Echoplexなど、テープエコーのプリアンプ部を再現した「テープエコー系ブースター&プリアンプ」のおすすめモデルを厳選して紹介。

Xotic EP PRO
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更新履歴
- 2026年02月:XOTIC EP PROを追加しました。
- 2025年11月:Catalinbread Epoch Boost Miniを追加しました。
テープエコーとは
テープエコーとは、文字通り、ギターなどの信号を瞬時に録音して再生することでやまびこ(反響)効果を発生させるエフェクターです。

代表的なモデル:Echoplex(エコープレックス)とは

エコープレックス / Echoplex とはテープエコーの代表機種で、多くのギタリストに愛用されたテープエコーの名機です。
テープエコーは、今どきのディレイペダルと違い、モーターでテープを回転させるために、回転ムラによる音の揺れ(モジュレーション効果など)や音の濁りや劣化が発生してしまいますが、逆にそれが音の暖かみであったり、柔らかさであったりといった効果が得られるために、テープエコーのサウンドはいまだ人気があります。
Maestro Echoplex EP-3 Solid State Tape Delay:
暖かなとても良い音ですよね。
テープエコーのもう一つの魅力
アナログならではのナチュラルなエコーサウンドがテープエコーの素晴らしいところですが、テープエコーにはもう一つの魅力があります。それはプリアンプ(ブースター)としても非常に優秀であるということです。
エコーの使用に関係なく、これらのテープエコーは繋ぐだけでギターの音がナチュラルにブーストされ、音が良くなると70年代~80年代のギタリストの一部には非常に人気がありました(悪く言えば、当時のプリアンプの質が悪く、こもった音をブーストしていたとも言えます)。
テープエコーを経由すると音がどう変わるかの動画がありましたので貼っておきますね(1:35~)。
参考:1971 Maestro / Echoplex EP-3 “Red Face”:
Echoplexはテープエコーの代表的なモデルですがここまで変わるんですね。音が劣化しているとも言えますが、この暖かみであったり太さが、マーシャルアンプの音をマイルドにしていたんですね。
テープエコーの愛用者は ブライアン・メイをはじめ、エドワード・ヴァン・ヘイレンやトミー・ボーリン、ジミー・ペイジ、エリック・ジョンソン、マイケル・シェンカー、チャーなど非常に多く、彼らはテープエコーとしての機能もさることながら、ブースター/プリアンプの性能に目をつけていたのかもしれません。
※こちらのページでは、テープエコーのプリアンプ部分を再現したブースターについて詳しく紹介しています。また、テープエコー系ディレイの特集ページも併せてご覧ください。
テープエコー系ディレイの特集はこちらから:

おすすめのテープエコー系ブースター・プリアンプはこちらから。
おすすめテープエコー系ブースター
JIM DUNLOP Echoplex Preamp

Echoplex Preampは、MaestroのEchoplex EP-3のプリアンプ部を再現したブースターです。Echoplexはエコー機能のほか、繋ぐだけで音が太くなるというブースター/プリアンプとしても評価が高く、多くのギタリストに愛用されていました。
Echoplex Preampは、FETを使用したMaestro Echoplex EP-3のオリジナル回路レイアウトをそのまま再現し、ゲインを最大+11dBまでアップさせることが出来ます。
エコー機能はありませんが、EP103 Echoplex Delayと組み合わせれば「Maestro Echoplex EP-3(エコープレックス) 」の完成です。
エコープレックス・プリアンプのBoost幅+11dBを、MXRのテクノロジーにより+25dBまでアップさせたMXR M293 Booster Miniもおすすめです。
JIM DUNLOP / EP101 Echoplex Preamp【デジマートNew Gear Showcase】:
XOTIC EP BOOSTER

EP BOOSTERも、同じくMaestro Echoplexのプリアンプ部を再現したブースターです。
シンプルな1ノブ仕様ながらブーストレベルは最大20dB。内部のディップスイッチでミニマムゲインの調整、ブライトスイッチのON/OFFの調整ができるようになっています。

※出荷時は+3dBのゲインON(ツマミ0でも3dbのゲインアップ)と、ブライトスイッチON。
Xotic EP Booster:
音痩せ防止のバッファー的用途から、20dBのブーストサウンドまで、シンプルながら用途は広そうです。
MXR M293 Booster Mini

Booster Miniは、人気の JIM Dunlop Echoplex Preamp の唯一の欠点であったBoost幅+11dBを、MXRのテクノロジーにより+25dBまでアップさせ、トーンコントールを追加したモデルです。
また、内部のトリムポットでEchoplex Preampサーキットのアウトプットをコントロールすることが出来ます。

MXR Booster:
CATALINBREAD Epoch Boost

Epoch Boostは、テープエコーの名機、MaestroのEchoPlex EP-3のプリアンプ部を再現したブースターです。
ONにすると最大20dBのブーストが可能になります。
トゥルーバイパス/バッファ切り替え可能。
PREAMPコントロール:
このコントロールはただのボリュームコントロールではなく、プリアンプとミキサー回路を組み合わせたコントロールで、ノブの前半は音量、後半は周波数の向上となります。12時より前では周波数帯域全体が緩やかにプッシュされ、2~3時付近で最大のラウドネスとなります。
BOOSTコントロール:
BOOSTコントロールは、PREAMPノブで調整したサウンドの音量を調整します。反時計回り最小でユニティゲインとなり(PREAMPノブの設定により多少上下します)、時計回りに回すと音量が上がります。
内部HI-Zバッファ:
トゥルーバイパスペダルや長いケーブルなどを使用する際にシグナルのトップエンドが霞んでしまうようならバッファをONにしてみましょう。工場出荷時はOFFになっています。
電源:
Epoch BoostはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。消費電流は2mAで、内部で昇圧されているため、9V以外の電源は接続しないでください。電池はご使用になれません。
ミニサイズのEpoch Boostも登場!

It Simply Makes Your Rig Sound Better:
コメント:
音が太く艷やかになりますね。
これは常時ONで使いたいブースター/プリアンプです。同社のテープエコー系ディレイ Belle Epochと組み合わせれば現代版EchoPlex EP-3の完成です!
BOSS BP-1W ( Booster / Preamp )

BOSS BP-1W Booster / Preampは、エコープレックスではないですが、同じテープエコーのRoland RE-201 Space Echoと、BOSS CE-1 Chorus Ensembleのプリアンプ部を再現したブースターペダルになります。

技 WAZA CRAFTから発売:
歴史的な名機、BOSS CE-1 Chorus Ensembleと、Roland RE-201 Space Echoのプリアンプ部を現代の匠の力で再現しています。
プリアンプサウンドをフルアナログ回路で実現:
BOSS CE-1 Chorus Ensembleと、Roland RE-201 Space Echoのプリアンプ回路をフルアナログ回路で再現しています。
3種類のモードを搭載:

- CE:
BOSS CE-1 Chorus Ensembleのプリアンプサウンドが得られるモードです。鈴鳴り感のあるブライトなサウンド・キャラクターを付与します。 - RE:
Roland RE-201 Space Echoのプリアンプ・サウンドが得られるモードです。温みのあるファットなサウンド・キャラクターで、GAINを上げると心地の良いサチュレーションが加わります。 - NATURAL:
フラットにブーストを行う、レンジの広いモードです。
STANDARD / VINTAGE 異なる2種類のバッファ:

BP-1Wは、背面に搭載されたBUFFERスイッチで、適用されるインプット・バッファのタイプを切り替え可能です。
- STANDARD:
プレミアムなバッファによるピュアなギタートーン。 - VINTAGE:
入力インピーダンスがより低くなるため、滑らかなボリューム・カーブと温かみのあるトーンを得ることができます。
※VINTAGEバッファを使用する場合、パッシブ・ピックアップを搭載したギターから直接INPUTへ接続すると、その効果を最大限活かすことが可能。エフェクト・オフ時は常にSTANDARDバッファが適用されます。
コントロール:
- LEVEL:ブースト量/音量をコントロールします。
- GAIN:サチュレーションをコントロールします。
こだわりのメイド・イン・ジャパン:
安心の長期5年保証:
CE-1 & Space Echo Preamps in a Pedal | BOSS Waza Craft BP-1w:
コメント:
BOSSから久しぶりのブースターが発売です。
RE、CE、NATURALどれも素晴らしいですが、私は太くてミッドにややピークのある?REモードが気に入りました。
ブースト量は不明ですが、動画を見る限りかなりあると思います。

STRYMON DECO

DECO TAPE SATURATION & DOUBLETRACKER V2は、テープデッキの入力レベルを上げることで生まれるテープ・サチュレーションによるコンプレッションの効いた柔らかなサウンドのブースターと、二台のテープマシンを用いて生み出されるテープエコーサウンドを再現したペダルです。

※写真は旧モデル
テープサチュレーション:
向かって左側のつまみがテープサチュレーションのシミュレートのコントロールとなっており、SATURATIONツマミを回すことで、クリーンなブースト効果からコンプレッションの効いたオーバードライブ・サウンドまでを出力します。
Voiceスイッチにより、classicとcassetteの2つのモードを選択できます。
- classic:
2トラックマスタリングテープマシーンのレスポンスやサチュレーションを再現します。 - cassette:
オートレベルコントロール(ALC)プロセス機能がある高性能カセットデッキを再現しています。コンプレッションされたファットなトーンが特徴です。
ダブルトラッカー:
向かって右側のつまみがダブルトラッカーのコントロールで、テープフランジング(フランジャー)、ダブルトラックコーラス、スラップバック、テープエコー(ショートディレイから500msのロングディレイまで)のエフェクトを調整します。ステレオで出力すればその効果は倍増します。
Typeスイッチにより、2台のテープデッキの位相と内部ルーティングを変えて、トーンと低域レスポンスを調整します。
- sum:
2台のデッキが同位相。 - invert:
ラグデッキが逆位相。 - bpince:
R側ラグデッキがL入力され、ピンポンまたはダブルエコーが得られます。
BLENDは、2台のテープデッキのミックスレベルをコントロールするノブです。12時のポジションで50/50のミックスになります。
WOBBLEは、モジュレーション効果を与えるノブです。
EXP/MIDI:
EXP/MIDI端子は、外部からコントロールできるマルチ機能のコミュニケーションジャックです。 TRSエクスプレッションペダルを接続すれば、任意のコントロールノブをペダルで操作できます(デフォルトモード)。

MONO/STEREO:
MONO/STEREOスイッチは、オーディオ入力セレクターです。
- MONO:
ギターなどのモノ信号を入力します。出力はステレオです。モノ出力の場合はOUT Lのみを使用します。 - STEREO:
ステレオの入力信号に選択します。出力はステレオです。
USB-C:
USB-C端子とコンピューターを接続し、MIDIコントロールとファームウェアのアップデートが可能です。
Deco Tape Saturation & Doubletracker pedal:
コメント:
ここまで柔らかく、かつ音の太いブースターというかオーバードライブはちょっと見たことないです。
右側のSaturationツマミを回すことで、コンプレッションの効いたブーストからオーバードライブサウンドまでが得られるようになっています。
ギターのボリュームの追従性も良いですね 💯

XOTIC EP Pro

Xotic EP Proは、ジミー・ペイジやエドワード・ヴァン・ヘイレンらが愛用したテープエコー「エコープレックス」をベースにした、Xotic EP Boosterに「ボリュームペダルを搭載」したペダルです。
ボリュームペダル & ブースター・プリアンプ
EP Proは、ボリュームペダル と、ブースター、プリアンプ機能を1台で担う、次世代型ペダルです。
独自のコントロールにより、フィーリングやレスポンスまで含めたサウンドメイクが可能で、Xoticが提唱する「FTR(Feel・Touch・Response)」コンセプトのもと、ピッキングの強弱やニュアンスに滑らかに追従し、演奏そのものの表現力を向上させます。
コントロール
ペダルのかかと側にあるスイッチでブースト & プリアンプのON/OFFが可能です。

側面のVolime、Gain、2バンドEQにより、EPブースターの多用なトーンシェイピングが可能です。

This Pedal Changed My Tone Forever… Xotic EP Pro Boost + Volume = MAGIC:
接続例
- アンプの前:
最もオーソドックスな接続方法です。FETブーストにより、ギターのトーンを極めてナチュラルかつ音楽的にブーストさせることができます。 - エフェクトループ(センド/リターン):
単なるボリュームペダルとしてだけでなく、パワーアンプ・セクションに直接働きかけるブースターとして機能します。サウンド全体にさらなる「輝き」や「繊細なニュアンス」を加えたい時には、この位置が最適です。 - エフェクトチェーンの最後:
歪み(ドライブ)系や揺らし(モジュレーション)系エフェクトの後ろ、ディレイなどの空間系の前に置くことで、トーンを仕上げ、サウンド全体の厚みと音量をコントロールすることができます。 - デジタルチェーンの前段:
Neural、Line 6、Fractalなどのデジタルプラットフォームをお使いの場合、EP-PROを前段に配置することで、デジタル特有の硬さを抑え、アナログらしい自然なレスポンスを保つことができます。
Xotic EP PRO:
普段はボリュームペダルとして使い、踵側のスイッチをキックすることで側面のコントロールが有効になり、ブースター/プリアンプがONになります。
内部にはディップスイッチが搭載されており。

1.フルレンジブーストモード
2.EPブースターモード
3.と4.は、高域に自然な輝きを加えるハイシェルビング周波数ブーストです。
これは実用的なボリュームペダル&ブースター・プリアンプですね!
まとめ
テープエコー系ブースターは、Echoplexなどのテープエコーのプリアンプ部を再現したブースターで、単に音をブーストするだけでなく、ギターの音に暖かみや柔らかさを加えることができるペダルです。
本ページでは、テープエコー系ブースターのおすすめモデルを厳選して紹介してきましたが、ブライアン・メイやエドワード・ヴァン・ヘイレン、ジミー・ペイジ、エリック・ジョンソンなど、多くのギタリストが愛用したテープエコーによる暖かくナチュラルなブーストサウンドを体感したい方は、ぜひ一度お試しください。
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