CATALINBREAD のリバーブまとめ
アメリカはオレゴン州ポートランドのエフェクトペダルメーカーCatalinbread(カタリンブレッド)のリバーブ。
CATALINBREAD
CBX Gated Reverb
Catalinbread CBX Gated Reverbは、“ゲートリバーブ”サウンドを再現したリバーブペダルです。
ゲートリバーブとは、リバーブとノイズゲートという2つのエフェクトを組み合わせた特殊なエフェクトで、1980年代にドラムのスネアなどに使用され、リバーブで発生した残響音を、ノイズゲートでバッサリとカットすることで、アタック音はくっきりと残しつつ、その後すぐに残響音が消えていく、独特な音色を作ることができます。
仕組みは単純で、シグナルレベルが一定を下回ると、リバーブテールがノイズゲートによりカットされます。
有名なところでは、 Born in the U.S.A. のイントロのスネアにかけられているのがゲートリバーブです。
特徴:
CBX Gated Reverbには、オーバードライブできるプリアンプ、リバーブラグタイムやブレンドを調整できるコントロールにより、常時ONにしながら華やかで美しいリバーブを実現しました。
コントロール:
- lag:
元の演奏とゲートが動くまでの時間を調整します。ノブの下半分はピッキングアタックを調整するように使うことができ、上半分はスラップバックエコーのような音色を作ります。“ゲートのプリディレイ”のように考えると分かりやすいです。 - gate:
ゲートの感度を調整します。低くするとゲートを最小限に、リバーブを長くすることができます。ハイゲインシグナルを使う場合や繊細な動作を必要とする場合は高く設定します。このノブを最小にするとゲートが回路からスルーされます。 - mix:
ドライとウェットのミックスバランスです。最小にするとプリアンプを通ったドライシグナルのみとなり、最大にするとリバーブのみの音になります。 - verb:
リバーブの長さを調整します。これはゲートと関係なく、リバーブ自体の長さを調整するものです。低くするとマイルドなリバーブに、高くすると倍音豊かなリバーブになります。 - pre:
プリアンプレベルの調整です。 - 内部スイッチ:
トゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えます。バッファードバイパス時はトレイルがONになります。
※GAINという文字も見えますので歪み量の調整も可能なのかもしれません。
18V動作も可能:
18Vで動作させるとヘッドルームが広くなります。電池はお使いになれません。
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YouTube | CATALINBREAD CBX Gated Reverb (動画)
Catalinbread: CBX Gated Reverb:
SINKHOLE
Catalinbread SINKHOLEは、倍音豊かなホールリバーブとモジュレーション(コーラス)を組み合わせ、幻想的な効果を得ることができるリバーブエフェクターです。
コントロール:
- FDBCK:
コーラス回路のフィードバック量の調整と、コーラス自体の深さを調整します。 - MIX:
ウェットシグナルとドライシグナルのバランスを調整します。 - MOD:
コーラスモジュレーションスピードを調整します。最小にするとLFOがかろうじて認識できる程度の速度まで遅くなります。高く設定すると劇的な効果となります。 - VERB:
リバーブのディケイタイムを調整します。最大にすると無限大に近いサステインとなります。 - VOL:
オンボードプリアンプのゲインレベルを調整します。リバーブの有無に関わらず、上質なクリーンブーストとして使うことができます。
内部スイッチ:
内部にあるスライドスイッチでトゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えることができます。トゥルーバイパス(T.B.)ではエフェクトバイパス時に即座にリバーブがカットされ、バッファードバイパス(BUFF.)ではエフェクトをバイパスにしても最後の残響が残ります。
18V動作も可能:
18Vで動作させるとヘッドルームが広くなります。電池はお使いになれません。
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YouTube | CATALINBREAD SINKHOLE (動画)
Catalinbread: SINKHOLE Ethereal Modulated Reverb:
TALISMAN
Talismanは、70年代のレコーディングで使用されたプレートリバーブエミュレーター。
伝説のプレートリバーブEMT140の音色を研究し製作されています。
内部のスイッチでトゥルーバイパス/バッファードバイパスの切替可能。
電源はスタンダードなセンターマイナスDC9V〜18Vアダプターで駆動します。
電池はお使いになれません。
コントロール:
- HIGH PASS:リバーブシグナルのローをカットします。
- TIME:リバーブの減衰時間を調整します。
- PRE DELAY:リバーブがかかり始めるまでの時間を調整します。
- MIX:原音とリバーブエフェクトのバランスを調整します。
- VOL:音量を調整します。
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YouTube | CATALINBREAD TALISMAN (動画)
Riff and Run: Catalinbread Talisman Plate Reverb Demo:
Soft Focus Reverb
Soft Focus Reverbは、1989年から1992年ごろにかけて発売されていたヤマハのハーフラックマルチ“FX500”のSoft Focusパッチをルーツとしたシューゲイザーなペダルです。
“FX500”のSoft Focusパッチは、Slowdiveのセカンドアルバム“Souvlaki”など、90年代初期のシューゲイザーバンドに広く使用されました。
コントロール;
- SYMPH:オクターブボリュームを調整します。
- MOD:コーラスのスピードを調整します。
- VERB:リバーブパスの長さを調整します。
- MIX:ドライ・ウェットバランスを調整します。
- VOL:音量を調整します。
内部スイッチでトゥルーバイパスとバッファードバイパス(トレイル)を切り替えることができます。
GAINの文字も見えます。
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YouTube | CATALINBREAD Soft Focus Reverb (動画)
Catalinbread: SOFT FOCUS Reverb:
Soft Focus Reverbを簡単にいうなら、プレートリバーブにコーラスやアッパーオクターブをプラスした幻想的でシンセサイザーのような効果を持つペダルですね。
Cloak
Catalinbread Cloakは、最高峰のルームスタイルリバーブにシマー効果を加えることが出来るリバーブペダル。
シマーとはリバーブの残響音にオクターブ上の音を加えることでより幻想的なリバーブ効果を生み出す機能です。
コントロール:
- ROOM SIZE:
リバーブの長さとゲインを同時に調整し、自然に空間的な広がり、大きさを調整します。 - MIX:
アウトプット内のドライシグナルを100%~0%まで調整します。 - HIGH CUT:
リバーブシグナルの高調波を調整し、特にSHIMMERを高くした際の高域をなめらかにします。 - SHIMMER:
ルームリバーブにシマーを加えます。反時計回り最小ではシマーは加わらず、豊かなルームリバーブとなり、時計回り最大ではハーモニックで豊かなシマーリバーブとなります。
内部には、残響音が残るトレイルモード(バッファードバイパス)と、バイパス時にプリアンプを通らずすべての残響がカットされるトゥルーバイパスの切り替え、Gainの調整を行うトリムポットが内蔵されています。
※電池の使用は不可、電源はスタンダードなセンターマイナスDC9-18Vアダプターで駆動が可能です。
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YouTube | CATALINBREAD Cloak (動画)
Catalinbread: CLOAK Reverb & Shimmer:
TOPANGA
Catalinbread Topangaは、伝説の Fender 6G15スプリングリバーブユニットをベースに開発したリバーブペダル。
6G15の持つドリップ、フラター、クラック、クラング、そして真空管のスプラッシュ、スプリングの響きまで、すべての要素をコンパクトペダルに納めました。
電源はスタンダードなセンターマイナスDC9V〜18Vアダプターで駆動します。
電池はお使いになれません。
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YouTube | CATALINBREAD TOPANGA (動画)
Catalinbread Topanga Spring Reverb (demo):
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