ギターが喋る?トークボックス(トーキングモジュレーター)系エフェクター特集!

MXR M222 Talk Box

2023年10月17日トークボックス/トーキングモジュレーター特集

70年代に一世風靡したトークボックス/トーキングモジュレーター系ペダルまとめ。

ROCKTRON BANSHEE


トークボックス/トーキングモジュレーターとは

トークボックス/トーキングモジュレーターとは、1970年代に流行したエフェクターの一種で、口にホースを加え、ギターの音をビニールホースを通じて口腔内で共鳴させ、人が喋っているような効果を得るためのエフェクターです。

以下の動画でジェフ・ベックがトークボックス/トーキングモジュレーターの説明(4:55~)をしていますが、本家はこのようなバッグからホースが出たものだったようです。

ジェフ・ベックが使用するトーキング・モジュレーター

1974: JEFF BECK’s Guitar Setup | Five Faces of the Guitar | Classic BBC Music | BBC Archive:

1974: JEFF BECK's Guitar Setup | Five Faces of the Guitar | Classic BBC Music | BBC Archive

使用ギタリスト

トークボックス/トーキングモジュレーターは70年代に流行ったエフェクトツールですが、最も有名にしたのはピーターフランプトンでしょうか。

大ヒットアルバム「Frampton Comes Alive!」のShow Me The Wayで聴くことが出来ます。

ピーターフランプトン

Show Me The Way – Peter Frampton:

Show Me The Way - Peter Frampton | The Midnight Special

こちらはそのトークボックス/トーキングモジュレーターの使用がはっきりと分かる動画です。カッコいいですね👍

 

他にもトークボックス/トーキングモジュレーターを使用したギタリストは多数いるので紹介します。

ジョー・ペリー

エアロスミスのギタリスト ジョー・ペリーも多数の曲で使用しています。

Sweet Emotion:

ジョー・ウォルシュ

イーグルスのメンバーとしても知られるギタリスト。

Rocky Mountain Wayのソロで使用しています。

Joe Walsh – Rocky Mountain Way (Live):

Joe Walsh - Rocky Mountain Way (Live)

マティアス・ヤプス

スコーピオンズのギタリスト マティアス・ヤプスは、The Zoo でのソロが有名です。

Scorpions – The Zoo (Live in Berlin 1990):

Scorpions - The Zoo (Live in Berlin 1990)

リッチー・サンボラ

ボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラは Living A Prayer や It’s My Lifeなどでの使用がが有名です。

Bon Jovi – Livin’ On A Prayer – Live From London 1995:

Bon Jovi - Livin' On A Prayer - Live From London 1995


トークボックス/トーキングモジュレーター系ペダルの数は多くないですが、どれもかっこいい音を出してくれるペダルです。参考として動画も貼っていますので確認してみてください。

おすすめのトークボックス/トーキングモジュレーターはこちらから。

おすすめトークボックス/トーキングモジュレーター

MXR M222 Talk Box

MXR M222 Talk Box

MXR M222 Talk Boxは、ギターの音をビニールホースを通じて口腔内で共鳴させ、人が喋っているような効果を再現するトークボックス/トーキングモジュレーターとしです。

このエフェクトは、ギターの音を直接演奏者の口に送り、その口の形状や動きに合わせて音を変調させることによって、特有のボーカルライクなサウンドを生成します。

 

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 YouTube | MXR Talk Box (動画)

MXR Talk Box:

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定番のトークボックス/トーキングモジュレーター系ペダル。迷ったらこれ!!

BOSS VO-1 Vocoder

BOSS VO-1 Vocoder

ギターとヴォーカルマイクをミックスすることで、ギターが喋っているような効果を出すボコーダー。

搭載モード

  • VINTAGE:スタンダードなボコーダーサウンド
  • ADVANCED:高解像度なボコーダーサウンド
  • TALK BOX:トーキング・モジュレーター・サウンドを再現
  • CHOIR:マイクなしでもボコーダー・サウンドが得られる

また、COLORノブを操作することで、「VINTAGE」と「ADVANCED」では声質を男声/女声と変化させたり、「TALK BOX」では歪み量を調節、「CHOIR」では付加するボイスのキャラクターの調整が可能です。

 

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 YouTube | BOSS VO-1 Vocoder (動画)

Boss VO-1 Vocoder:

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BOSSのVO-1 Vocoderはお手軽です。ホースを咥えるのではなくマイクでOK!清潔です👍

ROCKTRON BANSHEE

ROCKTRON BANSHEE

ROCKTRON BANSHEEもMXR M222 Talk Box同様、トーキングモジュレーターのサウンドを再現します。

従来のトークボックスのようにアンプとスピーカーの間に設置するタイプと異なり、ギターとアンプの間に接続し、マイクで拾うだけなのでセッティングも簡単です。

Bansheeにエフェクトループを搭載したBanshee 2も。

 

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 YouTube | ROCKTRON BANSHEE (動画)

Rocktron Banshee 2 Demo – Pascal Vigne:

Rocktron Banshee 2 Demo - Pascal Vigne

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こちらも人気のトークボックス/トーキングモジュレーターです。価格はやや高め!

ELECTRO HARMONIX Cock Fight

ELECTRO-HARMONIX Cock Fight

Cock Fight
Cock Fightは、クライングワウとトーキング・ワウ(周波数調整付き)とクラシック・ファズを一つのペダルに集約させたワウです。

ELECTRO-HARMONIX Cock Fightのコントロール

ファズはオン/オフが可能で、トーンフィルターの前段に配置すればヴィンテージライクなサウンド、 トーンフィルターの後段ならよりモダンなサウンドを生み出します。

バイアスコントロールによりノーマルなファズからクラシックな"電池切れサウンド"まで調整が可能。また、エクスプレッションペダルを接続すれば、ワウペダルやトーキングペダルのようにコントロールが可能です。

Cock Fight Plus
Cock Fight Plusは、Cock Fightをワウの筐体に収めたモデルです。

Cock Fight PlusCock Fight Plus

 

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YouTube – ELECTRO HARMONIX Cock Fight (動画)

Electro-Harmonix Cock Fight Cocked Talking Wah Pedal (Demo by Bill Ruppert):

Electro-Harmonix Cock Fight Cocked Talking Wah Pedal (Demo by Bill Ruppert)

Electro-Harmonix Cock Fight Plus Talking Wah / Fuzz Pedal:

Electro-Harmonix Cock Fight Plus Talking Wah / Fuzz Pedal

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トーキングモジュレーターとは違いますが、トーキング・ワウは良い代替にはなりそうです。ワウやファズも搭載されているので1台で色々使えますね。