WARM AUDIOは、アメリカのブティックブランド「Dirty Boy Pedals」とのコラボレーションによるエフェクター「Dirty Boy Jr.」シリーズを発売しました。
ラインナップはOverdrive Preamp、Fuzz、Boosterの3機種。

それぞれDirty Boyの人気モデルをベースとしたモデルで、ヴィンテージライクなサウンドと現代的な使いやすさを両立しています。詳しく見てみましょう。
Dirty Boy Jr.とは
Dirty Boy Jr.シリーズは、WARM AUDIOとアメリカのブティック系ギターエフェクターブランドDirty Boyのコラボモデルです。

Dirty Boyを調べてみると、創業者は元ポイズンのギタリストであるブルース・サセラノ(Blues Saraceno)氏の父親であるアレックス・サセラノ(Alex Saraceno)氏。
主に歪み系がラインナップされていますが、息子のためにデザインしたクラシックアンプがベースのオーバードライブ「Preamp」や、ファズ「AFRO FUZZ」、ブースター「BALL BUSTER」などがラインナップされ、愛用者にはブルース・サセラノ氏をはじめ、ジャーニーのニール・ショーン氏や、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテ氏などもいるそう。
現オーナーは、エンジニア、音楽監督、セッションギタリストという肩書きを持つDanny Gomez氏です。
Dirty Boy Jr.シリーズのラインナップ
Dirty Boy Jr.シリーズは、WARM AUDIOとDirty Boyがタッグを組み、量産モデルとして展開するシリーズで、3種のペダルがラインナップされています。
Dirty Boy Jr. Overdrive Preamp

Dirty Boy Jr. Overdrive Preampは、Dirty Boy の「Preamp」をベースにした、ヴィンテージアンプのようなレスポンスを再現したオーバードライブ/プリアンプです。
独自のオールアナログT.A.E.(Tube Amp Emulation)技術によるタッチセンシビティと真空管アンプのようなハーモニクス、ギターのボリュームによる追従性を持っています。
Gain、Tone、Volumeのコントロールに加え、アンプの電圧変化を再現するVariacコントロールを搭載し、クリーンブーストからヴィンテージアンプのようなブレイクアップ、濃厚なオーバードライブまで幅広く音作りが可能です。
スピーカーエミュレーション・アウトも備え、通常のオーバードライブとしてだけではなく、ミキサーやオーディオインターフェース、PAシステムなどに直接出力可能です。
Dirty Boy Jr. Overdrive Product Deep Dive & Demo | Warm Audio x Dirty Boy Pedals Collaboration:
いわゆるチューブスクリーマーなどのオーバードライブとは一線を画すペダルです。エッジの効いたサウンドは、アンプライクですが、Variacコントロールを中ほどにすると、ややミッドが出てくるのが分かります。
Dirty Boy Jr. Fuzz

Dirty Boy Jr. Fuzzは、Fuzz Faceをベースに独自のアレンジを加えたヴィンテージスタイルのファズペダルです。
Dirty Boy Pedalsの人気モデル「Afro Fuzz」の回路をコンパクトなペダルボード向けに再構築し、豊かなサステインとタッチセンシティブなレスポンスを実現します。
VolumeとFuzzに加え、6段階の「Frequencyセレクター」を搭載し、太くローエンドの効いたファズサウンドから、鋭く切れ味のあるオクターブファズのような質感まで幅広く音色を調整できます。
オールアナログ回路、トゥルーバイパス採用。
Dirty Boy Jr. Fuzz Product Deep Dive & Demo | Warm Audio x Dirty Boy Pedals Collaboration:
Dirty Boy Jr. Fuzzは、ファズフェイスがベースとありますが、ファズフェイスのようなブーミーな感じがなく扱いやすそうです。オクターブファズのモードのような質感もあります。
ギターのボリュームを絞ることで得られる鈴鳴りクリーンは特に素晴らしいと感じます。
Dirty Boy Jr. Booster

Dirty Boy Jr. Boosterは、Dirty Boy Pedalsの「Ball Buster」の回路を再現した、ヴィンテージライクなブースターです。最大10dBのハイヘッドルーム・ブーストに対応し、タッチセンシビティに優れたダイナミックなレスポンスを実現します。
ゲインを上げることで、ブリティッシュ系アンプのような自然なブレイクアップやコンプレッション、ファズを思わせるサチュレーションへと変化します。
コントロールは、Gain、Treble、Bassに加え、低域のレスポンスを3段階で切り替えるH-M-L「Freq」スイッチを搭載し、タイトなリズムから厚みのあるリードまで幅広いサウンドメイクに対応。
オールアナログ回路とトゥルーバイパスを採用した、ヴィンテージの質感と現代的な使いやすさを兼ね備えたブースターです。
Boost, Overdrive, or Fuzz? | Warm Audio Dirty Boy Jr. Pedals:
Dirty Boy Jr. Boosterは、一般的なボリュームブースターというよりは、ファズ(トレブルブースター)のような質感を持っていますので、歯切れのよいサウンドが好きな方には良さそうです。
まとめ
Dirty Boy Jr.は、Alex Saraceno氏が設立したブティックブランド「Dirty Boy Pedals」とWARM AUDIOのコラボシリーズです。
ラインナップはオーバードライブ、ファズ、ブースターの3機種ですが、そのサウンドはどれもアンプライクで上質なサウンドです。
60年代から70年代のクラシックロックが好きな方にはとても気になるサウンドを持つペダルではないかと思います。
Dirty Boy Jr.シリーズ

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