![グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーの比較 [BOSS]](https://tgr-guitar.com/effector/wp/wp-content/uploads/2019/10/boss-ge-7-pq4-hikaku.jpg)
比較~グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザー おすすめモデルも紹介
グラフィックイコライザーに比べ、パラメトリックイコライザーはなんだか難しそう、、、という方も多いと思いますが実はとても簡単です。パラメトリックイコライザーの使い方とおすすめモデルを紹介します。
BOSSのイコライザー GE-7とPQ-4
BOSSのイコライザー GE-7をイコライザーとしてではなく、ゲインブースターとして使用したらとても良かったので、今度はパラメトリックイコライザーPQ-4(廃盤)をつないでみます。
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ゲインブースターとして使用
まずはギターの入力レベルを上げるゲインブースターとしての使い方。
単純にLevelを上げるだけです。PQ-4は+-18dB、GE-7は+-15dBの範囲で調整可能です。
PQ-4の場合、足りない場合は高域と低域を左端ツマミのLowとPresenceで微調整します。
アンプのトーンコントロールのように使うならこの3つのツマミだけでほぼ大丈夫です。
単純にレベルのみを上げた音質を比較するとGE-7はキラキラした音、PQ-4はフルレンジが持ち上がる感じでどちらも素晴らしい音色。
ブースターペダルはいくつか持っていますがどれにも引けを取らない素晴らしさ👍
中央のツマミで中域をコントロール
パラメトリックイコライザーの肝は、この中域のコントロール。
ここが難しくて敬遠する方も多いと思いますが、実は非常に簡単です。
PQ-4はレベル以外のツマミが2段になっているので、まず下のFrequency(周波数)ツマミでどの帯域を強調/減衰させるかを選び、上のツマミでレベルを調整します。
良くわからない場合はHighとMiddleのレベルを上げ気味にしてFrequency(周波数)ツマミを動かせば音の変化が分かりやすいと思います。
中央左側のMiddleは100-1.6kの範囲、中央右側のHighは500-8kの範囲になります。
グラフィックイコライザーのツマミと比較すると分かりやすいですね。

例えばギターソロに最適な800Hzあたりを持ち上げたいときはこんな感じ?

BOSSのイコライザー GE-7とPQ-4の比較
色々使ってみてGE-7とPQ-4を比較すると、ギター直下につなぐブースターとしてならGE-7が音質としては良いかな??
レベルを上げてONにするだけで、フェンダーアンプ(ブラックフェイス)のようなキラキラした艷やかな音がプラスされるのでとても素敵😊
一方、PQ-4はのゲインブースターとしてよりもプリアンプ的に使いたいですね。
特に私の使っているアンプの一つにZinkyアンプがあるのですが、Zinkyはトーンが1つと非常にシンプルなのですが、トーンが1つだと調整はアンプのボリュームを含めた調整になるので、特に小さな音のときは結構使いにくかったりします。
そんなときはこのパラメトリックイコライザーが非常に便利。
ギター直下につないでも良いですが、エフェクターの最終段(アンプの手前)で音質の微調整に使用するのが良さそうです。
おすすめイコライザー
BOSSのエフェクターって初心者にも買いやすい値段設定なので軽く見られがちですが、何だかんだですごいです。
色々浮気しつつも結局戻っちゃいます、壊れにくいというのも👍
ということでグラフィックイコライザーのイチオシはやはりBOSS GE-7。
✅グラフィックイコライザー
BOSS GE-7
100Hzから6.4kHz間をブースト・カットできる7バンド・イコライザー。
ブースターとしてや、ノイズ・カットやハウリング対策にも使えます。各バンドは15dBのブースト/カットが可能
YouTube | BOSS GE-7 (動画)
BOSS PQ-4はすでに廃盤なので、それ以外のおすすめだと以下の機種。
操作の基本はPQ-4と同じです。
✅パラメトリックイコライザー
WAMPLER PEDALS EQuator
トレブルとベース、2つのパラメトリック・ミッドコントロールを搭載したイコライザー EQuator。
ギター以外の楽器はもちろん、PAやレコーディングにも使用可能です。
YouTube | WAMPLER EQuator (動画)
EMPRESS EFFECTS ParaEQ MKII
レコーディングクオリティーを誇るエンプレスのパラメトリックイコライザーが MKIIになりました!
ParaEQ MKII / ParaEQ MKII Deluxe:
ParaEQ MKII / ParaEQ MKII Deluxeは、内部昇圧により28Vで駆動し、レコーディング機器にも匹敵するヘッドルームと108dBものSN比を実現しています。
トランスペアレントな音質と多彩なコントロールによって、どんな楽器に対しても精巧でスウィートなイコライジングを可能にしています。
また、音質を一切失うことのない+30dBのクリーンブースターは独立したフットスイッチでオン/オフが可能です。
ParaEQ MKII Deluxe:
ParaEQ MKII Deluxeは、正確なパラメトリック・コントロールを可能にする連続可変のQコントロール、さらに追加のフィルター&トーンセクション(ハイ&ローパスフィルター、ハイ&ロー・トーンコントロール)を備え、究極のトーン・シェイピングを可能にしています。
※消費電流は300mAですが、電源ON時には大きな電流が流れます。過電流保護機能があるパワーサプライの場合は正常に起動しない可能性がございますので500mA以上の余裕のある電源でご使用いただく事をお薦めいたします。
周波数:
- low freq:35Hz~500Hzまでを15dBカット/ブーストできます。
- mid freq:250Hz~5kHzまでを15dBカット/ブーストできます。
- high freq:1kHz~20kHzまでを15dBカット/ブーストできます。
- boost:0db~30dBを無段階で増幅できるクリーンブースターです。音質ロスが全く無くハイレベルでのブーストが可能。ミッド周辺の周波数を強調したミッドブースターや、同じくトレブルブースター的な使用方法も可能です。
Advanced Configurationモード:
ParaEQ MKIIは、アドバンスド・コンフィギュレーションモードに入ることで、トゥルーバイパスとバッファードバイパスの切り替えや、ブーストスイッチのモードを連動/独立で変更することが出来ます(EQとブーストをそれぞれ独立したバイパス・スイッチで使用したい場合はモードを切り替えてください)。
※アドバンスド・コンフィギュレーション・モードへは、電源を抜いた状態から、ブーストとバイパスのストンプスイッチを両⽅とも押しながら、電源アダプターを再度接続します。LED が⼀瞬点滅し、アドバンスド・コンフィギュレーション・モードに⼊ったことを視覚的に確認できます。
- トゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えるには、アドバンス・コンフィギュレーション・モードで、bypassフットスイッチを押します。
- 通常バイパス・モードと独⽴バイパス・モードを切り替えるには、boost フットスイッチを使⽤します。独⽴モードでは、イコライザーをかけずにブーストを適応することができます。
YouTube | EMPRESS ParaEQ MKII(動画)
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