Ibanez AZESシリーズはIbanez AZシリーズの初心者~中級者向けギター
こちらのブログでも以前紹介したIbanez AZシリーズに、初心者~中級者向けモデルである AZESシリーズが追加発売されました。
Ibanez AZESシリーズとは
Ibanez AZESシリーズは同じIbanezのAZシリーズの初心者~中級者向けモデルで、AZESのESとはEssentials(必需品)のと言う意味で、楽しみながら上達への道のりを真っすぐ進むために必要なエッセンスを詰め込んだギターとのこと。
今すぐ購入価格はだいたい4万円弱くらいでギターを始めようかなという初心者の方にも買いやすい値段設定になっています。
Ibanezのギターはとんがってて個人的にはあまり好きな形ではないのですが、このAZ/AZESシリーズはトラディショナルなストラトキャスターに近い形状でとても好き!いや、むしろ無骨なストラトキャスターよりも洗練されたデザインでこちらのほうが好みです。
Ibanez AZESシリーズのラインナップ
Ibanez AZESシリーズのラインナップは3SとSSHの二種類。
AZES31 /3シングルモデル
まずAZES31ですが、3つのシングルコイルにコントロールは1ボリューム、1トーンに加え、AZシリーズでおなじみのAlter Switchが搭載されています。
Alter SwitchのOFFでは通常の5wayスイッチ搭載のストラトキャスターと同じサーキット、Alter SwitchのONでネックPUとミドルPU、ミドルPUとブリッジPUのシリーズ(ハムバッキング)接続が可能なサーキットになります。
※上位モデルのAZシリーズに3シングル仕様はラインナップされていません>ブレンダー回路搭載の3シングル仕様もラインナップされました。
またセレクターをミドルPUの位置にセットするとネックPUとブリッジPUのパラレル接続になるのでテレキャスターのようなサウンドを出すことが可能になっている点も見逃せません!
これは実用的なサーキットですね!
ちなみに私のストラトキャスターにはブレンダー配線を施しているので同じようにテレキャスターもどきのサウンドを出すことが可能です。
通常のストラトキャスターでブレンダー配線を試してみたいという方はこちらをどうぞ。
AZES40 /SSHモデル
SSH仕様のAZES40はAZES31同様1ボリューム、1トーンのコントロールに同じくAlter Switchを搭載。
Alter SwitchのOFFでは一般的なのSSH配列のストラトキャスターと同様のサーキット、Alter SwitchのONではネックポジションで、ネックPUとミドルPUのハムバッキング、ミドルポジションでネックPUとミドルPUのハムバッキングに加えブリッジPUがONになる仕様が面白いですね>どんな音になるのかしら?。
Ibanez AZシリーズとの違い
ボディー材/指板材
上位モデルであるIbanez AZシリーズと同じ機能を持つAZESですが、主な違いはボディー材やネック材。
上位モデルであるIbanez AZシリーズで使用されるボディー材はアルダーやメイプルなどギターでは定番の材ですが、AZESシリーズで使用されるボディー材はポプラ、指板材はジャトバとのこと。
ポプラはストラトキャスターではあまり聞かないですが、ムスタングやデュオソニックなどではよく使われる材で、アルダーに似た音響特性を持っています。
フェンダー・デュオソニック
指板に使われているジャトバはローズウッドに似た特性の材でIbanezでは指板材として近年よく使われている材なので特に音が悪いとかはないと思います。
ブリッジ
上位モデルであるIbanez AZシリーズのブリッジはすべて2点支持のトレモロユニットが搭載されていますが、AZESシリーズのブリッジは2タイプ。
3シングルのAZES31のブリッジはトレモロレス。
SSHのAZES40は6点止めトレモロユニットが搭載されています。
3シングルのAZES31に何故トレモロユニットが無いのかは不明ですが、ストラトキャスターにもハードテイルといってトレモロレスのギターがありますからね。
また、AZES40には上位モデルであるAZシリーズにはない6点止めのトレモロユニットが搭載されているところも興味深いです。
2点支持のトレモロはモダンなストラトキャスターに搭載させることの多いユニットで、スムーズなアームアクションが特徴。
一方6点止めのユニットはビンテージ系のストラトキャスターに搭載されることが多いユニットで、音が太くガツンとしたサウンドが特徴になります。
個人的には3SのAZES31にもトレモロユニットがあったらなぁと思いますが、これは仕様なので仕方がないですね。
また、Ibanez AZの最高峰 Prestigeには音響特性に優れたチタンサドルを搭載しているのでどちらを買うにせよ後にサドルをチタンに交換しても面白いでしょう(サドルのピッチは10.5mm)。
KTS ストラトキャスター用チタンサドルいろいろ
またネックのヒール部は上位モデル同様、丸く仕上げられていますのでハイボジションのプレイアビリティもバッチリです。
Ibanez AZESシリーズのサウンド
それではIbanez AZESシリーズのサウンドをいくつか紹介します。
Ibanez AZ Essentials (日本語字幕):
まずはトモ藤田さんの解説動画から。字幕をONにして見てみて下さい。
最後にはポール・ギルバートさんも出るよ!
Ibanez AZES vs Yamaha Pacifica – New Budget Strat Shootout:
YAMAHAのパシフィカとの比較動画ですね。
YAMAHAも良いギター作ってますが、私はIbanezのAZシリーズのボディー形状が好きなのでIbanezに軍配!かな。
まとめ
上位モデルに負けない仕様のIbanez AZESですが、価格はだいたい4万円弱くらいなので非常にお買い得感がありますね。
このギターで思いっきり練習して上手くなったら上位モデルに買い換えるのも良いでしょうし、サドル交換などの改造をして楽しむのも面白いと思いますよ。
特にストラトキャスター系のギターはパーツ交換で大化けしますからおすすめです!!
Ibanez AZESはこちらで購入できます
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