ギターが喋る?トークボックス(トーキングモジュレーター)系エフェクター特集!

70年代に一世風靡したトークボックス/トーキングモジュレーター系ペダルまとめ。
トークボックス/トーキングモジュレーターとは
トークボックス/トーキングモジュレーターとは、1970年代に流行したエフェクターの一種で、口にホースを加え、ギターの音をビニールホースを通じて口腔内で共鳴させ、人が喋っているような効果を得るためのエフェクターです。
以下の動画でジェフ・ベックがトークボックス/トーキングモジュレーターの説明(4:55~)をしていますが、本家はこのようなバッグからホースが出たものだったようです。
1974: JEFF BECK’s Guitar Setup | Five Faces of the Guitar | Classic BBC Music | BBC Archive:
使用ギタリスト
トークボックス/トーキングモジュレーターは70年代に流行ったエフェクトツールですが、最も有名にしたのはピーターフランプトンでしょうか。
大ヒットアルバム「Frampton Comes Alive!」のShow Me The Wayで聴くことが出来ます。
ピーターフランプトン
Show Me The Way – Peter Frampton:
こちらはそのトークボックス/トーキングモジュレーターの使用がはっきりと分かる動画です。カッコいいですね👍
他にもトークボックス/トーキングモジュレーターを使用したギタリストは多数いるので紹介します。
ジョー・ペリー
エアロスミスのギタリスト ジョー・ペリーも多数の曲で使用しています。
Sweet Emotion:
ジョー・ウォルシュ
イーグルスのメンバーとしても知られるギタリスト。
Rocky Mountain Wayのソロで使用しています。
Joe Walsh – Rocky Mountain Way (Live):
マティアス・ヤプス
スコーピオンズのギタリスト マティアス・ヤプスは、The Zoo でのソロが有名です。
Scorpions – The Zoo (Live in Berlin 1990):
リッチー・サンボラ
ボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラは Living A Prayer や It’s My Lifeなどでの使用がが有名です。
Bon Jovi – Livin’ On A Prayer – Live From London 1995:
トークボックス/トーキングモジュレーター系ペダルの数は多くないですが、どれもかっこいい音を出してくれるペダルです。参考として動画も貼っていますので確認してみてください。
おすすめのトークボックス/トーキングモジュレーターはこちらから。
おすすめトークボックス/トーキングモジュレーター
MXR M222 Talk Box
MXR M222 Talk Boxは、ギターの音をビニールホースを通じて口腔内で共鳴させ、人が喋っているような効果を再現するトークボックス/トーキングモジュレーターとしです。
このエフェクトは、ギターの音を直接演奏者の口に送り、その口の形状や動きに合わせて音を変調させることによって、特有のボーカルライクなサウンドを生成します。
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YouTube | MXR Talk Box (動画)
MXR Talk Box:

BOSS VO-1 Vocoder
ギターとヴォーカルマイクをミックスすることで、ギターが喋っているような効果を出すボコーダー。
搭載モード:
- VINTAGE:スタンダードなボコーダーサウンド
- ADVANCED:高解像度なボコーダーサウンド
- TALK BOX:トーキング・モジュレーター・サウンドを再現
- CHOIR:マイクなしでもボコーダー・サウンドが得られる
また、COLORノブを操作することで、「VINTAGE」と「ADVANCED」では声質を男声/女声と変化させたり、「TALK BOX」では歪み量を調節、「CHOIR」では付加するボイスのキャラクターの調整が可能です。
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YouTube | BOSS VO-1 Vocoder (動画)
Boss VO-1 Vocoder:

ROCKTRON BANSHEE
ROCKTRON BANSHEEもMXR M222 Talk Box同様、トーキングモジュレーターのサウンドを再現します。
従来のトークボックスのようにアンプとスピーカーの間に設置するタイプと異なり、ギターとアンプの間に接続し、マイクで拾うだけなのでセッティングも簡単です。
Bansheeにエフェクトループを搭載したBanshee 2も。
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YouTube | ROCKTRON BANSHEE (動画)
Rocktron Banshee 2 Demo – Pascal Vigne:

ELECTRO HARMONIX Cock Fight
Cock Fight:
Cock Fightは、クライングワウとトーキング・ワウ(周波数調整付き)とクラシック・ファズを一つのペダルに集約させたワウです。
ファズはオン/オフが可能で、トーンフィルターの前段に配置すればヴィンテージライクなサウンド、 トーンフィルターの後段ならよりモダンなサウンドを生み出します。
バイアスコントロールによりノーマルなファズからクラシックな"電池切れサウンド"まで調整が可能。また、エクスプレッションペダルを接続すれば、ワウペダルやトーキングペダルのようにコントロールが可能です。
Cock Fight Plus:
Cock Fight Plusは、Cock Fightをワウの筐体に収めたモデルです。
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YouTube – ELECTRO HARMONIX Cock Fight (動画)
Electro-Harmonix Cock Fight Cocked Talking Wah Pedal (Demo by Bill Ruppert):
Electro-Harmonix Cock Fight Plus Talking Wah / Fuzz Pedal:

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