GIBSONからヴィンテージでありながらモダンな機能を持ったチューブアンプ Falconシリーズが発売されました。

Falconシリーズはメサ・ブギー製?
GIBSONのチューブアンプといえば、フェンダーChampのような小型アンプが大昔の1960年代に発売されていただけ?というイメージですが(過去にリイシューされましたが)、今回Falconシリーズというチューブアンプが装いも新たに発売されました。

GIBSONのアンプはあまりメジャーではないですが、少し前にギブソンはアンプメーカー メサ・ブギーを傘下に収めました。
メサ・ブギーといえば、1970年代に、フェンダーのプリンストンアンプの改造で名を馳せたランドール・スミス氏が、後にマークシリーズやレクチシリーズなどの人気モデルを発売したことで知られるメーカーです。
このFalconシリーズにはそのメサ・ブギーのランドール・スミス氏をはじめとするメサ・ブギーのスタッフが関わっています。
メサ・ブギーといえば、出力切り替えが可能なマルチワット機能のアンプが有名ですが、今回のこのFalconシリーズにもその技術が投入されています。
Falconシリーズのラインナップ
Falconシリーズのラインナップは3機種。
Falcon 5 1×10 Combo ( 7W / 3W )

Falcon 5は、10インチのアルニコスピーカーが1基搭載されたシングルチャンネルアンプで、出力は7Wと3Wの出力切り替え機能が搭載されたアンプです。


また、このクラスには意外と貴重なフルチューブのスプリングリバーブが搭載されているのも見逃せません。
出力は7W / 3Wと小さめですが、スピーカーが10インチのアルニコスピーカーが搭載されていますので艷やかなヴィンテージサウンドが素晴らしく良いです。
ギブソンアンプの復活: Falcon 5 & Falcon 20:
ギターのボリューム1つでクリーンから、ファズ風サウンドまで得られるのはすごいですね。これで練習すればギターの扱いが上手くなるのは間違いないです!
Falcon 20 1×12 Combo ( 12W / 5W / 1W ) Dual Falcon 20 2×10 Combo ( 15W / 6W / 2W )

Falcon 20 1×12 Comboは、12インチのアルニコスピーカーが1基搭載されたアンプで、Dual Falcon 20 2×10 Comboは、10インチのアルニコスピーカーが2基搭載されたアンプです。


Falcon 20 1×12 Comboは、シンプルなデザインのシングルチャンネルアンプで、ボリュームとトーンのコントロールに加え、オールチューブのスプリングリバーブ、トレモロが搭載されています(フットスイッチにも対応)。


Dual Falcon 20 2×10 Comboは、2チャンネル仕様となっており、各チャンネルにボリューム、トーン、フットスイッチで切り替え可能なリバーブ、とトレモロが搭載されています。


パワー管を6L6と6V6で交換できる
また、メサ・ブギーらしい機能として、パワー管が6L6と6V6で交換できる点も面白いですね。
Falcon 20 1×12 Comboはパワー管に6V6が標準搭載され、出力は12W / 5W / 1Wと切替可能、Dual Falcon 20 2×10 Comboはパワー管に6L6が標準搭載され、出力は15W / 6W / 2Wと切替可能になっています。
※出力は搭載しているパワー管による。
6V6と6L6の違いですが、6V6はフェンダーのチャンプやプリンストンリバーブ、デラックスリバーブなど主にフェンダーの小型アンプに使われる真空管で、6L6はツインリバーブなどフェンダーの大型アンプによく使われるパワー管です。
どちらもフェンダーらしいふくよかで艷やかなクリーンなトーンを持った管で、個人的にはお気に入りの管ですが、それらを交換して楽しめるというのも面白いですね。
さらに、FalconシリーズにはDIアウト(Monitor)も搭載されているので、レコーディングにも便利なアンプです(スピーカーシミュレーターは未搭載)。

Falcon 5のバックパネル

Falcon 20 1×12 Comboのバックパネル

Dual Falcon 20 2×10 Comboのバックパネル
Dual Falcon 20 2×10 Comboのみエフェクトループが搭載されています。
Tune In: The Good Nasty Gibson Falcon 20 at Lark Guitars:
まとめ
GibsonのFalconシリーズは、ヴィンテージサウンドを基本としながらも、マルチワットやDIアウトなどより便利に使える機能を持ったアンプです。
サウンドはどんなジャンルにも対応できるというアンプではないですが、60年代から70年代あたりのサウンドが好きな方には非常に良い選択となるのではないでしょうか(もちろんクリーン~クランチサウンドにオーバードライブやディストーションなどをつなぐことでマルチなサウンドに対応できます)。
アッテネーターなどの機能が搭載されているので、安くはないですが、家で爪弾いたりレコーディングしたり、時々ライブで使うという用途では非常使えるアンプだと思います。
また、Falconシリーズは、バイアス調整不要のカソードバイアス(自己バイアス)なので、購入したあとはお財布には優しいです💰️
GibsonのFalconシリーズはこちらから
GIBSON Falcon 5

Spec;
- スピーカ:
10” Jensen Blackbird 40 Alnico Speaker - 真空管:
1×6V6 (or 6L6) Power Tube / 3×12AX7 Preamp Tubes - 重量:
406×409×225mm、11.79 kg
GIBSON Falcon 20

Spec;
- スピーカ:
Falcon 20 1×12:12″ Jensen Blackbird ALNICO 40(8Ω)
Dual Falcon 20 2×10:10″ Jensen Blackbird ALNICO 40(16Ω) - 真空管:
Falcon 20 1×12:
2×6V6 Power Tube (optional 2×6L6) / 4×12AX7 Preamp Tubes
Dual Falcon 20 2×10:
2×6L6 Power Tubes (optional 2×6V6) / 4×12AX7 Preamp Tubes - 重量:
Falcon 20 1×12:
508×444×225mm、14 kg
Dual Falcon 20 2×10:
552×482×225mm、17.89 kg
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