MAXONの歪みエフェクターをまとめて紹介
BOSSと並ぶ国内最大のエフェクトメーカー マクソンのオーバードライブ、ディストーション、ファズ、ブースターの紹介。
人気のオーバードライブ チューブスクリーマーは、MAXON “日伸音波製作所"が開発(OD-808、OD-9)し、星野楽器がアイバニーズブランドで(TS808、TS9チューブスクリーマーとして)世界に向けて発売したのが始まりです。
MAXON オーバードライブ
OD808 Overdrive
真空管アンプを思わせるナチュラルな歪みは元祖TS系。
アンプのキャラクターを殺さずに、チューブアンプをフルアップさせた時のナチュラルかつマイルドなオーバードライブ/ブースターとして使用できます。
視認性の良いLEDはエフェクトのON/OFFと、バッテリー・コンディションも兼ねています。
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YouTube – MAXSON OD808 (動画)
Maxon OD808:
OD808X Overdrive
名機OD808が持つマイルドでナチュラルなドライブ・サウンドをべースにハイゲインにチューン。
高音域のパフォーマンスに優れ、心地よく抜けるサウンドが特長です。
視認性の良いLEDはエフェクトのON/OFFと、バッテリー・コンディションも兼ねています。
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YouTube – MAXON OD808X (動画)
Maxon OD808 vs Maxon OD808X Overdrive Pedal Shootout:
OD808とOD808Xの比較動画です。
OD808Xはハイゲインと言うだけあって歪み量、音抜けが良いですね。
どちらが好みですか。
OD9 Overdrive
MAXONのチューブスクリーマーOD9は、初期オリジナルモデルと同じオペアンプIC JRC4558Dを採用し、回路定数で入力レベルに応じてスムーズに変化するナチュラルなドライブサウンドを作りだします。
TBS(トゥルーバイパススイッチング)の採用で、バイパス時に信号が電子回路を一切通らず、直接つないだ時に限りなく近いバイパス信号をアンプに送ります。
※Ibanezのチューブスクリーマーはバッファー回路を通る”バッファードバイパス”です。
視認性の良いLEDはエフェクトのON/OFFと、バッテリー・コンディションも兼ねています。
OD9の伝統を受け継ぎながら、BOOST/NORMAL切り替えスイッチを新たに搭載した OD9Pro+ もラインナップされています。
- NORMALモード:
OD9特有の太くナチュラルなオーバードライブサウンドを更にパワーアップ。 - BOOSTモード:
ハイ、ローを絞り、中音域をブーストさせることにより、音やせ感のない滑らかで音抜けのよいチューブサウンドを実現。
OD9Pro+は、電源部にDC-DCコンバータ回路を搭載し動作電圧を18V(±9V)に昇圧します。
また内部に動作電圧切替スイッチを装備し9V(±4.5V)で動作させることも可能です。
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YouTube – MAXSON OD9 (動画)
Tube Screamer shootout: Maxon OD808 & OD-9 versus a vintage Ibanez TS9:
ヴィンテージのチューブスクリーマーTS9と、Maxon OD808、OD9の比較動画です。
現行MAXONでも十分使えますね👍
Maxon OD9 vs OD9 Pro Plus overdrive guitar effects pedal shootout demo:
こちらはOD9とOD9Pro+の比較動画です。
音抜けの良さは18Vに昇圧しているからでしょうかOD9Pro+に軍配です!OD9のいなたい音も良いですけどね👍
VOP9 Vintage Overdrive Pro
VOP9ヴィンテージ・オーバードライブ・プロは、クリーンブーストサウンドにオーバードライブを重ね合わせるミクスチュア・オーバードライブで、良質なビンテージ・アンプを思わせるナチュラルで温かい艶をギターサウンドに加えることができます。
ドライブレベルが0の場合は、オーバードライブ回路は-12dBのアッテネーターとして働き、クリーンブースト回路は6dBのブースターとして働き、クリーンなフラット・ブーストサウンドが得られます。
ドライブレベルコントロールをアップするに従い、オーバードライブ・サウンドが付け加えられます。
オペアンプは定評のあるJRC NJM4558D ICを使用。
オーバードライブ回路は、オペアンプのネガティブ・フィードバックループにダイオードを入れたOD808/OD9と同タイプを採用しています。
内部に動作電圧切換えスイッチを装備し18Vでも動作可能(内部昇圧)です。
4PDTメカニカル・スイッチのトゥルーバイパスを採用。
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YouTube – MAXSON VOP9 (動画)
Maxon VOP-9 / A Classic Modern:
OSD9 Overdrive Soft Distortion
OSD9 Overdrive Soft Distortionは、名機OD880のサウンドキャラクターを受け継いだオーバードライブ。
OD880のキャラクターを受け継いだシンプルな2コントロールで、入力レベルに応じてスムーズに変化し、ナチュラルで柔らかな真空管特有のウォーム・ディストーションを生みだします。
オーバードライブ回路には、UA741オペアンプを使用しノイズの少ないオーバードライブサウンドが得られ、OD808/OD9系とは異なるパッシブタイプの歪み回路を搭載しています。
トゥルーバイパス。
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YouTube – MAXON OSD9 (動画)
Maxon OSD9 | Overdrive Soft Distortion:
OOD9 Organic Overdrive
OOD9も、マクソン・オーバードライブの1号機 OD880の系譜を継承したシンプルな2コントロールのオーバードライブです。
ポスト・インテグレーション回路から作り出されるオーバードライブ・サウンドは、マクソン・オーバードライブのキャラクターを継承し、入力レベルに応じてスムーズに変化し、つぶだちの良い真空管のウォームなオーバードライブサウンドを生みだします。
オペアンプは評判の良い JRC NJM4558Dを使用し、ノイズの少ないオーバードライブサウンドを得ることが出来ます。
オーバードライブ回路は、OD808/OD9系とは異なるパッシブタイプを採用しています。
トゥルーバイパス。
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YouTube – MAXSON OOD9 (動画)
Maxon OOD9 OSD9 guitar pedal comparison:
OOD9とOSD9の比較動画です。
オペアンプはOOD9はJRC NJM4558D、OSD9はUA741とのことですが、この動画を見た限りではほぼ同じサウンドと言って良いでしょう。
OD820 Overdrive Pro
OD820 Overdrive Proは、良質なギターやアンプのキャラクターを活かし、ピッキングの繊細なタッチによって表情豊かなトーンを創りだせるプロ・ユースなオーバードライブです。
DRIVEが0の位置では完全なノン・ディストーションになり、LEVELを上げていくことでクリーンブースターとしても使用可能です。
トゥルーバイパス。
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YouTube – MAXSON OD820 (動画)
1983 Ibanez TS9 vs Maxon OD-820 Overdrive Pro:
ST9Pro+ Super Tube
ST9Pro+ Super Tubeは、1980年代に発売され生産完了された現在でもビンテージ・エフェクタとして語り継がれている伝説のオーバードライブMAXON ST9を新回路で組み上げたモデルです。
MAXON ST9の特徴は、ミッドブースト・コントロールを搭載していた点ですが、ST9Pro+ Super Tubeでも健在。
またドライブコントロールにより、ブースターとして、またブルースからハードロックまで幅広いサウンドに対応します。
ST9Pro+ Super Tubeでは、新たに2ペアダイオード・クリップと低域ブースト回路を搭載し、さらに強力な歪みと低域のブースト感が選択可能になりました。
内部動作電圧は9Vと18Vに昇圧したモードが選択可能です。
4PDTメカニカル・スイッチによるTBSトゥルーバイパスを採用。
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YouTube – MAXSON ST9Pro+ Super Tube (動画)
Maxon Overdrive ST-9 Pro+ Super Tube:
TBO9 True Tube Booster/Overdrive
TBO9は、超小型のミリタリー・リライアブル真空管を搭載したチューブブースタ/オーバードライブです。
Level、Drive、Toneに加えBoostつまみを搭載し、ギターやアンプのサウンドキャラクターを生かした、ナチュラルブーストから、伸びのあるオーバードライブまで幅広いチューブサウンドを生み出します。
ACアダプタから供給された9Vの電圧は、内部で30Vに昇圧され、十分にゆとりあるヘッドルームによるハイクオリティなサウンドが得られます。
4PDTメカニカル・スイッチによるTBS(トゥルーバイパス)を採用。
※TBO9は電池の使用は不可。ACアダプタのみで動作します。
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YouTube – MAXSON TBO9 (動画)
Maxon TB0-9 True Tube Boost Overdrive:
TOD9 True Tube Overdrive
TOD9は、超小型のミリタリー・リライアブル真空管を搭載したチューブオーバードライブです。
ベースとなるのはOD808やOD9オーバードライブですが、TUBEノブを上げることで真空管サウンドをブレンドすることが出来ます。
ACアダプタから供給された9Vの電圧は、内部で30Vに昇圧され、十分にゆとりあるヘッドルームによるハイクオリティなサウンドが得られます。
4PDTメカニカル・スイッチによるTBS(トゥルーバイパス)を採用。
※TBO9は電池の使用は不可。ACアダプタのみで動作します。
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YouTube – MAXSON TOD9 (動画)
PIMPIN PEDALS’ – Maxon True Tube Overdrive – TOD9:
前半はMAXON OD9との比較ですが、TUBEノブ0ではほぼ同じ音。
TUBEノブを上げることでトーンが飽和しチューブらしいサウンドになりますね。
MAXON ディストーション
SD9 Sonic Distortion
SD9ソニック・ディストーションは、マイケル・ランドウ、スコット・ヘンダーソンらも愛用するディストーションで、ブライトで抜けの良いディストーションサウンドが特徴です。
低音から高音まですべてに鋭敏なピッキング・レスポンスを発揮し、美しく響く倍音は高域の輝きをプロデュースします。
TBS(トゥルーバイパス・スイッチング)採用。
視認性の良いLEDはエフェクトのON/OFFと、バッテリー・コンディションも兼ねています。
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YouTube – MAXON SD9 (動画)
【ヴィンテージペダル】MAXON SD-9 白ラベル Sonic Distortion:
D&S
D&Sは、MAXON初期に発売されていたモデルの復刻モデルです。
チューブアンプのボリュームを上げたときのような、柔らかくも過激なそのサウンドは60年代後半から70年代のロックな歪み。
視認性の良いLEDはエフェクトのON/OFFと、バッテリー・コンディションも兼ねています。
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YouTube – MAXSON D&S (動画)
Maxon D&S Distortion Pedal Demo:
DS830 Distortion Master
DS830 Distortion Masterは、クリーンなソリッドステートアンプでもチューブアンプのような太く豊かな中低域と、きらびやかな高域を与えることの出来るディストーションです。
ただやみくもに歪ませてしまうだけのディストーションとは一線を画し、ギターやピックアップのキャラクターをスポイルすることなく存在感のあるナチュラルな歪みを創り出します。
立ち上がりが速く、ピッキングに瞬時に反応するレスポンスの良さはプレイヤーのニュアンスをダイレクトに表現してくれます。
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YouTube – MAXSON DS830 (動画)
PIMPIN PEDALS’ – The Best Maxon DS830 Distortion Master Pedal:
1クリックで音圧のあるチューブアンプライクなサウンドが出せるのは見事!!Treble、Bassの2バンドで作れる音も幅広いです。
まさにDistortion Master👍
SM9Pro+ Super Metal
SM9Pro+(Super Metal/ スーパーメタル)は、80年代のMAXON SM9をベースに開発されたディストーションです。
コントロールはGAIN、LEVEL、SCOOP、EDGEで、80年代のNWOBHM(ニューウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)系の音から、近年のダウンチューニングを用いたヘビーロック、ラウド・ロック系の音まで幅広いジャンルに対応します。
電圧は9Vと内部昇圧した18Vが選択可能で、18Vではアンプライクなヘッドルームのあるハイクオリティ・サウンドが得られます。
TBS(トゥルーバイパス・スイッチング)採用。
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YouTube – MAXON SM9Pro+ Super Metal (動画)
Maxon SM9Pro+ Super Metal Pro Plus heavy distortion guitar effects pedal demo:
クリーンからでもばっちり歪みます。
SCOOPはミッドロー、EDGEは高域の調整です。
MAXON ファズ
Fuzz Elementsシリーズ
TBS(トゥルーバイパス・スイッチング)を採用のマクソンのファズエレメンツ・シリーズ。
ファズの奥深さを感じさせる充実のラインナップ。
Fuzz Elements ラインナップ:
- Air(宙 FA10):
オクターブ発生回路により、アッパー成分と微量のロワー成分を付加させたエフェクタ。過激なファズ・サウンドを作り出します。FAT、SCOOPスイッチ搭載 - Ether(天 FE10):
倍音を付加させることにより、荒々しい歪みを作り出すオクターブ・ファズ。パラメトリック・イコライザ搭載。 - Earth (地 FEA10):
オルタナティブ・ロックやストーナー・ロックなどにマッチする、荒々しくもマイルドなひずみが特徴のファズ - Fire(火 FF10):
鋭く攻撃的なサウンドと力強くファットなサウンドを持つデュアル・ファズ - Void(空 FV10):
- 偶数倍音を豊富に含んだ独特なオクターブ・ファズ・サウンドが特徴です
- Wind(風 FW10):
クラシカルな回路構成で適度な過激さを持ち、バランスの取れた豊かな倍音が特徴。往年のファズを彷彿とさせる『VINTAGE』と、低音域を強調した分厚い音を作り出す『HOT』サウンドの2つを切り換え可能。 - Water(水 FWA10):
パワー・コードを弾いても潰れすぎない適度な飽和感を持ち、周波数帯域とレベルを調整するパラメトリック・イコライザ機能を装備したハイブリッド・ファズ。
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YouTube – MAXON Fuzz Elements (動画)
Maxon Fuzz Elements:
動画の解説によると、
- Earth (地 FEA10)は、70年代のRam’s Head期のBig Muff のサウンドをベースに開発されたファズ。
- Water(水 FWA10)は、Ram’s Head期のBig Muff にパラメトリックEQをプラスしたファズ。
- Wind(風 FW10)は、トーンベンダーマークIIのサウンドをベースに開発されたファズ。
- Void(空 FV10)は、AMPEG Scramblerのサウンドをベースに開発されたオクターブファズ。
- Air(宙 FA10)は、Univox Super Fuzzのサウンドをベースに開発されたオクターブファズ。
- Ether(天 FE10)は、Univox Super FuzzにパラメトリックEQをプラスしたオクターブファズ。
- Fire(火 FF10)は、ローランドのBeeBaaのサウンドをベースに開発されたファズ。
とのことです。マニアックですね👍
MAXON ブースター
DB10 Dual Booster
DB10は2種類の異なる特徴を持ったデュアルブースター。
クリーン:
ギターやアンプのサウンド・キャラクターに影響をあたえることないナチュラルなブースター。
ヴィンテージ:
アンプにナチュラルかつソフトなサチュレーションを加えるブースター。
クリーン、ヴィンテージはそれぞれに独立した入出力を持っていますので、単独で使用することも、直列に接続したり、間に別のエフェクターを入れることも可能です。
各ブースターはそれぞれに装備したツマミでレベルを調節が可能で、最大で約20dBのゲインアップが可能。
トゥルーバイパス。
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YouTube – MAXON DB10 (動画)
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