ブティックアンプの火付け役MATCHLESS ( マッチレス ) の真空管アンプを出力別 ( ワット数別 )に紹介。

MATCHLESSとは
MATCHLESSは、1989年にマーク・サンプソン氏(後にBad CatやStar Ampsを創業)により創業されたアメリカのアンプブランドです。
MATCHLESSは、ブティックアンプと呼ばれるアンプの代表的なブランドで、最高級のパーツを使いハンドワイヤードで組み上げられているのが特徴です。
代表的なモデルはVOX AC30をベースにデザインされたDC30で、DC30は、カソードバイアス(Cathode Bias)回路や、クラスA動作を取り入れた、レスポンスが速くダイナミクスに優れたトーンをもつアンプです。

DC30
特徴
高いダイナミクスと優れたレスポンス:
ギタリストのタッチに非常に敏感で、ピッキングのニュアンスに忠実に反応します
ヴィンテージライクなサウンド:
60年代のVOXに代表される、ヴィンテージ感あふれるトーンが魅力です。
低ノイズ&高耐久性:
高品質なコンポーネントを使用し、低ノイズで、長期間の使用にも耐える高い耐久性を持っています。
シンプルな操作性:
直感的に使えるシンプルな操作性が魅力です。
MATCHLESSは、ハンドワイヤードにこだわった小型から中型クラスのアンプを多数ラインナップしています。クリアでダイナミックなトーンを求めるギタリストにおすすめです。
小型チューブアンプ(~15W)
15W未満の小型アンプは、低音量でも真空管らしいナチュラルな歪みが得やすく、自宅練習や小規模セッション、レコーディングに最適です。
SC Mini ( 6W )

SC Miniは、ギターアンプには珍しい5極管EF86を採用した出力6Wのミニアンプです。
トーンには6ポジションのロータリースイッチを採用するなどDC30チャンネル2の小型版と言っても良い仕様です。

出力段にはEL84パワー管1本のシングルエンド・クラスA、このパワーセクションから6Wの力強いサウンドを生み出します。
また、トーンに大きな影響を与える電源回路には、他のMatchless同様、5AR4整流管を採用しています。
エフェクトループ搭載、スピーカは12インチが採用されています。
Spec;
- スピーカー:
1×12″UK Celestion Heritage G12H30 8Ω - 真空管:
1×EF86、1×12AX7、1×EL84、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
451×407×242mm、16.4kg
【音検証】Matchless SC MINI:
コメント:
EL84、EF86&12AX7のコンビネーションがDC30を彷彿とさせるサウンドです。チューブサチュレーションが気持ち良いですね!6Wのミニアンプとはいえ爆音ですが、マスターボリュームも搭載されていますので自宅でも使えます!
こちらの動画によると SC MINI はプリント基板だそうです(07:45)。
Lightning ( 15W )

Lightningは、シングルチャンネルのオールチューブギターアンプです。

シングルなコントロールはオールマイティではない自己主張の強い無骨なサウンドを叩き出し、ライトニングでしか出し得ないサウンドを構築します。
12インチx 1のLightning 112、12インチx 2のLightning 212をラインナップ(共にリバーブの有無の選択化)
Spec;
- スピーカー:
12″MATCHLESSカスタムCelestion - 真空管:
3×12AX7、2×EL84、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
635×460×228mm、20kg(Lightning 112)
635×460×228mm、22kg(Lightning 112 Reverb)
685×495×228mm、24kg(Lightning 212 Reverb)
Champions of Chime – Matchless Amps Lightning 15 Reverb:
キラキラしつつもレンジの狭いVOX ACシリーズ(DC-30)を思わせるサウンドですね。
Spitfire ( 15W )

Spitfireは、シンプルなシングルチャンネル・アンプです。ジャズ、ブルース、カントリーなどジャンルを選ばず対応します。

コントロールはボリューム、トーン、マスターボリューム(+リバーブ)
Spec;
- スピーカー:
1×12″ - 真空管:
3×12AX7、2×EL84、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
635×457×228mm、20.4kg
Matchless Spitfire | Three Knobs & The Truth:
中型チューブアンプ(~30W)
20W~30W程度の中型アンプは、ヘッドルーム(クリーン)と歪みのバランスが良く、スタジオやライブハウス、レコーディングなど幅広いシーンで活躍します。
Laurel Canyon ( 20W )

Laurel Canyonは、Matchlessのトレードマークでもあるセルフバイアス採用の出力20W、シングルチャンネルアンプです。
インプットはHIGHとLOWの2インプットでHIGHはリードギターにも十分な歪みが得られます。

ノーバッファードエフェクトループ搭載。
コンボ(LC-112-12 x 2)とヘッド(LC-20)をラインナップ。
Spec;
- スピーカー:
Celestion Heritage G12H30/8 ohms - 真空管:
2×12AX7、2×6V6、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
533×470×248mm、20.86kg(コンボ)
Matchless Laurel Canyon Demo:
Matchlessはローからミディアムゲインのアンプというイメージがありますが、Laurel Canyonはかなり歪むようですね。
Avalon 30 ( 15W / 30W )

Avalon 30は、MATCHLESSの代表機種DC30のチャンネル1をベースにし、さらにゲインとミッドレンジをチューニングしたモデルです。
15W/30W切り替え可能。

Spec;
- スピーカー:
1×12″(Celestion G12H30) - 真空管:
5×12AX7、4×EL84、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
Matchless Avalon 30 Fat Sound Guitars amp demo by Greg Vorobiov:
DC30 ( 30W )

DC30は、MATCHLESSのフラッグシップモデルであり、ブティックアンプの代表的なモデルです。
ハンドワイヤリング A級動作でピッキングニュアンスを忠実に再現します。
エフェクトループ搭載の2チャンネルアンプです。

Spec;
- スピーカー:
2×12″(MATCHLESSカスタムCelestion) - 真空管:
3×12AX7、1×EF86、4×EL84、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
685×535×270mm、38kg
Matchless DC 30 vs VOX AC 30:
Independence ( 35W )

Independenceは、マッチレス初の3チャネル仕様です。
マッチレスお得意の鋭いクリーン、クランチサウンドはそのままに、チャンネル3では、今まで聞いたことのないハイゲインなサウンドもカバーします。

チャンネル構成:
- Ch.1:Volume, Tone
- Ch. 2:Gain、
- Ch. 3:Gain, Volume, Bass, Treble
& Cut, Master (bypassable)
Ch.1はボリュームとトーンのみのシンプルな構成。
Ch.2&Ch.3はBASS、TREBLEコントロールを共有するドライブ・チャンネルになります。
12x2のコンボとヘッドがラインナップされています。
Spec;
- スピーカーアウト:
Switchable Impedance of 4, 8, and 16 Ohms - スピーカー:
Celestion G12H30 and Celestion G12M25(コンボのみ) - 真空管:
4×12AX7、2×EL34、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
685×533×266mm、33.1kg(コンボ)
546×241×266 mm、22.6 kg(ヘッド)
Matchless Independence 35 | Boutique Versatility:
歪みます!!マッチレスではないみたいですが、キレの良いサウンドはやはりマッチレスです。
大型チューブアンプ(40W~100W以上)
40W~100Wクラスの大型アンプは、高い音圧と豊かなヘッドルーム(クリーン)が特徴で、クリーンを重視するプレイヤーや大音量のバンドにおすすめです。
Chieftain ( 40W )

Chieftainは、MIDコントロールとReverbを搭載した出力40Wのアンプです。

MIDコントロールが搭載されたことにより、直感的なサウンドメイクを容易にし、EL34管2本のパワーアンプセクションにより生み出されるサウンドと相まって、損失のないトーンと、信じられないほどの音圧を生み出します。
Spec;
- スピーカー:
1×12″Celestion G12H30(112コンボ)、2×12″Celestion G12H30(212コンボ) - 真空管:
5×12AX7、2×EL34、1×5AR4(GZ34) - サイズ・重量:
546×241×266mm、22.6kg(ヘッド)
546×533×266mm、32.2kg(112コンボ)
685×533×266mm、38.5kg(212コンボ)
Matchless Chieftain vs Badcat black 30r 1rst generation:
Matchless Chieftain と、同じマーク・サンプソン・デザインの Badcatアンプとの比較です。
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