比較~コンプレッサーの定番MXRとBOSS おすすめはどっち?

2019年5月8日コンプレッサーBOSS,MXR,特集,レビュー

コンプレッサーの定番MXRのdyna comp/ダイナコンプと、BOSSのコンプレッションサスティナーCS-3を操作感、サウンドなどを比較してみました。おすすめは?買うならどっち?


コンプレッサーとは

コンプレッサーとは原音を歪ませること無く、大きな信号は圧縮し、小さな信号を増幅することで、音の粒をそろえたり、サステインを増加させることが出来るエフェクター。

特にクリーン~クランチ程度のギターにかけると効果てきめんで、コンプを効かせたソロやコード・カッティングは素晴らしいサウンドになります。

ベースギターにかけるのも定番ですね。コンプサウンドで私が最も好きな曲はこれ。

TOTO You Are The Flower:

toto you are the flower

スティーヴ・ルカサーの弾く柔らかなギターソロのトーンが最高です。
使用しているのはMXR dyna compです。そんなコンプレッサーの定番モデル、MXR dyna compとBOSSのCS-3を比較してみました。

BOSS Compression Sustainer CS-3

BOSSの人気モデル コンプレッションサスティナー
左から
Level:エフェクトレベルの調整
Tone:トーンの調整
Attack:ピッキングのアタックの強さを調整します

Sustain:音の圧縮率を調整します。上げすぎるとノイズが増えるので注意しましょう。

MXR dyna comp

MXRの定番コンプ ダイナコンプ

左から
OUTPUT:エフェクトレベルの調整

Sensitivity:CS-3のSustainツマミと同じ働き

音の比較

共に素晴らしいコンプサウンドを奏でてくれますが、サウンドがより前に出るのがBOSS、柔らかな音のMXRという感じですね。つまみが多い分、様々な音の出せるBOSSはとても素晴らしいと思います。

もちろん、MXRと似たサウンドも出すことも出来て、TONEを絞り気味にするとMXRに近いサウンドだと思います。

MXRはつまみも少なく簡単操作なのが良いですね。

BOSSと比べると作れるサウンドは少ないですが、これで良いんだと思わせる安心感がMXRにはあります。

コンプレッサーはブースターとしても使える

コンプレッサーとしてのサウンドはこの2種とも申し分ありませんが、これらのコンプレッサーペダルはゲインブースターとしても使用可能です。

BOSSのSustain、MXRのSensitivityを上げてしまうと、コンプレッサーの効きが強くなってしまうので、あまり上げずに、BOSSはLevel、MXRはOutputを上げることで、ナチュラルで柔らかなゲインブースターとして作用します。

アンプの歪みやオーバードライブ、ディストーションペダルをさらに一押するブースターとしての使用も面白いですね。

まとめ

MXR dyna compとBOSSのコンプレッションサスティナーCS-3のどちらが良いかですが、両者とも素晴らしく甲乙つけられません😊

上でも書きましたが、より細かな調整が出来るBOSSも、シンプルながら柔らかなコンプサウンドが素晴らしいMXRも、どちらも人気機種だというのがあらためてわかりました。

買うならどっち?

まずはMXRを買って満足ならそれで良し、物足りなければBOSSですかね。

ちなみに今回の2機種と、同じくBOSSのコンプレッサーの初期モデルBOSS CS-1とも比較してみましたが、決して劣ることもなく素晴らしいコンプです。

エフェクターはとかく、最初期のモデルが人気だったりしますがBOSSは現行のCS-3で十分です。

確か初期のBOSS CS-1はオプティカル方式(フォトカプラまたはオプトカプラ)式で、二代目のCS-2以降はVCA(Voltage Controlled Amplifier)方式に変わり、サウンドは変わってしまったという記述もWEB上ではちらほら見られますが、設定次第ではCS-3でも似たサウンドは出せますし、むしろコンプレッサーとしての機能はCS-3の方が優秀だと思います。

ちなみみMXRはOTA(Operational Transconductance Amplifier)方式だそうですが大きな違いは分かりません。

今回比較したコンプレッサーはこちらで購入できます

MXR / M102 Dynacomp

MXR M102 Dynacomp

パッコーンと効く独自のコンプサウンドはダイナコンプならでは。

ミニサイズのダイナコンプMXR M291 Dyna Comp Mini も発売されました。

 

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BOSS / CS-3

BOSS CS-3

トーン、レベルコントロール付きで、細かな調整が可能な定番コンプ。

 

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こちらも人気

BOSS / CP-1X

BOSS CP-1X

コンパクトペダルのサイズでありながらスタジオ・クオリティーのマルチバンド・コンプレッサーを実現。

さらに最先端のMDP(Multi-Dimensional Processing)技術により、フレーズの音域や強弱に反応し、常に自然な弾き心地とサウンドが得られます。

インプットは18V(内部昇圧)で設計されているため、十分なヘッドルームを確保。

どのような楽器やフレーズでも最適なコンプレッションをかけることができます。

また、ゲイン・リダクション・インジケーターを搭載し、エフェクトのかかり具合を視覚的に 確認することが可能です。

 

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XOTIC / SP Compressor

XOTIC コンプレッサー

小型ながら、「Hi」「Mid」「Lo」のコンプ感の変更スイッチ、内部ディップスイッチによるアタックのコントールなど多種多様なコンプ・サウンドを得る事が可能。

 

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