ELECTRO-HARMONIXの創設者マイク・マシューズとエンジニアのボブ・マイヤーによって構想された幻のデュアル・オペアンプ仕様のファズ「BIG MUFF PI 2」が50年の時を経て復活しました!

BIG MUFF PI 2とは
BIG MUFFとは、エレクトロハーモニクスを代表するファズペダルですが、初代の「Triangle Muff(トライアングル・マフ)」から2代目の「Ram’s Head(ラムズヘッド)」、V3と呼ばれる「Big Muff Pi(V3)」など様々なモデルが存在します。

今回発売されたBig Muff Pi 2は、1969年以降のBig Muffの開発過程で、EHX創設者マイク・マシューズ氏とエンジニアのボブ・マイヤー氏によって設計されたものの、当時は製品化されることなく御蔵入りとなっていた、幻のデュアル・オペアンプ仕様のファズです。

このBig Muff Pi 2は、約50年間眠っていた“幻の回路”を、JHS Pedalsのジョシュ・スコット氏が取材の過程で、2021年に発掘・解析し、現代にEHXと共同で蘇らせたモデルになります。
特徴
Big Muff Pi 2は、1977年のオリジナル回路図を忠実に再現しながらも、ナノサイズの筐体に収められ、よりシャープなアタック、より大きな音量、そしてこれまでのEHX Big Muffの中でも特に際立つ低域と中域が得られるよう設計されています。
コントロールはVOL/TONE/SUSTAINのシンプルな3ノブ構成。
さらに、トゥルーバイパス仕様のフットスイッチは、通常のON/OFF動作に加え、踏んでいる間だけエフェクトがかかるモーメンタリーモードにも対応しています。
デモ動画
Electro-Harmonix Big Muff Pi 2 Fuzz Pedal:
回路はトランジスタではなくオペアンプですが、そのサウンドは古き良きBig Muff サウンドそのものですね。
まとめ
Big Muff Pi 2は、EHX創設者マイク・マシューズ氏とエンジニアのボブ・マイヤー氏によって構想された、未発表のデュアル・オペアンプ仕様ファズです。
当時、オペアンプを用いたファズ自体が非常に珍しく、実際に市販されたオペアンプ版Big Muffは、マイケル・エイブラムス氏とハワード・デイビス氏による別設計で、マイヤー自身の回路案は採用されることなく、長年眠ることになります。

Op-Amp Big Muffのナノサイズ版
両者のサウンドキャラクターの違いも気になるところですが、Big Muffの歴史の中で一度は埋もれていた構想が、時を経て形になったという点は、非常に興味深い1台と言えますね。
Big Muff Pi 2はこちらから


The Big Muff 2: A Lost Piece of Electro-Harmonix History:
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