グルーブチューブ GT-12AX7Cと手持ちの真空管を比較してみた

中国製~グルーブチューブの真空管 GT-12AX7Cの音は良いの?比較してみた

2013年8月31日

グルーブチューブの真空管 GT-12AX7Cを購入してみました。

12AX7CのCはチャイナのC。

チャイナ管は品質にバラつきがあり良くないというけどホント??

グルーブチューブ GT-12AX7C 新パッケージ


GROOVE TUBES GT-12AX7Cレビュー

ネットやショップでの評判を調べてみても、チャイナ管は品質にバラつきがあり良くないというのが専らですが、付けてみると音はなかなか良いぞ!!

音の明るさとかはあまり感じないのですが、ギターの美味しい中域がぐ~んと出てきて、音も柔らかくなってとっても弾きやすい!

クリーン命なオーディオ機器なんかには良くないのだろうけど、クリーンchでもうっすらと歪みが乗る感じがギターアンプ的には素晴らしい👍

手持ちのアンプ ZINKYの歪みも、今までのディストーション的歪みが、マイルドなオーバードライブ・サウンドになりましたし、小口径8インチスピーカー搭載でチリチリした音になるGreco GVA Customもこの管に替えることで非常にマイルドで柔らかな音になります。

80sのオールド管のGEに似た歪みがとっても心地よいです。

これは中国製といってもグルーブチューブが選別した管だからなのでしょうかね??

プレミアムの刻印もあるし・・・

グルーブチューブ GT-12AX7C 旧パッケージ

さて今回、GT-12AX7Cを交換するにあたり、手持ちの管とどう違うのか試してみたので備忘録的意味も込めてここに書き留めておきます。

テストアンプ;Cornell-Romany Plus(10w)

Cornell-Romany Plus ( 10w )

Cornell-Romany Plus コントロールパネル

 

GT-12AX7Cと手持ちの真空管を比較

グルーブチューブ GT-12AX7Cと手持ちの真空管を比較してみた

インプットに近い管(初段)を交換した感想です。

Cornell-Romany Plus 真空管

GT-12AX7C 中域が綺麗で柔らかい、弾きやすい★★★★★
GE(80sのオールド管) 中域が綺麗で柔らかい、弾きやすい★★★★★
GT-12AX7R3 GT-12AX7Cに似た音、中域が綺麗で柔らかい★★★★
Mullard 高域がきつめ、クリーンは綺麗だが歪ませるとジャリジャリ★★★★
RCA(80sのオールド管) 明るく艷やか、柔らかな音★★★★
12AX7WA(SOVTEK) 標準的な音★★★
12AX7WC(SOVTEK) WAよりやや明るい音★★★
12AX7WB(SOVTEK) 12AX7WCより太い、高域少なめ★★
TUNG-SOL 丸い音、おとなしい★★
JJ ESS83S 中域メイン低域出ない★★

アンプにより変わると思いますが、GT-12AX7Cかなり良いです👍

チャイナ管は確かに品質に問題有りなものも多いのだろうけど、GROOVE TUBES/グルーブチューブなど真空管を選別する会社を経由したものは安心して買って良いと思います。

ちなみに、チャイナ管の目印は、鳥居のような銀のパーツ。

チャイナ管の目印はこの鳥居のような銀のパーツ

同じくチャイナ製の懐かしいグヤトーンの管にもほら・・・・

GUYATONEの12AX7にも鳥居のようなパーツが

グルーヴチューブのように、選別された管は(チャイナ管でも)決して安くはないけど、品質と音質を考えたら決して悪い選択ではないようです。

手持ちのアンプの音をもう少し柔らかくしてみたいという方にチャイナ管はおすすめですよ。

 

GROOVE TUBES GT-12AX7Cはこちらで購入できます

グルーブチューブ GT-12AX7C 新パッケージ

 

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