Vega-Trem VT1 Ultra Tremは軽量でスムーズな動きが特徴のトレモロユニット
VT1 Ultra Tremは、ヴィンテージライクなガツンとしたサウンドとは真逆のトレモロユニットですが、柔らかで、スムーズなアーミングが欲しい方には非常に素晴らしいトレモロユニットだと思います。
VT1 Ultra Tremとは
前回紹介したテレキャスター用のトレモロユニット”Vega-Trem VT2 Teletrem”のメーカーサイトを見ていたら、”VT1 Ultra Trem”というストラトキャスター用のトレモロユニットを見つけました。
ストラトキャスターに取り付けた画像を見ると、非常に小さなトレモロユニットだということが分かりますが、VT1 Ultra Tremもなかなか良さそうです。
今すぐ購入VT1 Ultra Trem の動画
Tom Quayle testing the VegaTrem VT1 Ultra Trem:
VT1 Ultra Tremは、通常のシンクロナイズドトレモロやフロイドローズでは得られない柔らかくスムーズなアーミングが特徴ですね。
私は嫌いじゃないですこの感じ。
また、ユニット自体が小さいために常時フローティングしていて、水平にセットしてもアームアップが出来るという点が素晴らしいですね。
※逆に言うと強く弾く癖のある人はクリケット奏法のようにプルプルユニットが振動してしまうかも(慣れだと思いますが)。
VT1 Ultra Tremのラインナップ
VT1 Ultra Tremのラインナップは、通常の6点止めのシンクロナイズドトレモロから交換するタイプのVT1 Ultra Trem standardと、2点支持タイプのトレモロユニットから交換するタイプのVT1 Ultra Trem 2-points。
✅VT1 Ultra Trem standard:
✅VT1 Ultra Trem 2-points:
VT1 Ultra Tremの取り付け動画
▼VT1 Ultra Trem standard(6点止めタイプ)。
Installing the VegaTrem! – The Most EXPRESSIVE Trem For Your Strat!:
▼VT1 Ultra Trem 2-points(2点支持タイプ)。
Vegatrem on The Corona Modern Plus Mahogany:
VT1 Ultra Tremは、支点とブリッジが一体式なのではなく、まずナイフエッジの支点となるアダプターをボディーに取り付けてからブリッジをアダプターに引っ掛けるタイプのユニットのようです。
サステインブロックもかなり小さいですね。
VT1 Ultra Tremにはエクストラ、ロー、ミディアム、ハイという4種類のスプリングと、2点支持のVT1 Ultra Trem 2-pointsの場合、アメリカ製とアジア製用の2種類のアダプターが同梱されているようです。
スプリングは付属のスプリング2本の使用が推奨とのことです。
構造が理解できると、特に難しい感じではなさそうなので、これなら改造初心者でも問題なく装着できそうです。
まとめ
VT1 Ultra Tremは、ヴィンテージライクなガツンとしたサウンドとは真逆のトレモロユニットですが、柔らかで、スムーズなアーミングが欲しい方には非常に素晴らしい選択になると思います。
また、通常のシンクロナイズドトレモロというのは、6本のネジが支点になるのでズレなくまっすぐに開けないとトレモロがスムーズに稼働しませんが、このVT1 Ultra Tremはネジが支点にならないので、多少アバウトに取り付けてもトレモロユニットの動作には影響が出にくいと思います。
そのため、ストラトキャスターのボディーを買ってきてトレモロを装着してといった自作派の皆さんにもおすすめ。
ちょっと値段が高いですけどね。
※6点用のVT1 Ultra Trem standardは問題ないと思いますが、2点支持タイプはメーカーによりアンカーのピッチが違うので購入前に装着可能か問い合わせたほうが良いと思います。
VT1 Ultra Tremの弦間ピッチは10.7mmです。
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VT1 STRATOCASTER TREMOLO _ Vega-Trem(メーカーサイト)
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