Tone Bender MkIIIの回路を再現したファズ ROTOSOUND RFB1が限定復活!!

歪み系ファズ,ROTOSOUND

Tone Bender(トーンベンダー)とは、ビートルズをはじめ、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジなど主に英国の名だたるギタリストが使っていたことで知られるファズペダルです。

今回、ROTOSOUND(ロトサウンド)から Tone Bender MkIIIを再現した 1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)が限定で復活したとのことで紹介したいと思います。

Rotosoundの1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)の内部基盤


ROTOSOUND RFB1

ROTOSOUND(ロトサウンド)の1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)は、トーンベンダーを再現したモデルとしては最も有名なモデルと言えるでしょう。

トーンベンダー系と言われるファズは、現在では多くのメーカー/ブランドから発売されていますが、数十年前はこのROTOSOUND(ロトサウンド)と一部マイナーなブランドからくらいしかなかったように思います。

 

特にROTOSOUNDは、Tone Bender MkIIIを忠実に再現したモデルと知られており、特に60年代後半から~70年代初期のジミー・ペイジサウンドを再現するには欠かせないペダルでした。

 

オリジナルトーンベンダーのサウンド

オリジナルトーンベンダーは、Sola-Soundによって設計され、Colorsoundブランドや、VOXやParkといった他ブランドにも展開されました。

【English Sub】TONE BENDER MKIII~リバース、ゲルマ、そしてシリコン Part.2【デジマート DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜 Vol.09】:

【English Sub】TONE BENDER MKIII~リバース、ゲルマ、そしてシリコン Part.2【デジマート DEEPER’S VIEW 〜経験と考察〜 Vol.09】

1965年に英国で誕生したこのTone Bender(トーンベンダー)は、激しいファズサウンドはもちろん、ギターのボリュームを絞ることで、アンプライクなオーバードライブ的トーンからクリーンまで得られる幅広いトーンを持った魅力的なファズです。

ROTOSOUND RFB1

Rotosoundの1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)

今回、限定復活を遂げた Rotosoundの1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)は、オリジナルTone Benderの中でも完成形と言われる MkIIIを忠実に再現したモデルです。

MkIIIは、歴代トーンベンダーにトーンコントロールが搭載されたのが特徴で、ジミー・ペイジをはじめとする伝説的ギタリストが愛用したファズトーンを再現するため、ヴィンテージN.O.S.(New Old Stock)のゲルマニウムトランジスタを採用し、イギリス・ケントの工場で1台ずつハンドワイヤリングされていますとのことです。

Rotosoundの1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)内部

Rotosoundの1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)の内部基盤

ジミー・ペイジといえば、レスポールにマーシャルが有名ですが、初期はテレキャスターにトーンベンダーなどのファズを組み合わせて使用していました。

このあたりのサウンドはTone Benderだと思われます。

The Girl I Love She Got Long Black Wavy Hair (Live on Tasty Pop Sundae from BBC Sessions):

The Girl I Love She Got Long Black Wavy Hair (Live on Tasty Pop Sundae from BBC Sessions)...

ジェフ・ベックもトーンベンダーの愛用者(MKIもしくはMKII)ですが、この曲のチリチリしたファズサウンドもおそらくそうでしょう。

Rock My Plimsoul (2005 Remaster):

Rock My Plimsoul (2005 Remaster)

ジェフ・ベックはトーンベンダーとギターのボリュームとトーンを駆使し、歪んだサウンドからクランチ~クリーンまで様々なサウンドを作ることで有名です。

この「Cause We’ve Ended as Lovers(哀しみの恋人達)」も、エッジの効いたクリーン~クランチサウンドから歪みまで、おそらくトーンベンダー+ギターボリュームコントロールで作り上げたサウンドなのだと思います。

Cause We’ve Ended as Lovers:

Cause We've Ended as Lovers

サウンドチェック

ROTOSOUND RFB1は過去に何度かリイシューされているため、多くのデモ動画が公開されています。同じファズの仲間である”ブーミーな”「ファズフェイス」と比べると、とても扱いやすそうなサウンドです。

ROTOSOUND RFB1 1960’S limited edition fuzz pedal reissue:

ROTOSOUND RFB1 1960'S limited edition fuzz pedal reissue

トーンコントロールが付いたことでサウンドの幅が広がり、とても扱いやすそうなファズですね。これにギターのボリュームを組み合わせれば音色は無限大∞です。

 

まとめ

トーンベンダーは、60年代から70年代にかけて多くの名ギタリストに愛用され、現在でも高い人気を誇るファズペダルです。Rotosoundの1967 Fuzz Pedal Reissue(RFB1)は、限定復活とのことなので、興味のある方はお早めに!!

 

RFB1以外にも、トーンベンダー系と言われるペダルは多数発売されていますので色々見てみてくださいね。

60年代~70年代のロックサウンドを極めるならトーンベンダー系ファズ 

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 ROTOSOUND RFB1 – YouTube(動画)

※ROTOSOUND RFB1は限定なので、メルカリなどで中古を探すのもありだと思います。

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Posted by Tsune