SEYMOUR DUNCAN JB・JAZZ・Nazgulにレイルデザインが採用されたピックアップが登場!

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SEYMOUR DUNCANの定番モデル、JB・JAZZ・Nazgulにレイルデザインが採用されたピックアップが登場しました。

SEYMOUR DUNCANのレール型ピックアップ


レイルデザインとは

レイルデザインとは、従来のポールピース型と異なり、細長い磁石を使用することで、すべての弦に対して均一に磁場が作用し、その結果、弦間の音量バランスが向上し、特にチョーキング時やダウンチューニング時でも安定したサウンドを得られるのが特徴です。レイルデザインは「ツインブレードタイプ」とも呼ばれますね。

ポールピース型ピックアップレール型ピックアップ

レイルデザインというと、私的にはハイゲインサウンドを想像してしまいますが、今回発売された「JAZZ」と、「Sentient Rails」の直流抵抗値は8.0K前後でいわゆるPAF系ピックアップと変わりません。

それでは詳細を見てみましょう。

 

JB Rails

JB Railsは、セイモアダンカンを代表するピックアップの1つであるJB Modelにレイルデザインを採用したモデルです。

SEYMOUR DUNCAN JB Rails

レイルデザインにより、パワフルなローエンド、力強いハイレンジ、アッパーミッドレンジの音抜けの改善など、JB Modelのクラシックなキャラクターを保持しながらも、磁界を弦に均等に分散させ、明瞭度とサスティーンを向上させながら、弦間のバランスを強化しています。

JB Railsは、Jazz Railsネック・ピックアップと完璧にマッチするようデザインされています。

コイルタップ可能な4C SHIELDED仕様。

6弦用のほかに7弦用もラインナップされています。

直流抵抗値: 18.66k
MAGNET: ALNICO 8
CABLE: 4C SHIELDED

 

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Jazz Rails

Jazz Railsは、セイモアダンカンの人気のハムバッカーピックアップ「Jazz Model」にレイルデザインを採用したモデルです。

SEYMOUR DUNCAN Jazz Rails

レイルデザインにより、弦間の音量バランスが改善され、特にハイゲイン時に音の明瞭さとサスティーンがさらに向上しています。

Jazz Railsは、JB Railsピックアップと完璧にマッチするようデザインされています。

コイルタップ可能な4C SHIELDED仕様。

6弦用のほかに7弦用もラインナップされています。

直流抵抗値: 7.68k
MAGNET: ALNICO 8
CABLE: 4C SHIELDED

 

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Nazgul Rails

Nazgul Railsは、高出力ハムバッカーとしてモダン・メタルの定番となっているNazgulのバリエーションモデルです。

SEYMOUR DUNCAN Nazgul Rails

レイルデザインを採用することで、オリジナルのNazgulが持つ激しいアタックやサチュレーション、重厚なチャグサウンド(Chug sound)に加え、明瞭さ、タイトさ、そして優れたサスティーンを実現し、さらに低音域がより集中し、攻撃的でありながらもコントロールしやすいサウンドに仕上げています。

コイルタップ可能な4C SHIELDED仕様。

6弦用のほかに7弦用もラインナップされています。

直流抵抗値: 14.40k
MAGNET: ALNICO 8
CABLE: 4C SHIELDED

 

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Sentient Rails

Sentient Railsネックピックアップは、Nazgul Railsと組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮するよう設計されたモデルです。

SEYMOUR DUNCAN Sentient Rails

レイルデザインを採用することで、磁場が弦に均等に分散され、弦間の音量バランスが向上し、その結果、複雑なコードでも音が混ざらず明瞭で、単音プレイではクリアでタイトなトーンが得られます。

Sentient Railsのパワーは控えめですが、モダンなハイゲイン環境においてもレスポンスが速く、音の明瞭さを保つため、正確でダイナミックな演奏に最適です。

コイルタップ可能な4C SHIELDED仕様。

6弦用のほかに7弦用もラインナップされています。

直流抵抗値: 8.10k
MAGNET: ALNICO 8
CABLE: 4C SHIELDED

 

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動画

JB Rails, Jazz Rails, Nazgul Rails, Sentient Railsの動画です。

The Rail Series Pickups: JB, Jazz, Nazgul and Sentient meet Rail Design!:

The Rail Series Pickups: JB, Jazz, Nazgul and Sentient meet Rail Design!

特に Jazz Rails,と、Sentient Railsの直流抵抗値は8K前後で、いわゆる「PAF系」ピックアップと同じ程度のパワーですが、こういったジャンルにも使えます。

マグネットは共にアルニコ8で、アルニコ8は、特にモダン・メタルやハードロックのピックアップに使われることが多いマグネットで、強力なサウンドとともに高いダイナミクスとレスポンスが得られるのが特徴です。

New! Seymour Duncan JB Rails vs the Original JB!:

New! Seymour Duncan JB Rails vs the Original JB!

JBとJB Railsの比較動画です。同じモデルなので「音のキャラクター」は同じですが、クリーン、ドライブ共に、音の深みはこのレイルデザインの方が良いですかね。いかがでしょうか。

メーカーサイトによると「JB Railsは、500kのボリューム・ポットを使用するとハイエンドが際立ちますが、250kのポットを選ぶとトーンがまろやかになり、よりスムーズなレスポンスに最適です」とあえて記述されているので、(250kのポットを搭載した)SSHのリアにも合うのではないでしょうか。

ギターのコントロールを極める!ポットの選び方とおすすめガイド

まとめ

セイモアダンカンの人気モデルに、レイルデザインが採用された新しいピックアップ「JB Rails」「Jazz Rails」「Sentient Rails」「Nazgul Rails」には注目です!!

動画を見た限りでは、このレイルデザインの方が音に深みがあるように感じましたので、見た目に違和感がなければ、このピックアップはありでしょう。

 

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