複数のエフェクターやアンプチャンネルの切り替えを事前にプログラミングしておくことで、スイッチ1つで瞬時に切り替えられる高機能なループセレクターのおすすめモデルはこちらから。迷ったらこの中から選べば大丈夫です!!

更新履歴
- 2026年1月:Limetone Audio LimetoneHOME 4LBを追加しました。
プログラマブルスイッチャーとは
プログラマブルスイッチャーは、複数のエフェクターやアンプチャンネルの切り替えを、事前に設定(プログラミング)しておくことで、スイッチ1つで瞬時に切り替えられる高機能なループセレクターです。
通常のスイッチャーとの違い
通常のスイッチャーでは、各エフェクターを個別にON/OFFするために、それぞれのスイッチを順番に踏む必要があります。しかし、プログラマブルスイッチャーでは、複数のエフェクターの組み合わせや、アンプのチャンネル切り替えをプリセットとして保存しておくことが可能で、これにより、ライブやレコーディングの際にスイッチを1回踏むだけで、設定されたエフェクター群やチャンネルを瞬時に切り替えることができます。
利便性と効果
このプログラマブル機能によって、複雑な音作りや、楽曲ごとに異なるセッティングが必要な状況でも、素早く正確にサウンドを切り替えられるため、ステージでのパフォーマンスやレコーディング作業がよりスムーズになります。また、複数のスイッチを踏む手間が省けるので、演奏に集中できる点も大きな利点です。
プログラマブルスイッチャーは、エフェクターを多数繋ぐ方には非常に便利で実用的なアイテムです。
【超簡単】スイッチャー導入してみよう!
バイパス方式の違い
ループセレクターやプログラマブルスイッチャーには、トゥルーバイパスとバッファードバイパスの2つのバイパス方式があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
トゥルーバイパス
トゥルーバイパスは、エフェクターやループセレクターがオフになった際、回路が完全に切り離され、信号が直接アンプに送られます。この方式の最大の利点は、理論上音質劣化が全くない点です。接続しているエフェクターや回路が信号に干渉せず、ピュアな音質を維持できるため、多くのギタリストに好まれています。
しかし、長いケーブルを使用している場合や複数のトゥルーバイパスエフェクターを連結していると、高周波数帯が失われ、結果的に音が劣化する場合があります。
バッファードバイパス
バッファードバイパスは、エフェクターがオフのときでも、信号がバッファー回路を通ります。このバッファー回路によって、ローインピーダンス化され、ノイズの混入や長いケーブルによる音質劣化を防ぐ効果があります。そのため、信号が強化され、より安定した音質が得られるのが特徴です。
ただし、バッファードバイパスでは、エフェクターがオフの状態でも回路を通すため、音にわずかな変化が生じることがあります。しかし、特に長いケーブルを使用する場合には、バッファー回路が音質を保つ上で重要な役割を果たします。
どちらを選ぶべきか
トゥルーバイパスは、シンプルな接続で信号を極力ピュアに保ちたい場合に適しています。バッファードバイパスは、長いケーブルを使っている場合や、複数のエフェクターを接続している場合に、音質の安定を保つために有効です。
自分の使用環境や音の好みに合わせて、どちらのバイパス方式が適しているか選択するのが良いでしょう。
➡エフェクターをあまり接続しない方 > シンプルなループセレクターがおすすめ。
➡プログラマブルスイッチャーはバッファードバイパスが標準です。
バッファーの効果がよくわかる動画
実際にはありえませんが、100mのケーブルをつないで劣化してモコモコになったギターの音が、バッファーを通すことでどれだけキレイになるかという動画です。これがバッファーの実力です。
バッファー専用機はこちらで紹介しています:
バッファー~信号の劣化を防ぎ音を元気にするエフェクター
おすすめのプログラマブルスイッチャーはこちらから。
おすすめプログラマブルスイッチャー
BOSS ES-8

BOSS ES-8は、プログラム可能なスイッチングシステムと柔軟なルーティング機能を備えたエフェクトスイッチャーです。

主な特徴
8ループ:
ES-8は8つのループを備えており、エフェクトペダルやアンプなどの機器を個別に接続し、プログラム可能なスイッチでオン/オフを切り替えることができます。さらに、ボリュームペダル用の追加ループも用意されています。
MIDI対応:
MIDI端子を搭載しており、外部のMIDI機器と連携することで、複雑なサウンドスイッチングやエフェクトパラメーターのコントロールが可能です。
アナログ回路設計:
ES-8はアナログ回路を採用しており、サウンドのクオリティを保ちつつ信号をスムーズに切り替えることができます。
バッファ回路の搭載:
インプットとアウトプットのバッファを個別にオン/オフできます。
柔軟なルーティング:
ES-8は、信号の接続順序を自由に変更できるため、さまざまなエフェクトチェーンを試すことができます。パラレルエフェクトチェーンもサポートしています。
ディスプレイとメモリ:
パッチ番号を表示する7セグメントLEDとパッチ名を表示する液晶ディスプレイを搭載しています。800のパッチメモリ(プリセット)を備え、パッチ名を設定して管理することができます。
外部コントロール:
ES-8は、外部コントローラーでエフェクトパラメーターを制御できるため、ライブ演奏中にエフェクトの調整が容易で、ペダルへの機能割り当ても自由にカスタマイズできます。
信頼性:
フットスイッチは信頼性が高く、スイッチングノイズをミュートする機能も搭載されています。
BOSS ES-5

BOSS ES-5は、コンパクトながら多彩な機能を備えたプログマラブルスイッチャーです。

主な特徴
5つのループ:
ES-5は5つのループを備えており、エフェクトペダルや他の機器を個別に接続し、プログラム可能なスイッチでオン/オフを切り替えることができます。
MIDI対応:
MIDI端子を搭載しており、外部のMIDI機器と連携することで、複雑なサウンドスイッチングやエフェクトパラメーターのコントロールが可能です。
ルーティング機能:
エフェクトの接続順序を自由に変更できるルーティング機能を備えています。
パラレル・チェーン:
エフェクトを並列に接続することができるパラレル・チェーンも可能です。
キャリーオーバー:
エフェクトの切り替え時にディレイなどの残響音を残すことができるキャリーオーバー機能を搭載しています。
多彩なパッチ数:
200のパッチメモリ(プリセット)を備えており、さまざまなサウンドをプログラムして保存できます。また、ナンバースイッチやBANKスイッチ、MUTEスイッチなどを使用して直感的に操作できます。
BOSS MS-3

BOSS MS-3は、マルチエフェクトとプログラマブルスイッチャーが組み合わさった多機能なエフェクターです。

主な特徴
同時使用6系統の内蔵エフェクト:
MS-3は、同時に最大6つまで使用できるエフェクター(ディレイ、リバーブ、モジュレーション、ピッチエフェクト、オーバードライブ、ディストーションなど)を合計112種類が内蔵されています。
3系統のエフェクトループ:
MS-3には3つのエフェクトループが組み込まれており、エフェクトループに接続したエフェクターと、6系統の内蔵エフェクトをシームレスに組み合わせることで、自由なサウンド・メイキングが可能です。
音色やコントロールの設定は、最大200パッチまで記憶でき、こだわりのセッティングを簡単に呼び出して使うことができます。
【突撃レポ】スイッチャーなのにエフェクターいらず?BOSS(ボス)/MS-3:
お気に入りのエフェクターもたくさんつなぎたいしマルチも使いたいという方におすすめ。サイズも小さくて良いですね。
FENDER Switchboard Effects Operator

Switchboard Effects Operatorは、5つのエフェクトループを持ち、繋いだエフェクターを自由に組み合わせ可能なプログラマブルスイッチャーです。

主な特徴
5系統のリレー式トゥルーバイパスエフェクトループ:
5系統のエフェクトループにエフェクターを接続し、それぞれのエフェクトループで独立した処理を行うことができます。5つのループはステレオ(TRSジャック)にも対応しています。

バッファー搭載:
高品質な入出力バッファーを搭載し、サウンドの損失を最小限に抑えます。
400の簡単にアクセスできるプリセットと追加の100のお気に入りプリセット:
豊富なプリセットが用意されており、これによって異なるサウンドを素早く切り替えることができます。お気に入りのプリセットも100個まで保存可能です。
大型フルカラーLCD画面とグラフィックUI:
直感的で使いやすいグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が備わっています。大型のフルカラーLCD画面とエンコーダーノブを使用して、簡単かつ効率的に設定を変更できます。
エフェクトのループ順序を完全に再配置可能:
エフェクトループの順序を自由に変更可能です。
プログラム可能なフットスイッチとMIDI出力:
プログラム可能なフットスイッチやMIDI出力を使用して、外部の機器やソフトウェアを制御できます。
プロフェッショナルチューナー搭載:
チューナーが搭載されています。チューナーはFSフットスイッチを押し続けると信号がミュートされ、いつでもチューナーにアクセスできます。
ボリュームペダルを内蔵:
EXP PEDAL端子にエクスプレッションペダルを接続することで、スイッチボードの内蔵ボリュームペダルをリアルタイムにコントロールできます。
デフォルトでは、ボリュームペダルがアクティブになり、信号パスの5番目の位置に配置されます。 別の場所に移動したり、LOOP MODE EDITOR を使用してオフにしたりできます。
※エクスプレッションペダルが接続されていない場合、ボリュームペダルはバイパスされますが、信号パスのグラフィックにはボリューム ペダルのアイコンが表示されたままになります。
Limetone Audio LimetoneHOME 3LB

LimetoneHOME 3LBは、3つのループを搭載した高音質プログラマブル・スイッチャーです。
ノンバッファー設計と厳選パーツによるトゥルーバイパス仕様で、接続するエフェクター本来の音質を損なわずクリアなシグナルルーティングを実現します。

別売のLimetoneBASEをTRSケーブルで接続すれば、コンパクトなまま最大5ループを一括制御可能。ループの選択はプッシュスイッチで直感的に操作でき、自動的に設定が記憶されます。さらに、各スイッチには裏モードを搭載し、1つのスイッチで異なる設定を瞬時に切り替え可能です。
また、右上のshift機能を組み合わせることで、最大12通りのループ構成を自在に呼び出せます。直感的な操作性と柔軟な音作りを両立した、プロ仕様でありながらコンパクトなスイッチャーです。

【LimetoneHOME 3LB・初心者にもわかりやすく解説】:
シンプルで高性能なプログラマブル・スイッチャーです。エフェクターはあまり繋がないけど簡単に複数のエフェクターを切り替えたい!という方にはぴったりです。
Limetone Audio LimetoneHOME 4LB

LimetoneHOME 4LBは、4つのループを搭載したプログラマブル・スイッチャーです。
ノンバッファーで、接続するエフェクターの音質変化を最小限にとどめ、厳選したパーツ選定により高音質でのシグナルルーティングを実現した音質重視のスイッチャーとなります。
※音声信号経路はアナログ回路、トゥルーバイパス仕様となります。信号経路の切り替えをデジタルで処理しています。
4+2の計6ループ:

背面のcontrol端子にLimetoneBASEをTRSケーブルで接続することで、省スペースながら4+2の計6ループを一括制御することが可能。
STOREやSAVEという概念を取り払い、プッシュスイッチでループを選択するだけでその設定が記憶されます。
裏モード:
各フットスイッチは個別の裏モードを用意しており、選択中のフットスイッチを再度踏む事によって裏モードに移行します。表とは違った設定を裏側に記憶しておくことにより、同じスイッチを再度踏みブースターをオンにして音量を上げる、あるいは空間系を加えるといった一工夫が可能になります。
shift機能と合わせると、3×2×2の12個の設定をプラグラムでき、それらを簡単に行き来することができます。
その他機能:
チューナーアウト搭載、消費電流:最大300mA
サイズ・重量:
幅 (W) 183 mm×奥行き (D) 90 mm×高さ (H) 58 mm(突起物含む)、461g
消費電流:最大300mA
Limetone Audioの新作「LimetoneHOME 4LB」をプロはこう使う。|増崎孝司 × 今西勇仁:
MOOER Pedal Controller L6 MkII


MOOER Pedal Controller L6 MkIIは、6つのエフェクトループを持つプログラマブルスイッチャーです。
主な特徴
6つのエフェクトループ:
Pedal Controller L6 MkIIには、6つの独立したエフェクトループが備わっており、各ループにエフェクトペダルを接続できます。
プリセットパターン:
最大で36のプリセットパターンを作成および保存できます。
PLAYとLIVEモード:
プレイやライブ演奏時に使いやすい2つのモードが搭載されています。
- PLAYモード:
PLAYモードは36種類のプリセットの保存や呼び出しを行い、複数のエフェクトループをフットスイッチ1つで同時に切り替えることができます。 - LIVEモード:
LIVEモードではエフェクトボードのように、各エフェクトループのON/OFFをフットスイッチで操作します。
MUTEスイッチ:
ペダルの右上に独立したMUTE(ミュート)スイッチがあり、出力をいつでもミュートできます。
チューナー搭載:
Pedal Controller L6 MkIIにはチューナーアウトが搭載されていますが、本体にチューナーを内蔵しており、いつでもチューニングを行うことができます。
バッファー機能:
インプットとアウトプットに個別にON/OFFできるバッファーを搭載しています。

Mooer L6 MKII Looper – For that price, can it be any good?:
ONE CONTROL Crocodile Tail Loop

ONE CONTROL Crocodile Tail Loopは、ONE CONTROL最上級モデルプログラマブルスイッチャーです。
主な特徴
エフェクター接続:
最大で10個のエフェクターを接続できます。
プリセットプログラム:
Crocodile Tail Loopには最大で70のプリセットプログラムを保存できます。
プログラミング機能:
視覚的で感覚的なプログラミング機能が備わっており、プリセットの設定や切り替えが容易です。
バッファー/ノンバッファーインプット:
ギターシグナルのバッファリングをオン/オフでき、ノイズや信号ロスの問題を解決できます。
また、チューナーアウトも搭載されています。
ダイレクトモード:
ダイレクトモードを使用することで、Crocodile Tail Loopは通常のスイッチャーとしても機能します。
セパレートループ:
セパレートループはアンプのチャンネル切替などに使用できます。
MIDIコントロール:
MIDIコントロールに対応しており、他のMIDI対応機器と統合して使用できます。
複数台接続:
Crocodile Tail Loopを2台接続することで、さらに多彩なコントロールオプションを実現できます。
サイズと重量:
111×64×463mm、重量約1.8kg。
ONE CONTROL Agamidae Tail Loop

One Control Agamidae Tail Loopは、非常にコンパクトなサイズに多彩な機能を組み込んだプログラマブルスイッチャーです。
主な特徴
プリセット機能:
Agamidae Tail Loopには最大20のバンク×5のプリセットを保存でき、合計で100種類のプリセットを使用できます。
バンク数の設定:
実際に使用するバンク数を2から20まで設定できます。
マスターバイパス機能:
スイッチ1つで全てのエフェクトをバイパスできるマスターバイパス機能が備わっています。
6つのエフェクトループ:
6つのリレー式トゥルーバイパスエフェクトループが搭載されており、異なるエフェクトや機器を組み合わせて使用できます。
プログラム編集:
プログラムの編集が非常に簡単で、使いやすいエディットモードを備えています。
ダイレクトモード:
ダイレクトモードとしても使用可能で、通常のスイッチャーとして利用できます。
電源供給:
標準的なセンターマイナス9Vアダプターで駆動できます。
DCアウトプット:
6つのDCアウトプットが搭載されており、他のエフェクターに電源供給が可能です。
サイズと重量:
370×48×41mm、重量約440g
まとめ
プログラマブルスイッチャーは、複数のエフェクターやアンプチャンネルの切り替えを、事前に設定しておくことで、スイッチ1つで瞬時に切り替えられる便利な機能を持つ機器で、ライブやレコーディングなどでエフェクターを多用する方には必需品とも言えるものです。
プログラマブルスイッチャーは、信号を整理し、安定させることで、音質劣化から守ることも出来ますので、導入するメリットは非常に大きいです。
ぜひ導入を検討してみて下さい。
その他プログラマブルスイッチャーはこちらから


