OKKO 歪みエフェクターカタログ

OKKOの歪みエフェクター一覧。
OKKO(オッコ)は、ドイツのハンドメイドエフェクターブランドで、高品質なエフェクターを歪み系を中心にラインナップしています。特にハイゲインなペダルに定評があり、DiabloやBLACK BEASTは人気のモデルです。
オーバードライブ
TWIN SONIC
TWINSONICは、BLUEチャンネルとREDチャンネルを搭載したオーバードライブです(MkⅡ)。
BLUEチャンネル:
オリジナルTwinSonicの回路を継承した、ビンテージアンプがOver Driveしたような大胆かつ開放的で粒子の荒いサウンドを備えたJFETベース・ディスクリートOD。
REDチャンネル:
より滑らかなゲイン構造のオペアンプベースチャンネル。
2つのチャンネルは、単独で使うのはもちろん、並べて同時に使うことも可能です。
両チャンネルにはGAINとLEVELの他に、VOICEと、HI-CUTを搭載し、VOICEは各チャンネルの全体的なEQキャラクターを、HI-CUTは高音/プレゼンスを調整します。
中央にあるMODEスイッチは、各サイドの低音域量を変更します。
TWINSONIC MkⅡは、さらに内部で18Vに昇圧するチャージポンプ(昇圧)回路を採用し、より高いヘッドルームとダイナミクスを向上させることができます。
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YouTube – OKKO TWINSONIC MkⅡ (動画)
OKKO FX Twinsonic Overdrive // Guitar Pedal Demo:

ディストーション
Diablo
Diablo:
ディアブロ/ Diabloのゲインは低~中程度と幅広く、ダイナミックレンジの広さが特徴のオーバードライブ/ディストーションペダル。
FEEDとBODYというコントロールが特徴で、FEEDコントロールは、歪みステージの前段プリアンプのゲインと、入力されたギター信号の低域を減衰させる働き(ローカット)を同時に行います(歪ませた際の音ヌケを良くするために有効なコントロール)。
BODYコントロールは、中域とコンプレッションの効きを同時に変化させます。
12時の位置で中域はフラットになりますが、コンプレッションが加わるため原音とは違ったサウンドに変化します。透明で奥行きのあるサウンドから、ファットで歌い回しやすいサウンドまで幅広く変化します。
その他ラインナップ:
Diablo+:
ディアブロにゲインブースト機能を追加したモデル。
Diablo Dual:
Diabloのデュアルチャンネル・モデル。Diablo DualにはDYN(ダイナミック)コントロールが搭載され、内部回路の動作電圧を6〜18V間に可変できるようになっています。低く設定するとローファイでコンプレッションの効いた音、高く設定するとクリアでパンチの効いた音になります。
FEEDコントロールは、入力信号の低域の量を調節し、「入力信号の低域が強いと音の輪郭がぼやけてしまう」状態を解決します。
DYNとFEEDの間には、normal/low gain/top boostの入力ゲインを切り替えるスイッチ、BODYとTONEの間にはミッドのキャラクター切り替える3モードスイッチが搭載されています。
Diablo GH:
Gregor Hildenモデル。
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YouTube – OKKO Diablo (動画)
OKKO Diablo Gain+: Les Paul to HIWATT Custom 50 SA212:
BLACK BEAST
BLACK BEASTは、ファズのような攻撃的サウンドと音圧を持ったディストーションです。
KAPUTTコントロール:
KAPUTTコントロールは、ディストーションの倍音構成をプレーンなハーモニックディストーションから、毛羽立つようなファズトーンへと変化させるノブです。
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YouTube – OKKO BLACK BEAST (動画)
OKKO FX: BLACK BEAST Distortion/Fuzz:

ディストーションの名機 ”RAT”をさらにパワフルで過激にした音です。GAINを上げるとディストーション・サウンド、「壊れた、異状」という意味KAPUTTを上げると音がゲバ立ち、まさにファズ!と言う過激なサウンドに変化します👍
ファズ
Holy Grit
Holy Gritは、クリアでダイナミックなオーバードライブからヴィンテージのファズフェイスとトーンベンダーのようなファズサウンドが得られるペダルです。
FUZZ、LEVEL、BASS、TREBLEというシンプルなコントロールにより、エッジの効いたクリーンブーストからオーバードライブ~ビンテージアンプを限界までドライブさせたファズライクな”11サウンド”まで簡単に作ることが出来ます。
内部には低ゲインのシリコントランジスターのマッチングセットを使用しており、ゲルマニウムの温かみとシリコントランジスターのキレを見事に両立させています。
中央にはファズにはおなじみのBIAS調整用のスイッチがあり、上部側面にはバッファーのON/OFFスイッチが搭載されています。
BIAS TOGGLE:
- UP:
高ヘッドルーム設定です。最小限のファズとコンプレッション、タイトで正確なサウンドが得られます。 - MIDDLE:
「低すぎる」アンダーバイアス設定 – 汚い、バジー、ベルクロの毛羽立ちイメージの領域に入ります。楽しい設定です! - DOWN:
「ゴールデンミドル」バランスの良い設定です。
BUFFER TOGGLE(背面):
- UP:バッファーON:
スペシャルバッファーをオンにすると、シグナルチェーンのどこにでも配置できます。このバッファーモードは、少しのエッジとミックス中の存在感を与えてくれます。 - DOWN:バッファーOFF:
クラッシックなバッファー無しの状態で、ストレートにギターから直接HOLY GRIT回路に接続されます。わずかにダークで、より共鳴するトーンとギターボリュームへの良い反応が得られます。
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YouTube – OKKO Holy Grit (動画)
OKKO FX Holy Grit // Overdrive Fuzz Preamp // Guitar Pedal Demo:

フェンダーやマーシャルなど最初期のチューブアンプはボリューム上げると徐々に歪みが増し、ファズライクなサウンドになるのは有名ですが、このHoly Gritはまさにそんな特性を持ったペダルと言って良いかもしれません。
動画ではアンプがクリーンなのでやや硬めの音色ですが、クランチ設定にすることでさらに柔らかで魅力的なサウンドになるのは間違いないと思います。ファズの使い方~ジミ・ヘンドリックス ファズフェイス JH-F1レビュー
ブースター
COCAINE
COCAINEは、レコーディングスタジオでは定番のオプトカプラー回路のコンプレッサーに、EQとブースターを追加した3 in 1コンプレッサー/プリアンプです。
スムーズ&ナチュラル、低ノイズのコンプレッションサウンドに加え、TREBLE、BASSの2バンドEQに、コンプやEQの回路から独立したブーストスイッチ(ブーストノブ)を備えているので、さらに幅広い音作りが出来るようになっています。
コントール:
- SUSTAIN:
クリーンなサスティーンをコントロールします。コンプレッサー機能は、SUSTAIN とSQUASHの両コントロールで設定します。 - SQUASH:
ナチュラルなオプトコンプ・サウンドをコントロールします。最大設定でもギターやベースのアタックは損ないません。 - VOLUME:
出力レベルをコントロールします。12時の位置がユニティーゲインです。 - BOOST:
このコントロールはコンプやEQの回路からは独立しており、単独のBOOSTフットスイッチでオン/オフできます。このブースト・セクションはコンプレッサーとEQ回路の後にあるため、コンプやEQで音色を整えてからソロ用にゲイン設定してオン/オフできます。BOOSTコントロールは12時の位置でニュートラル・ゲイン(信号レベルは『0』ブーストです。)。反時計回りでタイトなベースのミッド・ブースト、時計回りでフルレンジのブーストが設定できます。 - BASS / TREBLE:
ブースト/カットできるアクティブEQです。
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YouTube – OKKO COCAINE (動画)
Okko: COCAINE Optical Compressor/Preamp (with Diablo+):

コンプの効きは深くありながらも上品です。2バンドEQも素晴らしいです。単独で使えるブースターも面白いですね。