ENGL ( エングル )の真空管アンプを出力別 ( ワット数別 )に紹介。

ENGLアンプとは
ENGLは1983年にドイツで創業され、ギタリストに向けて高品質なチューブアンプを提供することで知られるブランドです。
特徴
ハイゲインサウンドの代名詞:
モダンなハイゲインサウンドが特徴で、メタルやハードロックに最適なアンプが多数ラインナップされています。
高い信頼性と耐久性:
ENGLアンプは、ドイツの精密工業技術を活かした堅牢な構造と、現代的でパワフルなハイゲインサウンドを特徴としており、特にメタルやハードロックのギタリストに高い評価を受けています。
多機能な設計:
マルチワット機能や、MIDIに対応したモデルもラインナップされており、自宅やライブ、レコーディングでもハイゲインサウンドを楽しむことができます。
アーティスト:
リッチー・ブラックモアや、スティーブ・モーズ、ポール・スタンレー、ヴィヴィアン・キャンベル、グレン・ティプトン、リッチー・フォークナー、マーティ・フリードマンなどのアーティストに愛用されているのもその信頼性の高さからくるものです。
代表的なモデル
RITCHIE BLACKMORE SIGNATURE:

ご存知リッチー・ブラックモア・シグネチャーモデルです。
SAVAGE:

ENGLのフラッグシップモデルで、長年にわたり高い評価を受けています。
FireBall 25:

Fireball 25は、ENGLのFireballシリーズの小型バージョンで、メタルに最適な攻撃的なサウンドを持ち、コンパクトながら多機能なアンプです。背面パネルには4段階のパワーソーク(アッテネーター:Speaker Off/1W/5W/25W )、ノイズゲート、エフェクトループが搭載されています。
Ironball:

Ironballは、小型ながらもENGLらしいハイゲインサウンドを持つチューブアンプです。レコーディングや自宅練習時に威力を発揮するパワーソーク(アッテネーター)搭載で、フルパワー(20W)から、5W、1W、スピーカーOFFの切り替えが可能です。
ENGLアンプは、タイトでアグレッシブなトーンを求めるギタリストや、多機能で実用的なアンプを求めるプレイヤーにおすすめです。
小型チューブアンプ(~15W)
15W未満の小型アンプは、低音量でも真空管らしいナチュラルな歪みが得やすく、自宅練習や小規模セッション、レコーディングに最適です。
中型チューブアンプ(~30W)
20W~30W程度の中型アンプは、ヘッドルーム(クリーン)と歪みのバランスが良く、スタジオやライブハウス、レコーディングなど幅広いシーンで活躍します。
FireBall 25 ( 1W / 5W / 25W )

FireBall 25は、エングルの大型アンプFireballの出力25Wにサイズダウンしたモデルです。
パワー管に6L6GCを採用し、25Wクラスながら十分なヘッドルームを確保し、Fireballの名に相応しいパンチのあるサウンドを出力します。
クリーン/リードの2チャンネル仕様で、前面パネルにはクリーン/リードチャンネル、ミッドブーストスイッチを搭載。

背面パネルには4段階で出力を切り替えることの出来るパワーソーク(アッテネーター)が搭載され、最大25Wから、5W、1W、無音と調整することが出来ます。
ノイズゲート、エフェクトループも搭載されています。

専用のスピーカーキャビネットも。

Spec;
- 真空管:
4×ECC83、2×6L6 - サイズ・重量:
420×200×230mm
RIG OF THE WEEK – Engl Fireball 25:
Ironball ( 20W )

Ironballは、クリーン、リード+ゲインブーストの2チャンネルアンプです。

背面パネルには4段階で出力を切り替えることの出来るパワーソーク(アッテネーター)を搭載し、フルパワー(20W)から、5W、1W、無音まで調整可能です。
エフェクトループ、ヘッドホンアウト、デジタルリバーブも搭載されています。

コンボとヘッドをラインナップ
Spec;
- インピーダンス:
Outs: 8 Ω, 16 Ω - スピーカー:
1×12″ Celestion Vintage 30(コンボ) - 真空管:
4×ECC83、2×EL84 - サイズ・重量:
335×142×217mm、7 kg(ヘッド)
490×440×250mm、19.5 kg(コンボ)
ENGL TV – ENGL Ironball demo by Dennis Hormes:
大型チューブアンプ(40W~100W以上)
40W~100Wクラスの大型アンプは、高い音圧と豊かなヘッドルーム(クリーン)が特徴で、クリーンを重視するプレイヤーや大音量のバンドにおすすめです。
SAVAGE 60 ( 60W )

SAVAGE 60は、Clean/Crunch1/Crunch2/Leadの4チャンネルヘッドです。

背面には2系統のエフェクトループと、MIDI、ノイズゲートが搭載されています。

Spec;
- インピーダンス:
4 Ω~16 Ω/ Line Out - 真空管:
6×ECC83、2×EL34 - サイズ・重量:
575×480×270mm、23 kg
RIG OF THE WEEK – Engl Savage 60:
SAVAGE 120 ( 120W )

SAVAGE 120は、Clean/Crunch1/Crunch2/Leadの4チャンネルヘッドです。
コントロール、バックパネルのレイアウトはSAVAGE 60と共通で、2系統のエフェクトループ、MIDI、ノイズゲートが搭載されています。
Spec;
- インピーダンス:
4 Ω~16 Ω/ Line Out - 真空管:
6×ECC83、2×6550 - サイズ・重量:
710×280×290mm、21.5 kg
ENGL TV – Savage 120 demo by Martin Miller:
RITCHIE BLACKMORE SIGNATURE ( 100W )

RITCHIE BLACKMORE SIGNATUREは、ご存知!リッチー・ブラックモアのシグネチャーモデルです。
クリーンとリードのチャンネルに加えて、ゲインのHi/Loスイッチによる合計4段階のゲイン切替によりクリーンからクランチ、ハイゲインなリードサウンドまでカバーします。
さらにContourスイッチをONにすればミッドレンジがブーストされ厚みのあるリードサウンドを得ることも出来ます。

背面にはエフェクトループ、ノイズゲートが搭載されています。

Spec;
- 真空管:
4×ECC83 (12AX7)、4×5881(6L6) - サイズ・重量:
710×270×270mm、19kg
RITCHIE BLACKMORE SIGNATURE の動画を見てみる
ENGL TV – Ritchie Blackmore Signature Amp demo by Frederik Bang:
Artist Edition ( 100W )
Artist Edition ( 50W )

Artist Editionは、1996年に発売されたリッチー・ブラックモア・シグネチャーアンプの派生モデルです。
Artist Editionは、ダグ・アルドリッチやゲイリー・ムーア、ジミー・ペイジ、ヴィヴィアン・キャンベル、ポール・スタンレイ、スコット・ゴーハムらにも愛用されているアンプで、RITCHIE BLACKMORE SIGNATUREとの違いは、4チャンネル(クリーン、クランチ、ソフトリード、ヘヴィーリード)で、パワー管が6L6からEL34に変更されている点です。

背面にはエフェクトループ、ノイズゲートが搭載されています。

50Wモデルもラインナップ。
Spec;
- インピーダンス:
1 x 4、1 x 8、2 x 8、1 x 16、2 x 16 Ohms - 真空管:
4×ECC83、4×EL34(100W)
4×ECC83、2×EL34(50W) - サイズ・重量:
710×270×290mm、20.5 kg
710×270×290mm、19.0 kg
ENGL TV – E651 Artist Edition demo no2 by Marco Wriedt:
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