
小さくても本格派!小さなボリュームペダル特集!
ボリュームペダルは大きくて邪魔なものだと思っていませんか。
小さなボリュームペダルを使えばはエフェクターボードもスッキリしますし持ち運びも楽になります。
これなら邪魔になりませんよね👍
ボリュームペダルとは
ボリュームペダルとは、その名前からもわかるように、ギターなどの楽器のボリュームを足でコントロールするペダルのことです。
VOX V860 – Hand-Wired Volume Pedal:
ボリュームペダルがあれば簡単に音量のコントロールが出来ますが、欠点はこのように大きいこと。
大きいので持ち運ぶのはもちろん、エフェクターボードを専有してしまうので敬遠してしまう方も多いと思います。
そこで今回は、エフェクターボードに入れても邪魔にならない小さなボリュームペダルをいくつか紹介してみたい思います。
ボリュームペダルの選び方
ボリュームペダルにも色々な種類がありますが、ボリュームペダルを買う前にチェックしなければいけない項目がいくつかあるので紹介しましょう。
ここを間違えるといくら良いものを勝っても宝の持ち腐れです。
ハイインピーダンスとローインピーダンス
ギターのボリュームポットにも250kや500kや25Kと種類があるように、ボリュームペダルにもハイインピーダンスとローインピーダンスというものがあります。
ハイインピーダンスモデル(250kや500k):
一般的に、ハイインピーダンスモデル(250kや500k)は、ギターのボリュームを調整するように使うためのボリュームペダルで、ボリュームを絞るのはもちろんですが、例えばボリューム10で歪んだ音、ボリュームを絞ってクランチ~クリーンといったように歪みの調整をしたい方におすすめのボリュームペダルです。
このタイプのボリュームペダルはギターのすぐ後ろに接続します。
ローインピーダンスモデル(25k):
ローインピーダンスモデル(25k)は、ギター直下に繋ぐとこもった音になってしまいますので、エフェクターの後ろや、アンプのエフェクトループに接続したい場合に使用するボリュームペダルです。
ハイインピーダンスモデルのようにギターの歪みの調整はできませんが、例えば歪んだ音はそのままで、音量だけ落としたいという方はローインピーダンスモデルを使うのがおすすめです。
※ローインピーダンスモデル(25k)をエフェクターの後ろに接続した場合でも、エフェクターがトゥルーバイパス式の場合、エフェクターのOFF時にはハイインピーダンス信号になってしまうために高域が劣化してしまいますので注意が必要です。
※EMGなどの(電池を入れる)アクティブピックアップ搭載のギターはローインピーダンスで設計されていますのでローインピーダンスのボリュームペダルを選びましょう。
チューナアウト:
あると便利なのがチューナアウトです。
しかしバッファー回路の入っていないボリュームペダルの場合、単純に信号を分岐しているだけなので音質劣化の原因にもなります。最近は便利なクリップチューナーもありますし、チューナアウト無くても良いと思います。
どうしても欲しいという方は電源を使う(バッファー回路搭載)のボリュームペダルや、別でA/Bセレクターなどの導入することをおすすめします。
※音質はバッファー回路の質にもよります。
ミニマムボリューム:
ミニマムボリュームとは、ペダルを戻したときの最小音量を調整するためのつまみのことです。
これがあればクランチサウンドやクリーンサウンドをワンアクションで得られるので非常に便利です(歪みの調整はギターのボリュームでも行えるので必須というわけではありません)。
それではおすすめの小さなボリュームペダルはこちらから。
動画を見ていただくとその小ささが分かると思います。
✅おすすめの小さなボリュームペダル
AMT ELECTRONICS
LLM-2
軽量かつコンパクトで、ボードへの組み込みも楽々のアクティブ・タイプのボリューム・ペダル。
側面のスライド・スイッチにより、3種類のミニマム・ボリュームを設定可能。
入力;1MΩ
出力;10kΩ
電源:ACアダプタ / 9-12V または9Vバッテリー
同サイズのワウペダル(WH-1)もラインナップ。
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YouTube | AMT LLM-2 (動画)
AMT LLM-2:

BOSS
FV-30
BOSS FV-30は、スペースを節約したい場合やペダルボードに組み込むのに最適な、省スペース設計のボリュームペダルです。
堅牢なボディ:
FV-30はアルミダイキャスト製の堅牢なボディを備えており、過酷なツアーやステージでのパフォーマンスに耐えることができます。
そのため、信頼性の高いペダルとして評価されています。
ハイ/ローインピーダンスモデル:
FV-30には、ハイインピーダンスモデル(FV-30H)とローインピーダンスモデル(FV-30L)の2つのバリエーションがあります。
※ハイインピーダンスモデルは、ギター直下に接続するのに適しており、ローインピーダンスモデルはアクティブピックアップを持つギターやエフェクトの後ろに接続するのに適しています。
省スペースデザイン:
FV-30は、スペースを最小限に抑えたデザインで、ペダルボードに組み込むのに適しています。
特にスペースに制約がある場合や、コンパクトなセットアップを求めるミュージシャンに適しています。
外形寸法:
FV-30の外形寸法は奥行き192mm × 幅80mm × 高さ85mmです。
このコンパクトなサイズは、狭いスペースにも収めやすく、ペダルボードに配置しやすい特長です。
チューナーアウト搭載:
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YouTube | BOSS FV-30 (動画)Boss FV30H vs Ernie Ball VP Jr:

デカいボリュームペダルの代表(これでもジュニアサイズ)アーニーボールとの大きさ比較です。
AMTほどではありませんが、これくらいであればボードに入れても大丈夫!
ミニマムボリュームの設定は出来ないようです。
JIM DUNLOP
DVP4
JIM DUNLOP DVP4 は、DVP3をミニサイズにしたボリュームペダルです。
- ボリュームコントロールにスムースなバンド方式を採用しており、滑らかな操作が可能です。
- 内部切換えによりチューナーアウトやエクスプレッション用端子として活用できるAUX端子が搭載されています。
- 内部のトリマー(調整つまみ)を使用して、ミニマム設定を調整できます。また、内部のスイッチを使用して、ペダルでの音量増減の方向を逆に設定できます。
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YouTube | JIM DUNLOP DVP4 (動画)
Dunlop DVP4 Volume X Mini Review:

MORLEY
20/20 Volume Plus
ワウで有名なMORLEYはボリュームペダルも出しています。
ボリュームペダルにもオプティカルサーキットを採用し、スムーズな音量変化とノイズレスなサウンド、経年劣化による音質の低下を防ぎます。
ミニマムボリュームコントロールは、スイッチをONにすることで、ミニマムボリュームが有効になり、ペダルを戻しきった時にもボリュームが0にならないように設定することができます。
※フットペダルの上部及び、本体前面のロゴ部分は蓄光仕様になっていますので暗いステージでの視認性もバッチリです。
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YouTube | MORLEY 20/20 Volume Plus (動画)
モーリー“20/20”シリーズ全10機種をKANAMIが徹底試奏!:

20/20 Volume Plusは、ミニマムボリュームを有効にすることで、ソロとバッキングで音量と歪み量を使い分けることができるので便利ですね。
スイッチで切り替えできるので音質面でも配慮されているのかなと思います。
20/20 Power Wah Volume
20/20 Power Wah Volumeは、ボリュームペダルとワウの2in1モデル。
ワウはブーストノブにより最大20dBのクリーンブーストも可能です。
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YouTube | MORLEY 20/20 Power Wah Volume (動画)

ワウとボリュームはスイッチで切り替えますが、慣れれば問題なさそうです。
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いかがでしたでしょうか、ボリュームペダルは小さければ良いというわけではないですが、これだけ小さいとかなり持ち運びも楽ですよね。
以下のページではミニサイズにこだわらず、ボリュームペダルをメーカー別に紹介していますのでよろしければ。
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