V電源を使用するわけではなく、9Vを内部で昇圧するようです。
※電池は使用不可で、9VDC センターマイナス(アダプター専用)200mA minimumとのこと。
まとめ:5つのペダルを買うこと考えるとお得感あり
Eons Five-State Fuzz一台でどんなファズサウンドも出せるので良いですね。
価格は高めですが、高品位なファズペダルを5つ買って揃えることを考えるとお得だと思います。
同じく電圧を変えられるファズというと、MXR Super Badass Variac Fuzzもそうですが、このEons Five-State Fuzzはさらに5つのモードが搭載されているという点ではさらにお得感があります。
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