ヒールがカットされ弾きやすくなった新しいレスポール Les Paul Modern。Les Paul HPとの違いは?

Les Paul Modernバック

2019年5月7日ギターレスポール,GIBSON

ギブソンのレギュラーラインナップにLes Paul Modernというモデルが追加されたようです。

レスポールのハイポジションの弾きにくさの原因もあるヒールが大胆にカットされ、プレイアビリティも抜群!

同じくヒールレス加工で話題のLes Paul High Performanceと違いはどうなのでしょうか?

Les Paul Modernバック


レスポールの使いやすさ

レスポールに搭載されているハムバッキングPUは音が太いので、簡単に気持ちの良い音が出せますし、単に音が太いだけでなく、ボリュームを絞ることで、シングルコイルとまではいかなくても細く、いなたい音を出すことも可能というとても素晴らしいギターです(ボリュームポットはCTSがおすすめ)。

そんな素晴らしいレスポールの唯一の欠点と言えるのが、ハイポジションが弾きにくいということ。

私もレスポールを持っていますが、このゴツいジョイント部(ヒール)を何度をカットしようと思ったことか、、、、

一般的なレスポールのヒール

そんなレスポールの欠点を解消したモデルがGibson Les Paul Modernと、Les Paul High Performanceです。

 

Gibson Les Paul Modern

ヒールがカットされ弾きやすくなった新しいレスポール Les Paul Modern。Les Paul HPとの違いは?

Gibson Les Paul Modernは、従来のレスポールに多くのアップデートを組み込んだ革新的なモデルで、ボディーバックのマホガニーに穴を開けて軽量化を行ったウルトラ・ライト・ウェイトリリーフを採用。

ネックは非対称のスリムテーパーネック、コンパウンド・ラディアス指板、さらにGibson Les Paul High Performanceで好評であったヒールレス加工を行いハイフレットでの演奏性が劇的にアップしたというモデル。

 

Les Paul Modernと、Les Paul High Performanceのヒール形状

Les Paul Modernと、Les Paul High Performanceは細かな仕様の違いがありますが、共通しているのはヒールがカットされている点。

ただしヒールカットの形状が少し異なるので見てみましょう。

 

Les Paul High Performanceのヒール

こちらがLes Paul High Performanceでなめらかにヒールがカットされています。

Gibson Les Paul High Performanceのヒール

これは弾きやすそうですね!

 

Les Paul Modernのヒール

こちらがLes Paul Modernで、大胆なヒールカットが特徴。

Gibson Les Paul Modernのヒール

ヒールはそのまま残っていますが、ボディーの厚みと比較すると従来のレスポールより薄いヒールが採用されていると思います。

 

どちらが弾きやすいんですかね?

 

いずれにせよ、ギターソロをたくさん弾く方は従来のレスポールよりもこれらのモデルのほうが絶対に良いと思います👍

 

ただしお値段は少し高めで、Les Paul High Performanceが30万円台、Les Paul Modernは少し安いけど20万円台となっています(ただしLes Paul ModernはEpiphoneからも出ています)。

二台並べて、いや通常のレスポールも加えて3台並べて弾き比べてみたいなぁ。

 

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