フェンダーアンプのトーンはちょっと特殊、フラットの位置はどこ?

2008年2月17日中型チューブアンプ, 大型チューブアンプ, 小型チューブアンプFENDER, レビュー, 調整

キラキラ、ツヤツヤな音で人気のフェンダーアンプですが、フェンダーアンプのトーンのフラットの位置を知っていますか?センターの位置がフラット?フル10の位置がフラット??実はちょっと違います。

これを知っているのと知らないとでは音作りのしやすさが違ってきますよ。

チューブアンプ図鑑


フェンダーアンプのトーンコントロール

ギターアンプのトーン・コントロールにも色々と特性があるようです。通常のオーディオ・アンプの場合センタークリックが設けられていて、当たり前ですが真ん中の位置がフラットになりますが、ギターアンプの場合ちょっと違っていて、というかギターアンプの定番であるフェンダー・アンプが特殊というべきか??

今回参考にさせて頂いたのがこちら林クラフトさんのこのページフェンダートーンコントロールの研究(リンク切れ)。

アーカイブ

*読み物として貴重なのであえてアーカイブでリンクさせていただいています。問題がありましたらご一報ください


Bass、Middle、Trebleの3バンドのトーンコントロール

簡単に説明すると、フェンダーアンプのトーン・コントロールは、例えばツインリバーブなど3バンドの場合Midが10、Treble0、Bass0の位置がフラットデラックスリバーブなど2バンドのアンプの場合(Midが10固定されているので)Treble0、Bass0がフラットなんだそうです。

私がフェンダーアンプのトーンに疑問を持ったのは、同じくフェンダー系アンプとも言えるRivera pubster25(フェンダーのSuper Champを元に開発されたアンプです)のトーンコントロール。

Bass、Mid、Trebleのトーンのツマミを全て0にすると音が出なくなるので恐らくヴィンテージのフェンダー同様のトーン回路かと思われます。

Rivera pubster25のコントロールパネル
Rivera pubster25のコントロールパネル

当初、私はフェンダーのトーンについての知識がなかったため、音作りにかなり苦労しました。そもそも3バンドのトーンコントロールに慣れていなかったというのもありますが、フル10ではブーミーだし0では音が出ない、、、全て5でも悪くはないけれど音量が若干下がってしまうし、今ひとつヌケないような、、、そんなとき出会ったのが上記サイトでした👍

早速 Mid10、Treble0、Bass0の位置にしてみると、フラットになったかは分からないけど非常に心地よいフェンダー・トーンが出てきて、随分と音作りしやすくなりました。

その状態を基本に、トレブルを上げるとキラキラした音が、ベースを上げてゆくと、いわゆるツインリバーブのようなツヤツヤとギラギラが混ざったようなちょっと下品な音になるではないですか(Midは10から絞る方向で調整)。


Bass、Trebleの2バンドのトーンコントロール

同じく所有している CORNELL Romany Plusはフェンダーチャンプを元に開発されたアンプですが、12インチスピーカを搭載していることもあって、デラックスリバーブライクな音のするアンプです。

このアンプはデラックスリバーブ同様の2バンドなので調整は楽ですがBass0、Treble0がフラット、フル10でやはりデラックスリバーブやツインリバーブのようなジャリジャリした音になります。

Cornell-Romany Plusのコントロールパネル
Cornell-Romany Plusのコントロールパネル

このフラットの位置がとても素晴らしくストラトキャスターであろうと、レスポールであろうと基本はいつもこの位置で弾いています。

同じくフェンダー系の回路を採用していると思われるGreco GVA CustomもBass0、Treble0がフラットでとてもナイスなサウンドです👍

Greco GVA Customのコントロールパネル
Greco GVA Customのコントロールパネル

ちなみにマーシャルの場合は、初期のもの(フェンダーベースマンのコピー)を除きフル10がフラットなんだとかφ(..)メモメモ。


結果的に同じ設定になったとしても、Midが10、Treble0、Bass0がフラットを知っているのと知らないのとでは音作りのし易さが違います(特に3バンドのヴィンテージ系フェンダーアンプはMidの調整が厄介です)。

全てのフェンダー・アンプに当てはまる訳ではないですが、ヴィンテージ系アンプを使用する際には試してみてください。

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