名手に学ぶスライドギター(ボトルネック奏法)

ボトルネック奏法って知っていますか。ブルースマンが良くやっている金属やガラス、陶器などで出来た筒を指にはめて指板上をスライドさせて弾く奏法のことで、独特のサウンドがカッコいいですよね。
スライドバーの種類と、スライドギターの名手たちの演奏を紹介します。
スライドギター(ボトルネック奏法)
スライドギター(ボトルネック奏法)とはこんなやつです。
【奏法テクニック】ボトルネック奏法/スライド:
スライドギター(ボトルネック奏法)はオープンチューニングと相性抜群!
スライドギター(ボトルネック奏法)は、一見簡単そうですが、(基本は)フレットに触れないのでピッチを安定させるのが意外と大変なんです。
コツはフレットの真上よりややブリッジ寄りにすることでしょうかね>あくまでもイメージです。
スライドギター(ボトルネック奏法)で有名な曲は沢山ありますがとりあえずこれ。
Fleetwood mac shake your moneymaker:
こんなのをカッコよく弾きこなしたいですよね、、、と思ったら、
この曲はE B E G# B E(6→1)のオープンEチューニングで、オープンチューニングにするととても簡単で弾きやすくなります👍
オープンチューニングとは
オープンチューニングにも色々ありますが、キース・リチャーズで有名な「オープンG」というのもありますね。
オープンチューニングとは文字通り開放をじゃら~~~んと弾くと、EなりGなりのコードになるチューニング方法で、曲によっては人差し指だけで弾けちゃうんですよ。
人差し指だけで弾けるということは、金属やガラスのバーをはめて弾くボトルネック奏法には最適なのです。
スライドバーの種類
スライドバーには種類があり、材質や素材の厚みによりかなり音色が変わります。
- ガラス製:金属製に比べ柔らかくマイルドな音。
- ステンレス製:ブライトですが、隣のブラスと比べるとやや重厚感のある音。
- ブラス製:中央にあるのは薄めのブラス製ですが、私のコレクションの中では軽やかな音で最も好き。
- 陶器製:重さのせいでしょうか?ややつまった感じの音がしますがこれも悪くない。
スライドギター(ボトルネック奏法)の名手達
スライドギター(ボトルネック奏法)の名手を挙げればきりがないですが、ロック系でいまパッと思いついたギタリストはこちら。
デュアン・オールマン
The Allman Brothers Band – Statesboro Blues:
言わずとしれたスライドの名手デュアン・オールマン。
デレク・トラックス
DEREK TRUCKS AMAZING SOLOS COMPILATION:
デュアン・オールマンの再来と言われるデレク・トラックス。SGはプレーン弦の音が太いのでスライドギターに最適だと思います。
ジェフ・ベック
Jeff Beck Group – Definitely Maybe:
ジェフ・ベックはヤードバーズ時代からスライドを披露していますがこの泣きのスライドは必聴。ワウも使っていますね👍
リッチー・ブラックモア
Rainbow – Vielleicht Das Nachste Mal:
リッチー・ブラックモアにスライドというイメージはあまりないですかが、よく聴くと所々で使っていたりします。
この曲では前半をスライドでプレーしています。
ジョー・ペリー
Aerosmith – Let The Music Do The Talking:
ジョー・ペリーもスライド・ギターの名手と言って良いでしょう。
スライドバーはこちらで購入できます
定番のブラスやステンレス、ウォームなサウンドが特徴のガラス製など種類がありますので色々試してみましょう。
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スライド用エクステンションナット
✅SCUD ( スカッド ) / F-3303:
スライドプレイは弦高が高めのほうがやりやすいので、専用のギターを用意したり、弦高を上げることの出来るこの専用エクステンションナットを使うのがおすすめ。
ナットの上に置くだけでスライドプレイに適した弦高にすることが出来ます。
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