英国🇬🇧を代表するスピーカー CELESTION ( セレッション ) スピーカーを口径別に一挙紹介。
CELESTIONスピーカーは古くからマーシャル・アンプやVOXアンプに標準搭載され今も人気ナンバーワンのスピーカ・ブランドです。
ロックなサウンドにおすすめ!

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CELESTIONとは
CELESTION(セレッション)は、イギリス発祥のスピーカーメーカーです。特にエレキギター用アンプのスピーカーとして世界的に有名で、古くからマーシャルやVOXなど多くのアンプに採用されています。
代表モデル:
- Vintage 30:ロックの定番、ギャリッとした艷やかさとパワフルさを兼ね備えた名機。
- Greenback:60年代から使われるセラミックマグネット採用の古典的なブリティッシュサウンドで人気のモデル。
- Alnico Blue:VOX AC30に搭載されたことで人気のアルニコマグネットのスピーカー。きらびやかな音色が特徴。
CELESTIONは、ブリティッシュロックなトーンを求めるギタリストに最適なスピーカーです。
12インチ ( 30cm )
VINTAGE 30

VINTAGE 30は、多くのキャビネットに標準搭載されるセレッションの定番スピーカーです。
ギラついたハイからパワフルなローまでバランスの良いサウンドで、歪みサウンドとの相性も抜群!
スラッシュ、スティーブ・ヴァイ、ウォーレン・ヘインズ、ピーター・フランプトン、アーチ・エネミー、キルスイッチ・エンゲージなどが愛用しています。
Spec;
- 許容入力:60W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:4.7kg
YouTube – CELESTION VINTAGE 30 (動画)
艷やかでパワフルなサウンドを求めるギタリストにおすすめのスピーカーです。
Celestion Cream

Celestion Cream は、アルニコマグネットを使用した許容入力90Wのギター用スピーカーです。
Spec;
- 許容入力:90W
- マグネット:アルニコ
- ユニット重量:4.2kg
YouTube – CELESTION Cream (動画)
アルニコファンに朗報です!アルニコは許容入力が小さなモデルが多い中、このモデルなら安心して使えます。Alnico Blue や Gold の系譜にあるアルニコ・スピーカーの現代版です。甘く柔らかいコンプレッション感と、アルニコ特有の立体的なベルサウンドを兼ね備えたスピカーです。
G12M GREENBACK

G12M GREENBACKは、セレッション社 初のセラミックスピーカーです。
70年代のブリティッシュブルース、ロックサウンドには欠かせないスピーカーで、アンガス・ヤング (AC/DC)やエドワード・ヴァン・ヘイレンなど名だたるギタリストが愛用するスピーカーです。
エリック・クラプトンが使用したMarshall Bluesbreakerに搭載されていたスピーカーとしても有名です。
Spec;
- 許容入力:25W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:3.6kg
YouTube – CELESTION G12M GREENBACK (動画)
往年のブリティッシュロックサウンドならこの GREENBACKです。許容入力が低いので注意が必要ですが、スピーカの本数を増やすことで大きな出力にも対応します。
G12 EVH

G12 EVHは、エドワード・ヴァン・ヘイレンのシグネチャーモデルです。エディーは上記グリーンバックの長年の愛用者で、そのグリーンバックG12M Heritageを元に開発されました。
エディーが多くのヴィンテージGreenbacksの中から聴き比べて選んだ1台がG12-EVHです。
Spec;
- 許容入力:20W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:3.6kg
YouTube – CELESTION G12 EVH (動画)
G12M Creamback

G12M Creambackは、名機G12M Greenbackのハイパワーバージョンです。
G12Mのウッディなトーンはそのままに、許容入力を65W/75Wと大きくしているのでパワーのあるアンプ単体でも使うことが出来ます。
Spec;
G12M-65 Creamback:
- 許容入力:65W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:3.6kg
G12M-75 Creamback:
- 許容入力:75W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:4.7kg
YouTube – CELESTION G12M Creamback (動画)
オリジナルのGreenback(25W)より大きな65Wまで対応するので、現代のハイパワーアンプにも安心して使用可能です。
G12H

G12Hは60年代後半、G12Mに“H”型(ヘヴィー)マグネットを取り付けることで生まれました。しっかりとした低域とはっきりとした高域とのバランスが取れた音が特徴です。
周波数特性の異なるG12H 55、G12H 75、手作業で組み上げられるHeritageシリーズをラインナップし、G12H 55は55Hz “ベース”コーンを搭載した60年代後半のロックトーンに最適なスピーカーで、ジミ・ヘンドリックスが数々のアルバムで使用しています。
G12H 75は75Hz“リード”コーンを搭載したハードロックに最適なユニットで、特徴はタイトな低域と“ベース”コーンモデルと比較してパンチが効いた中域。トニー・アイオミはこのスピーカーの信奉者の1人です。
Spec;
- 許容入力:30W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:4.7kg
G12H Creamback

G12H Creambackは、ジミ・ヘンドリックスが愛用した名機G12Hのハイパワーバージョンです。G12H-75 Creambackは75Wのパワーを余裕を持って出力できるG12Hの音を誇りながらも、上記G12M-65 Creambackよりタイトな低域とパンチの効いたダイナミックな高域を特徴としています。
Spec;
- 許容入力:75W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:4.7kg
YouTube – CELESTION G12H Creamback (動画)
G12-65 Heritage

G12-65 Heritageは、1970年代後半に開発されたハイパワースピーカーです。正確に調整されたミッドレンジとパリッとしたトップエンドがクランチサウンドに最適で、ハードロック・プレイヤーにおすすめです。
Heritageシリーズは、手作業により組み上げられるスピーカーで、オリジナルサウンドを再現するために、デザインや素材を研究・追求し、市場にはないボンドや加工方法を自社で開発するまでに至りました。
徹底的にこだわり抜くことにより、当時の絶妙なサウンドを再び蘇らせることに成功したシリーズです。
Spec;
- 許容入力:65W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:3.5kg
YouTube – CELESTION G12-65 Heritage (動画)
G12T-75

G12T-75は、定番のMarshall 1960キャビネットに搭載されていることで有名なスピーカーです。タイトな低域とアグレッシブな中域を持つハイパワーロックプレーヤー憧れのスピーカーです。
ブリティッシュ・ヘヴィー・メタルからアメリカン・スラッシュまで幅広く対応します。
イングウェイ・マルムスティーン、ジョー・サトリアーニが愛用しています。
Spec;
- 許容入力:75W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:3.5kg
YouTube – CELESTION G12T-75 (動画)
CLASSIC LEAD 80

CLASSIC LEAD 80は、ソロプレイヤーに最適なハイパワースピーカーです。許容入力も80Wと大きいため12インチ一発のコンボアンプや、小型スピーカーキャビネットにも最適です。
Spec;
- 許容入力:80W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:4.7kg
YouTube – CELESTION CLASSIC LEAD 80 (動画)
RUBY

Rubyはアルニコマグネットを採用しながらも35Wの許容入力を持ち、コンボアンプでの使用にも最適です。甘くメロウな高域、滑らかで洗練された中域を持ち、豊かで音楽的なヴィンテージの暖かさを持つサウンドが魅力です。
Spec;
- 許容入力:35W
- マグネット:アルニコ
- ユニット重量:4.2kg
G12H-150 Redback

G12H-150 Redbackは、100Wのアンプヘッドに単体で接続しても十分耐えることができる許容入力を持つスピーカーです。
タイトでまとまりのある低域、繊細な中域、落ち着いた高域と共に、バランス、レスポンス、最高の表現力、そして使い易さを持ち合わせています。
Spec;
- 許容入力:150W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:4.7kg
YouTube – CELESTION G12H-150 Redback (動画)
BLUE

Celestion Blueは、1950年代に世界初のギター専用スピーカーとしてデザインされたモデルで、VOX AC30でお馴染みです。
アルニコマグネットを当時のままのスペックで使用し,伝統的なブリティッシュアンプなどで代表される驚くほどの音の鮮明さ,ダイナミックレンジが特徴のスピーカーです。
ジョージ・ハリスン、ブライアン・メイ、ジ・エッジなどが愛用しています。
Spec;
- 許容入力:15W
- マグネット:アルニコ
- ユニット重量:4.2kg
GOLD

GOLDは、世界初のギター専用スピーカーBlueの許容入力を50Wまで上げたアルニコマグネット採用モデルです。
12インチ、10インチをラインナップ。
愛用者はブラッド・ペイスリー、グレン・ティプトン、ウルフ・ホフマン、ディブ・リンクスなど
Spec;
- 許容入力:50W(10インチモデルは40W)
- マグネット:アルニコ
- ユニット重量:4.2kg
Neo Creamback

Neo Creambackは、人気のCreambackのネオジウムマグネット版です。パンチの効いた低域、温かみのある抜けの良い中域、スイートで洗練された高域はのCreambackサウンドはそのままに軽量化を実現。
持ち運ぶことの多いライブ用アンプにおすすめです。
Spec;
- 許容入力:60W
- マグネット:ネオジウム
- ユニット重量:1.9kg
YouTube – CELESTION Neo Creamback (動画)
パワフルで軽量、そして往年のブリティッシュロックサウンドを求める方にはネオジウムマグネット採用の本機がおすすめです。
Neo 250 Copperback

Neo 250 Copperbackは、小型でハイパワーなNeodymium(ネオジウムマグネット)を採用しています。
サウンドは透明感が高く、中域の際立ちが少ないサウンドを求めている人にとって、最適で、Neo250はオリジナルサウンドの音質を失うことなく、音を鳴らします。
Spec;
- 許容入力:250W
- マグネット:ネオジウム
- ユニット重量:2.6kg
YouTube – CELESTION Neo 250 Copperback (動画)
10インチ ( 25cm )
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G10 Greenback

G10 Greenbackは、名機グリーンバックの10インチモデルです。
Spec;
- 許容入力:30W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:1.6kg
YouTube – CELESTION G10 Greenback (動画)
G10 Creamback

G10 Creambackは、名機Greenbackのハイパワーバージョンです。
Spec;
- 許容入力:45W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:1.6kg
YouTube – CELESTION G10 Creamback (動画)
G10 VINTAGE

G10 VINTAGEは、VINTAGE 30の10インチ版で、許容入力は60Wを誇ります。
Spec;
- 許容入力:60W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:2.4kg
YouTube – CELESTION G10 VINTAGE (動画)
Ten 30

Ten 30は、暖かな低音とミッドレンジ、そして明瞭なトップエンドを兼ね備えた10インチスピーカーです。
Spec;
- 許容入力:30W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:1.6kg
YouTube – CELESTION Ten 30 (動画)
G10 Gold

G10 Goldは、世界初のギター専用スピーカーBlueの耐出力を50Wまで持ち上げたアルニコスピーカーです。
音の鮮明さ,ダイナミックレンジが特徴です。
Spec;
- 許容入力:40W
- マグネット:アルニコ
- ユニット重量:2.7kg
YouTube – CELESTION G10 Gold (動画)
8インチ ( 20cm )
Eight15

Eight15は、バランスの良い中高域、迫力ある低域は小口径ながら大型アンプを思わせるサウンドを持っています。
小型アンプの交換用として最適なモデルです。
Spec;
- 許容入力:15W
- マグネット:セラミック
- ユニット重量:1kg
YouTube – CELESTION Eight15 (動画)

スピーカーケーブル / コネクター
ギターのシールドケーブル同様、スピーカーケーブルを替えて見るのも面白い。BELDEN ( ベルデン )の#9497、通称海ヘビは定番のスピーカーケーブルです。
※スピーカーケーブルとギターのシールドケーブルは似て非なるものなので使ってはいけません。機器の故障や発火の原因になります
BELDEN ( ベルデン ) / #9497

ギターアンプ用のリプレイスメント・ケーブルとして定番の#9497。編み込み効果によるタイトなサウンドが特徴で、スピーカー・キャビネットの特性を余すことなく伝えます。
その他 スピーカーケーブル
フォンコネクタ一覧

半田ゴテとテスターがあれは、自由な長さのケーブルの自作が可能です。定番はSWITCHCRAFT社のものですかね。
スピーカーへの接続は半田直接か、ファストン端子を使用します。
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